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はてなキーワード: 竜王戦とは

2025-10-04

今日は一日竜王戦にかじりつくおじいちゃんになる

ま、竜王が勝つでしょうけど。

2025-08-09

囲碁将棋麻雀プロ

anond:20250808175616 これはよいまとめ

結局、どういう制度を作っていくか作っていくべきかという話になるので

囲碁将棋麻雀も混ぜて比較してみたらみえることもありそうだ

プロの人数

囲碁は約450人に対して将棋は171人、麻雀プロは3000人以上いるといわれている

麻雀プロ団体がいくつもあって複数に参加している人も多いから正確なところは分からない

女性囲碁が70人で麻雀は2割

競技人口

競技人口囲碁120万人、将棋460万人、麻雀500万人

そういう具合だから将棋プロ囲碁麻雀と比べて人口比で10倍以上なりにくい

選抜方法

プロ試験に対しての考え方も違う

麻雀プロルールが分かっているかなどの最低限の試験でなれるが、囲碁将棋には育成機関がある

基本収入

プロ収入に対しての考え方も違う

将棋プロは全員が食っていけるようになっているが囲碁給与と対局料だけで食えるのは一握りで麻雀給与は出ない

から囲碁麻雀プロを名乗って講師をするなどの副収入に頼って生活をしている

まとめ

 将棋囲碁麻雀
プロの人数1714503000+
女性プロ0702割
競技人口460万人120万人500万人
育成期間奨励会院生なし
収入生活保証副収入前提給与なし

そういうわけで、将棋プロの仕組みをこれからどうしたいんですかということになる

競技人口も減ってきていて先細りなのはみえているのだからプロになれば最低限食えるという状況を維持しようとしたらどんどん採用を絞って人数減らしていくしかないよね

でも、AI時代になってAIで学んだ若者が強くなっているところでそれやると、プロ棋士がアマと大差なくなっていくんじゃないの

奨励会員が竜王戦で勝ち上がっちゃったで済んでいればいいけどさ


将棋興行業からタレント商売を強化するしか基本的にないんでしょう

そうするとプロの下の方はそれだけでは食えないけどプロを名乗ってくれという囲碁プロと同じ仕組みに移行するという話だね

囲碁中国韓国との競争さらされているという事情もあるけど、正直、囲碁の仕組みのほうがよさそうにみえるよ

2025-08-08

将棋(そして囲碁の)女性棋士について語るための前提知識

観る将歴30年(観る碁歴は15年くらい)になりますよろしくお願いします。

例の件について初めに自分意見を述べておくと、「白玲通算5期のフリークラス編入には賛成。ただしアマチュア強豪(元奨励会員含む)にもアマ全国大会優勝回数等を条件に同等の門戸を開くべき。本制度の導入に伴って棋士数が増えすぎる等の懸念があるならフリークラス在籍年限の調整で対応。」です。

この話題を語るための大前提となる知識

今回話題となっている棋士編入についてだが、まず将棋棋士には大きく分けて2種類ある。「棋士」と「棋士フリークラス)」だ。

簡単に言うと、「棋士」は順位戦という全棋士の格付け的なリーグ戦に出場でき、一定の対局数(=報酬)が確約される。羽生藤井聡太はこっち。

今回案で規定を満たした女流棋士編入可能となるのは後者の「フリークラス」で、こちらは順位戦に参加不可(=対局数が確約されない)となる。

また、他棋戦で一定の成績を挙げることで順位戦へ昇級することが可能だが、これを10年以内に達成できない場合強制引退となる。いわば「時間制限付きのプロ」だ。

https://www.shogi.or.jp/match/junni/rules.html

編入した女性棋士がいきなり羽生藤井と肩を並べて戦うと思っている人もいるようだが、それはとんでもない勘違いだ。棋士フリークラス棋士は全く立場が異なる。

その大前提を踏まえた私見

で、例えば白玲通算5期を獲得してフリークラス編入した女性一定の成績を挙げて順位戦に昇級したのなら、彼女の実力に異議を唱える人はいないだろう。

また、10年間で順位戦昇級規定を達成できず強制引退になったのなら、それは正しく実力主義の結果だ。

まり、今回の案はフリークラスを実力を見極める場として位置付ける施策だと思う。

加えて私はアマチュア強豪(元奨励会員含む)にも同様にフリークラスで戦う機会が与えられるべきだと思う。

そもそも棋士になる時点で実力主義に則るべきでは?」という意見理解できるが、私の意見そもそも現状の奨励会ベース棋士採用枠が少なすぎるという点に端を発している。

現状のアマチュア全国大会を見ても元奨励会員たちの活躍が目覚ましく、フリークラス編入しても十分戦えるレベルプレイヤー複数いると感じる。

また女流棋士に関しても、西山福間旧姓里見)らトップ女流は現役棋士に対してこれまでに十分な勝ち星を挙げてきた。トップ女流証明として白玲通算5期は決して軽くない。

「白玲通算5期」というのは所謂クイーン称号」という各タイトルごとにある名誉称号のことだが、参考として1990年以降クイーン称号を達成した女流棋士わずか5人(林葉・中井清水里見西山しかいない。

更に白玲戦は順位戦と同じ昇降級リーグ戦方式を取っているため、他のクイーン称号と比べ格段に達成が困難だ。

一部の人危惧するような、達成者が続々と現れて将棋界のレベルが格段に落ちるというような事態になるとは考えにくい。

問題女流棋士全体のレベルを維持・底上げできるか(本件で言う「担保」の話)という点だが、これについては引き続き普及や育成を頑張っていくしかない。ただ女流棋界全体の実力が確実に向上しているのは多くの棋士が認めるところだし、現状のまま少子化人口減少、棋戦メインスポンサーである新聞社の衰退を指をくわえて眺めているよりは、制度を整え順位戦への道筋を作って未来の才能に懸ける方が希望はあるだろう。

現状の編入試験制度ではダメなのか?

編入試験制度の導入は将棋界としては大きな前進だったが、正直言ってこれも厳しすぎると感じている。

「対棋士10勝以上かつ勝率6割5分を挙げた上で三段リーグ抜けたてピチピチの四段5人と3先」は三段上位、何なら平均的な棋力の現役棋士でも困難だろうし、三段リーグの18局と比べると編入試験の5局は判断材料として少なすぎる。公式戦の棋譜を大量に研究される女流棋士なら尚更だ。

奨励会経験なしで突破した小山四段が特異点すぎる)

よって、強制引退のあるフリークラス枠を拡大し準棋士程度の扱いにすることで、より長い目で実力あるプレイヤーを見出す方が良いと考えている。

要するに、アマチュア強豪・女流強豪・奨励会三段と「棋士」との間にフリークラス棋士というバッファを設けようというのが私の意見だ。

既存奨励会の扱いはどうする?

個人的には三段リーグの昇段枠を広げたいが、難しいなら次点付与条件を増やす施策だけでも取れないかと考えている。今期竜王戦山下三段のように奨励会員が棋戦本戦まで勝ち上がるなど、下が詰まっているのは明白。下の詰まり女性棋士への道のりを更に困難にしている面もあるだろう。

そもそも奨励会男女平等なのでは?

機会均等という意味ではそうだし、かつては私もそう思っていたが、現状圧倒的に男性多数の環境1020代女性が十全にパフォーマンスを発揮できるかは疑問が残る。

女流棋士から奨励会各段級へ編入する制度も作られたが、女流棋戦とのスケジュール両立や公式戦の棋譜が残って研究されやすいなど不利な要素は払拭しきれない、というのが今の私の意見

では女流棋士なんてなくしたらよいのでは?

それをやったら最後、本当に女性棋士誕生の目は消失する。女流棋士存在がどれだけ多くの女性への普及に貢献したかがあまりにも過小評価されている。

よって女流棋士をなくすことはできない。だが奨励会コースの不利も払拭しきれない。ならばそれ以外のコースを緩和しよう。実力不足ならフリークラスというバッファで選別しよう、という理屈。たとえ先人がバッファを抜けられなかったとしても、その姿を見て研鑽した人が後に続くと信じて。

この編入案にはスポンサー意向があるよね?

まあそれは普通にある。スポンサーというかヒューリックね。

ヒューリック会長将棋好きな縁でCSRとして各種プロ棋戦やアマ大会主催・協賛していて、千駄ヶ谷の新将棋会館はヒューリックビルに入居している。

そして白玲戦の主催者として賞金を大幅増額した上での今回のクイーン白玲編入案なので、まあ彼らの意向が入ってないわけがない。

ただその案が棋士総会で可決されたという事実も重くて、人口減少が顕著な中で女性プレイヤーも増やさなければ将棋界は早晩先細りしていくだけという危機感当事者棋士女流棋士たちも共有しているところではあると思う。

囲碁界には女性棋士がいますよね?違いは何ですか?

実を言うと女性棋士について今回の将棋のような「優遇制度」を取っているのが囲碁界。

日本棋院を例に挙げると、毎年の「正棋士採用に加え「女流特別採用棋士」という女性枠がある。これは女性のみの総当たり戦で決められ、将棋三段リーグのような男女混合の選別を経ることなプロになれる。加えて2018年からは「女流特別採用推薦棋士」という推薦枠も作られた。今の多くの女性囲碁棋士はこれらの女性からデビューしている。

一般枠を勝ち取った女性棋士もいるが、その数はこれまでにわずか4人。この手の話題になると「囲碁は男女差がない」と言う人が少なくないが、実際のところ将棋よりは差が小さいもの普通にゴリゴリ男女差はある。(ちなみにチェスゴリゴリ男女差ある)

そうして女性枠で入段した人の成績が振るわないケースも珍しくないし、女性枠の棋士は対局料や給与も正棋士より低い(何度か昇段を重ねてようやく正棋士になれる)。

ここまで読んでもまだ「囲碁男女平等」と言えるのであれば、あなたと私とでは少し平等定義が異なるかもしれない。

ただ、そういう「女性枠」で入段した棋士たちの中から近年藤沢里菜(若鯉戦で女性初の優勝)や上野愛咲美(竜星戦女性初の決勝進出新人王戦で女性初の優勝)ら逸材が現れているのも事実

将棋に関しても、挑戦する機会を今よりも増やすことが女性プレイヤーの成長・発見に繋がると思っている。

藤沢里菜囲碁界のサラブレッドなのでここで挙げるのはちょっと違うかもしれないが)

AIで男女差縮まってないの?

まあ昔は女性棋士奨励会員の研究会に参加しづらかったりそういう格差はあったと聞くけど、その頃に比べたら研究環境格差は縮まっていると思う。

ただ、人間と実際に盤を挟んで何局も指すという実戦経験AIでは補填できないものから、そんなに単純な話でもないと思う。

この辺の空気感が変わってきているのは遠山六段のコラムから垣間見える。

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/061ebf2664a536eb2417e5097468dc4a772f4af8

今のトップ女流棋士ってどんなもんなん?やれんの?

じゃあ現女流棋界の2トップを張る西山福間の、一般棋戦女流参加枠での直近5年の戦績を http://kishibetsu.com/ で見てみよか。(更新再開ありがとうございます

これはNHK杯女流予選の勝敗も含まれるしあくま参考記録だけど、対局相手レベルフリークラス編入した場合マッチングとさほど変わらないはず。

西山

年度勝敗
2020年13勝9敗
2021年8勝8敗
2022年3勝9敗
2023年10勝7敗
2024年9勝7敗

43勝40敗(0.518)

福間旧姓里見

年度勝敗
2020年6勝8敗
2021年10勝7敗
2022年1110
2023年6勝9敗
2024年4勝3敗(出産に伴う不戦敗2を除く)

27勝37敗(0.422)

追記:すまん集計間違えてた!

正しくは37勝37敗(0.500)や!

勝率5割と十分戦えてはいるが、フリークラス脱出にはもうひと頑張り必要になってくる。とはいえ実現不可能ラインでもない。西山さんはそれなりに可能性があるけど福間さんは結構大変かなといった印象。

ただフリクラになると参加可能棋戦が増えるのでスケジュール的に女流棋戦との両立が課題になりそうかな…。

この辺の女流棋戦と一般棋戦の両立の難しさを以前からどうにかできないかと思っているのだが、なかなか良いアイデアが浮かばない。女流棋戦でフリクラシード枠でも作る?

しか彼女たちが一般棋戦でも普通に勝つようになっていちいちニュースにならなくなったな。何しろ今の女流棋界は元奨励会三段が3人いるからね(福間西山・中七海女流三段)。隔世の感がある。

昔は清水会長が一発入れるだけで大いに盛り上がったもんじゃ…ホッホッホッ(観る将老人)

一旦おわり まとめ

・今の将棋界、下が詰まってんねん

順位戦の参加枠を増やせないならフリークラス枠を緩めよう

クイーン白玲ってそんなにホイホイ出るもんじゃない

クイーン白玲だけでなくアマチュア強豪にもフリクラチャレンジの機会を作ろう

フリークラスバッファにして奨励会で掬いきれない才能を見出そう

・私が30年愛した将棋安易な男女対立煽りおもちゃにされることについては極めて遺憾でありf*ckの意を表明しま

以上

イチ将棋ファンが、「藤井七冠が羽生会長面前で「女流棋士制度」に苦言」の記事ブコメコメントしていくよ

藤井七冠が羽生会長面前で「女流棋士制度」に苦言」 という記事が盛り上がってますね。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.dailyshincho.jp/article/2025/08070540/

イチ将棋ファンの私が、ブコメを読んで、思ったことを書いていくよ。

ちなみに私は、「とにかく将棋界は、(将棋ファンの中での話題でなく)一般世間での話題にならないと、将棋界に未来はない」と思っています人口減で、将棋人口が減るからですね。

藤井七冠の話題はもう勝っても新鮮味もないし、「女性棋士誕生」は、一般世間向けに話題になる。うまくいけば、女子将棋を始めてくれる子も増えるでしょう。

なので、基本的に今回の「白玲5期でプロ入り」の制度(白玲5期制度、とこれからは書きます)、および話題作りには、個人的には賛成派です。

「ほかのプロ入りをかけて戦っている男性奨励会員を差し置いて、プロ入りさせるのはどうか」というもっともな意見もわかります

そもそも女流棋士制度自体女性優遇制度なのに、さら女性優遇する制度を作るのか」という意見もわかります

それらの意見もふまえたうえで、私は今回の白玲5期制度に賛成します。

なぜなら、プロ将棋は、まず興行から

興行なので、「今以上に女性ファンを増やしたいから、女性リーチしたい。」と考えたときに、女性棋士誕生させたい、と考えるのはごく自然なことだと思うからです。

弱い人が将棋棋士になっても見向きもされない、という意見はありますが、「女流二強」の福間西山は、すでにベテラン中堅(つまりロートル)の男性棋士より実力があります

ただ、前回のプロ編入試験では、プロ編入試験試験である若手四段たちに勝ちきれませんでした。ロートルよりも若手の方が、実力が高いのは、将棋界も同じです。

まり里見西山は、今、仮にプロ入りしても、「そこそこの成績は残せる見込みがある(ベテラン勢には勝てそうだから)」わけです。

ただ、「基本、年間4人しかプロになれない」というプロ入りの壁が異様に高いだけです。

なので、興行の面の観点から、強い女性に限って(現状、白玲5期制度にかなう女流棋士は、福間西山と、次点で中の3人のみでしょう)、下駄をはかせてこの「プロ入りの壁を低くする」のもありなのではないか、と私は考えます

「ほかのプロ入りをかけて戦っている男性奨励会員を差し置いて、プロ入りさせるのはどうか」という話に対しては、三段リーグの四段昇段者(プロ入りのこと)枠を増やす、それで将棋界全体が食えなくなってしま懸念があるなら、下位棋士引退条件を厳しくする、といった改革必要だと私は思いますが、これは今回の「女流棋士制度」とは別の話になると思います

さて、ここからは、気になったブコメコメントします。

>graynora 女性棋士昇格も課題多いが、C級2組の下位ベテラン棋士三段リーグトップ争いの若手棋士予備軍の棋力が完全に逆転している気がする件については改革されることなく終わるのだろうか…。

 下位棋士引退条件を厳しくする、という「自分たちの身を切る改革」を提案する棋士は、出てこないでしょう。残念ながら。

>Kanemori プロの平均と比べて、女流は弱すぎる。不利な作戦である振飛車だらけ。想像しかないが、「角換り」に代表される、プロとしての基本の戦型を、早い段階で教えられずに、棋力がスポイルされてる疑いがある。

 将棋界に詳しくない人ですね。「女流は弱すぎる」こともないです。「現在女流棋士の平均は、プロ棋士よりはやや弱いくらい」だと思いますAI研究やすくなった影響はあります

 「不利な作戦である振飛車だらけ」これも間違いでしょう。居飛車振り飛車はみたところ半々くらいでは?ちなみに、振り飛車にすると「評価値」が1%ほど下がりますが、人間は「絶対ミスする」ので、それで勝敗は決まりません。AI同士の対局だと影響が出ますが。

 「「「「角換り」に代表される、プロとしての基本の戦型を、早い段階で教えられずに、棋力がスポイルされてる疑い」これもないですね。単に個人の棋力の差が出てるだけ。

>chopapapa 「里見西山を特例でプロします」の方がまだ納得感がある。この2人いなくなった女流で白玲5期取っても本当にプロと言える棋力なのか?

 実は私も、 「里見西山を特例でプロします」でいいと思っています。「優遇じゃなくて、制度上勝ち残ってプロ入りしました」というタテマエがほしいのでしょうね。

>tomiyai 白玲5期できるなら女流トップブトップだし若ければフリークラスでやる棋力はあるだろう…がその前に編入試験に挑戦してるだろうからそっちで受かってほしい気持ちはある。

 そのとおり。

>pwkwk 将棋人口における女性割合は本当に少ないし、将棋界の将来を憂いた羽生さんの会長としての置き土産藤井七冠もいずれその立場に立たされる時に分かるのでは。

 羽生さんと、ヒューリック会長女流棋界の一大スポンサー)の目の黒いうちに、女流棋士誕生させたい、という意気込みは感じますね。

>mr_yamada 個人的には女流のフリクラ編入なら棋力が足りないなら、食えなくなるだけなので問題ないと思ってる。

 そのとおり。ただし、女流棋士とは兼業可能なので、プロ棋士で成績が残せなくても、女流棋士で圧倒的に稼げる。

>aga_aga 羽生巨人の肩を過大評価している。将棋人口を増やすならそもそも求められているハードル年収を下げることすら考慮せねばならず、それで棋界と棋士生活が持たないならそれが時代要請だということだろう。

 ぜひ三段リーグの昇段枠を増やす改革をしてほしいですね。

>emanontan 女流棋士なんて凄いと思ってる将棋ファンは一人もいない 女子枠のプロも同様の扱いになるだけでしょう 抜け道から入りたいなら好きにすれば良い

 昔の将棋ファンには「女流棋士は弱い」という認識の人は結構ますね。棋譜を並べてみればわかりますが、今は「トップ層の女流棋士なら」全然そんなことはないです。AI研究環境は整っているので。

>nobori_lupin こういう制度棋士になると、マスコミ対応広報活動が増えて棋力伸ばす時間が減ることを懸念するなあ。女性活躍してもらいたいなら、サポート体制に力を入れた方がいいんじゃないか。

 優勝賞金を狙える超トップ棋士以外は、皆、普及活動はやっていると思います

>golotan 理屈の上では三段リーグ相当の実力者に一度も勝たなくてもプロになれてしまうというのは、実力を測る上で問題だとは思っていたが。奨励会3段在籍経験などの条件を追加するべきでは

 それも一案だと思います

>umarukun 女性下駄を履かせる制度だと思うけど、それでも普及が必要であるという判断なのかな。

 そうです。

>shoutarouchan 今からクイーン白玲になれるぐらいの棋力がある人なら、普通に棋戦に参加したら4割5割は勝つんじゃないかな、それぐらい女流棋士の上の方は強いでしょ

 3~5割くらいじゃないかと思います

>shibainu1969 「こいつを特例で救うなら、あいつを特例で救ってくれ」という「あいつ」が数多くいるであろう将棋界。「あいつ」はかつての仲間で、自分が上がったために将棋界を去っている。反対する気持ちも分かる。

 私も分かります。四段昇段枠は増やしてほしいですね。これとは別案件

>rohizuya 最初期は女子棋士と陰口を叩かれる覚悟必要か…4段になれなかった人からの妬みもあるだろうし。

 そうですね。これは仕方ないかも。

>satomi_hanten 今の編入試験ハードルが少し高過ぎる気はするが、現実女流タイトル保持者が四段以上担保されてるかというと疑問なので内心ではみんなそう思ってるでしょ。ビジネス優先するかどうかの話になる。

 私には、ビジネスを優先するしか将棋界の未来はないように思われます

>behuckleberry02 奨励会を勝ち抜くのと女流タイトル制圧するのは「相手棋士では無い」という点で質は近い。棋力も先人の奮闘で「奨励会三段リーグ上位」は担保されていると言える。棋力以外の障壁を取り除く新制度必要だろう。

 その通り。

>hasiduki 三段やアマチュア女流より弱いプロ棋士は全員引退ですね!!!!!!!!!

 それが一番わかりやすく、健全ですが、そうはならないでしょうね。

>shibainu46 奨励会女性門前払いしてないので、ショービジネスとしての観点からでしょ。棋力は低いことは確定だし、その枠の人と当たることで白星ボーナスになるから不公平が生まれるよね。

 そうですね。

hitac 棋力を言うのならC2のロートルはどう考えても女流トップアマトップより棋力がないんだが(年齢による衰えは当然の事)それはどう考えてるわけ?若い頃のほんの一時の棋力さえ高ければいいのか?

 将棋棋士は「一度なれれば引退しない限りは食える」ので、若い頃のほんの一時の棋力さえ高ければいいのです。衰えたら引退

>Knoa 白玲5期を取るまでの間にほぼ確実に既存編入試験基準を満たすので、編入不合格が前提となり、棋力という点では逆の意味での担保になってしまう。将来、女性棋士編入組と白玲組に格差が生まれ心配がある。

 白玲昇段組は、多くとも5年に1人しか出ない制度なので、格差が出るほど人はいないと思います

>fujifavoric この新制度の成立はフリークラス制度存在なくしては語れないのにフリークラスのフの字もない、藤井の威を借りたいだけのゴミ記事

 まあ、将棋やらない人はフリクラ制度をしらないでしょうし…

>KenKens これはホントそうなんよ。いまの西山さんとか個人を見てれば気持ちもわかるけど、じゃ将来にわたって同じ水準が得られるかでいったら微妙

 「今」強い女流がいるけど、今後出てくるかはわからないわけで。難しいですね。

>poko_pen 羽生会長女性枠を増やしたいというよりも、女流の方が新たなスポンサーが付きやすくて金も入るから忖度してる感はあるのよね。女性棋士を増やしたいのは建前だろうなと

 それはあるかも。女性棋士を増やしたいのに、嘘偽りはないでしょうけど。

>donovantree 少子化将棋人口が減っていくのはわかってるんだから女子将棋ファンを増やすのは将棋界にとっては重要な事。女性会長、新制度は将来の将棋人口を増やすための先行投資だろうと思っている。

 そのとおり。

>georgew 過渡期だろうから種々試行錯誤必要だろうけど、そもそも奨励会への女性参加を増やす方策を優先すべきではないかとふと疑問に。

 奨励会行っても、金にはならない、というかリターンが不透明なので…。奨励会に行く気概のある女流棋士も多くないですね…。

kari-ko かつては実力ある渡辺明先生がこういう差し出口をいれる役回りだった気がする。時代は移ろって藤井聡太先生に手番が回るのね。

 たしか

>chinu48cm 福間西山の二強が揃う今が例外的女流ハイレベルと言えなくもないからな。福間西山プロ棋士にすることに異論のある人はいないと思うが、レベルが低い時代が来ても女流からプロが輩出されるなら問題か。

 そうなんですよね。

>natumeuashi そもそも女流のもの必要ない。棋士希望する女性が圧倒的に少ないのだからプロに至るまでの選別で残らないのは確率的に当然のこと。筋力の様な生来能力差に基づいた制度ではなく、ただ偏見助長するだけ

 女流棋士は、特に女性への将棋普及を担ってますので。興行必要制度だと思います

>sin20xx 当然の指摘。本来あるべきは従来の編入試験への挑戦権が自動的付与される形であって自動的編入ではないのでは。この形で編入させても現実的には棋力の差が顕著になりむしろ女流制度にとってマイナスになるのでは

 将棋を見ない一般人(世間の人)は、そこまでみないと思います将棋ファンでなく、そういった世間の人にアプローチするのが大事なのだと思います

>srng 明らかに棋力が足りない棋士フリークラス編入で増えれば、フリークラス棋士棋士じゃないという扱いになっていく気がする。それでいいのだろうか

 フリクラ制度自体将棋ファンしか知らないので、それは杞憂でしょう。あとは将棋ファン次第。

>marton 調べたら、竜王戦が優勝賞金4400万で、女流の白玲戦が4000万プラス特別賞1000万で実質的女流棋士のほうが最高賞金が高くなってて驚いた。編入スポンサー意向が強そう。男の棋士連盟に金が落ちるならいいやと。

  「すべてはお金のため」でもいいとおもいます大人なんだし。

>sekiryo 女が棋士になるのは慣習で弾かれてるんじゃなくて単純に実力が足りないのは明白なので、真剣勝負やってる側からビジネスで女入れたいんですよという会長に不満は出るのは当然。下駄を履かされた女も馬鹿にされる。

 福間西山なら、実力で黙らせることもできると思います

>Y_Mokko 現実的に女流棋士からの移行がほぼ無いのは女流棋士で収まる分には引退もせずに済むからなのよね。男と同じ土俵に行ってボロ負けしたら選手生命終わりだし、女流棋士が何時までも強くならない二部リーグ化してる。

これでも、女流棋士は以前より強くなってます。まだ「二部リーグなのは否定できませんが。

>KoshianX まあ当然こう言われるわな。ただ5期防衛ともなるともう女流棋士で敵がいなさすぎるのでプロに送り込んじゃったほうがいい気もするよなあ。プロ編入試験受験資格だけではなぜダメだったのだろうねえ

 そうですね。即プロ化したいところに、スポンサー意向がある気がします。

>nemuiumen 当然の反応だわな。アンフェがどうとかじゃない。実力で評価される場所に不純物が入ってたら、全体を疑われるものね。

 将棋ファン、ないし現役プロ棋士(の反対派)が一番気にしてるのが、このことだと思います。 私は白玲5期制度に足る女流棋士の強さを信頼してますが、そうでない方もいるのはわかります

 ただ私は、一般将棋ファン以外にアプローチする方法としては最善だと思っています

>fugunokamatari 興行的には女流棋戦で十分では。むしろフリクラ脱出できず即引退女流最強でも熊坂学未満wの世評になる、女流棋戦の価値毀損リスクが高い。確実にそうならん実力があると言うなら、あなた主観ではなく戦績を出せ

その視点はありませんでした。たしかにそのリスクもあることはあるのですね。

by-king この立論ならば、YouTuberとか芸人とか外国人とかそういった棋士ファン層の拡大に繋がるだろうから、彼らのプロ入りハードルも下げるべき、となるよね。女性オンリーなら片手落ち議論と思う。

 なるほど。外国人棋士プロ入りハードルが下がる未来も来るかも?笑

>taiyousunsun 実力足りてないと誰にとっても良くないのは共通認識なんだと思う。あとはその実力を何で担保するのかという話で、藤井さんの懸念は真っ当だという感想

 まったくそのとおりですね。

>poko_pen 奨励会駄目なら男はアマチュアのみ、女は女流を選べ「逃げ道」があり、必死さが足りないとは言われてるのよ。本気で女性棋士を増やしたいのなら女流制度が足を引っ張っているのよ。まずは男女不均衡を無くさないと

 その側面はあるとはおもいますが、女流棋士制度がないと、実際は「プロ女性」は皆無になるでしょうね。

>toronei 微妙興行として客寄せパンダ必要無視拒否するのもナイーヴだけど、、そこに頼りすぎるのは興行として微妙になりがちで、女性プロ誕生下駄履かせるのは、後者に寄り過ぎなように思う。

 将棋界(将棋連盟)は、「あらた女性棋士誕生した」という事実が、一般世間向けにほしいだけだと思います。「(女性を入れることによっての)興行としての出来不出来」はそこまで求めてないのではないでは?と推察しています

2025-08-07

うおー!佐々木勇気勝利だー!

竜王戦2年連続挑戦!

いけーっ!2日制の藤井聡太を打ち破れー!

指宿砂の女神も微笑んでる!

2025-06-25

山下三段の竜王戦ドリームならず

残念

でも彼はまだ16歳

プロ入りはほぼ確実だし、実力をつけて必ずタイトル挑戦までは果たすと思う

それを待ちたい

それにしても振り飛車の完勝譜やったねぇ

もうみててニヤァニヤァしてしまいました

同じく四間飛車党の井出五段も関西で対局してたけど

途中まで良かったけど逆転喰らっちゃったね

ありゃ悔しいなぁ

2025-03-07

羽生九段佐藤康光九段より先にB2に落ちる

今年度負け越してるからしょうがないとはいえ、悲しいですな。

来季羽生B2永世称号たくさん持ってるから棋戦シードはされるでしょうが、正直タイトルは期待できない。

とはいえ

公務から解放された佐藤の粘り腰凄い!!A級陥落戦線佐藤最後まで粘ったから、6時間適性あるんでしょうな。

来季B1は服部慎一郎七段、青嶋未来七段、伊藤叡王が来ますし!若いってレベルじゃねえ!

そういえば先日、竜王戦5組に史上初のノンプロデビューした山下数毅三段(たしか16歳?)は初戦で藤本渚五段相手勝利!!!

詰将棋解答選手権も楽しみですな!

将棋界はまだまだ明るいですぞ

2025-02-18

コミック派なのでいま、龍と苺を読んだ

竜王戦とじいさんが気になるので、連載の情報シャットアウト

驚愕の新展開」?

ふーん。まあ新展開はじまるだろうね。それより竜王戦どうなったかなあ。

 

えええええ驚愕の新展開いいいいいいいいいいい

2024-10-23

ドラクエにわかファンになった

今度出るドラクエ3リマスター話題を見かけて、そういえばドラクエって5くらいしかやったことがないなと思って、やってみた。いまだとほとんどスマホでできるんだね。3はリマスターが出るわけだから後回しで、1、2、4、5、6、7を一気にやった。スマホ版だと4から仲間会話があった。

1は意外と親切に行き先とか教えてくれるし、プレイやすくて面白かった。仲間がいないというのが逆に新鮮で、竜王戦で1ターン分回復タイミングを読み違えて負けたのは悔しかった。

2はあんまり親切ではなく、行き先がわからないことが多くて難しかった。敵の強さは調整が入って難易度も下がってるらしいけど、ロンダルキアはなかなか抜けられなくてきつかった。落とし穴スマホ操作の相性の悪さもあって、まっすぐ進みたいのに足を滑らせるというのが頻発。役立たずと聞いていたサマル王子は、トラマナをしたり地味だけど必須仕事をしてくれて、個人的には好印象。頑張ってる。

4はキャラが立ってて面白いね。仲間会話を見てるとアリーナがもはや新しい戦士に会うたびに手合わせを望む戦闘狂みたいになってた。マーニャカジノに行くたびにギャンブルしたがるし、クリフトミネアの胃が心配

5はデボラがいるのを初めて見たのだけど、結構いいキャラで、どこかに行くたびに話しかけてはしもべ扱いされるのが楽しくて、離脱期間がかなり寂しかった。あと改めてプレイして、本当にストーリーがよくできてると感じた。子供時代ちょっとした冒険が何一つ決して無駄にはならず、最後に繋がっていくのがいい。5主人公は少しセリフがあったり、仲間会話で子供たちから「お父さん、泣かないで」などと言われたり、プレイヤー自身投影でなく独立主人公という感覚が強かった。

6もストーリーがよかったな。弱い弱いと聞いていたバーバラを気に入って一度も馬車にも入れずパーティで使い続けてたのだけど、そうしたらラストがかなり切なく感じて、スタッフロール後のやり取りで笑顔になってしまった。主人公ハッサンミレーユバーバラエピソード物語にかなりしっかり組み込まれてるから、この四人の物語という印象が強くて、ミレーユと密接な関係テリーはともかく、チャモロアモスは印象に残りにくかったのが残念といえば残念。あとストーンビーストムドーがやたらと強かった。ストーンビーストは本当に、なんなんあれ?設定ミスとかじゃないの?

7はファンの評判は芳しくなさそうだけど、個人的には好きだな。移植版だと石板が探しやすくなっているみたいで、その辺の差もあるのかも。最初ちょっとした冒険だったのが、いくつもの場所に行き、出来事の繋がりがわかっていって、少しずつ世界の成り立ちを理解していく感じが面白かった。あと転職衣装変わるのも可愛くていい。モンスター職にするとモンスターそのままになるけど、あれも着ぐるみたいな方向だともっとよかったな。仲間の姿じゃなくなるのは寂しい。仲間会話も癖が強くて楽しかった。

8も近々やる予定。9は気になるけど今のところ移植がなさそうなんだよね。10オンラインから別枠として、11もやりたいな。

今のところ個人的評価としては、ストーリーが好きなのは6、プレイしていて楽しかったのは7かな。でも全部しっかり面白くて、さすが人気シリーズはすごいと実感したよ。

FFの方は4から1012をやったことがあるんだけど、あんまり覚えてないのも多いし、こっちもそのうちやり直そうかな。

2024-05-22

サンデーが辛くなってきた

龍と苺の竜王戦のために読んできたが、なんか新展開はよくわからないし

MAOAI小説みたいに生気の抜けた説明台詞だらけになったし

何よりみずぽろとかいう男臭いギャグ漫画がちらっと目に入るだけでも辛い

 

 ああいうの(江頭みたいな脱ぐ芸風)、子供の頃から気持ち悪いが先だって面白いと思ったことがないけど、年を経るにしたがってますます無理になってくる。

 ああいうのは腐女子フェミ)受けがいからだろうが、いつまでたってもポリコレにならないから困る。

 見たくないものを見せるなって話では同じだろと思うんだが。

 このままじゃ、ポリコレが進んだ世界は男の裸を笑う芸しかないホモソーシャル体育会系みたいな住みにくさになるだけだと思う。

 というのも、結局知的な笑いは知的な人にしか作ることも理解することも出来ないから、庶民向けのギャグは必ず過激で、誰かは目を背けたくなる表現が多くなるに決まってるからね。

 マジョリティ向けのエロも、差別的な笑いも、自虐すら「ポリコレ」でNGになって、「政治的に正しい過激さ」のゴールデンカムイみたいな男臭いギャググロばかりがはびこる世界が本当に多様だろうか。

 意識高いバカは、そもそも刺激的で単純な表現が同レベルで害(同レベルで許容されるべき)だという単純な理屈に気づかない。。

2024-03-02

龍と苺って漫画

暴力女の中二病「苺」主人公でまあ問題児なわけなんだがスクールカウンセラー爺さんが将棋させてみたらまぁ覚えがいい。

そして喧嘩上等!な気質をもってる彼女が色んな将棋プロ喧嘩売りに行く。

そこで勝っちゃったりコテンパンに負けて悔しがったりする中でアマチュアのまま竜王戦に挑む権利を獲得してしまう。

そして彼女竜王への道がスタートするのだが………

この将棋漫画主人公はド天才で作中でも頭がおかしい扱いされていて、とても現実的ではない非現実的キャラ設定だ。

もう現実藤井聡太がいるのでコイツを超えるために生まれモンスターだと言ってもいい。

しかしその反面作品将棋への真摯さは素晴らしいものがあり、

主人公人間的成長や、よくある奨励会などのリアル描写はもちろんキャラバックボーンなど個性豊かで見逃せないものがあるのだが、

とにかく真面目に1話1話コツコツと将棋対決を描いているのが印象的な漫画であり有名な3月のライオンなどは遥かに凌ぐほどの将棋描写が描かれる。

故に地味に見えがちだが明らかに派手な戦法をとる主人公に読者はどう転がるのか分からない、おそらく将棋が分からなくても試合の内容にハラハラする、そんなゲームが描かれ、駆け抜けてきた作品だった。

そう、だった。

最新話までは。

龍と苺は既にクライマックスの形相(*様相)であり、もう来週にも終わるのではないかという読者の予想を完全に超えており、今週号はなんというか…その…感想をすることを躊躇うというか…今まで見てきた真摯将棋漫画ってなんだっけって言うか…

ただ分かるのは、龍と苺の作者へのこの胸のドキドキ、ワクワク、ハラハラ主人公に感じていたもの同義であるのではないかということだ。

作者は苺なのだ。前作も似たようにぶっ飛び主人公だったし、まあ作者がぶっ飛んでるのだ。

とんでもない手を漫画というルールの枠内で使ってくる。漫画であればいいのだから

地方法はまだ見えない、見えないが実際に今週号のあと今までに無かったくらいに龍と苺の感想SNSで溢れている。

今週号の葬送のフリーレンはとっても面白くて先週から続き漫画家としての器量が垣間見える、安定してどっしりとした作品だという評価も出始めているが、そんな人たちも二言目にはこう言う。

「それで今週号の龍と苺は何事だ?」「作者は大丈夫か?」「何を見ているのか分からない」「作者は最終回という重さに勝つのか負けるのか」

まるで苺への反応と同じだ。

世間は作者が今何を食べているのか知りたがっている。

乗るしかない、このビッグウェーブに

先週号までの全話無料公開は今日までです。このタイミング、やりやがったな。間に合わないなら買ってね。

追記

作者のブログ読んだらまだクライマックスじゃないとかクライマックス空気出してみたとか言いよってコノヤローやりやがったな!受けて立つ!

2024-02-22

「ばんおう」って面白い

個人的感想だが、主人公が強いのに共感できるってのが一周回って新鮮だからなんだよね

ジャンプ作品の多くがこういった主人公を取り上げると、まず間違いなく吸血鬼としての矜持とか定命との軋轢とかをあげたり、吸血鬼らしい能力葛藤を描いちゃうんだ

そして大抵は主人公容姿や強さだけが取り柄で、それ以外に引き立てるものがなくなる

どっちかというとそういう場合は周囲の人が面白くなっていくんだよね

そんな中でばんおうの月山って、凄く応援したくなる逸材なんだよ

自身がとてつもなく強いのはわかりきっているけど、その強さへの見方も変わってくる

序盤は「長く生きてきたから強くなった」

中盤は「とにかく天才的に努力型だった」

終盤は「ただただ強い…」

と余計な情報がそぎ落とされてきて、時間という資産を食ってきた道楽から純粋強者へと勝ち上がってしまった

それでいて終始将棋への熱とプロへの羨望が尽きないという異常事態

けれど他のプロ将棋指しと比べて、たった一度しか舞台に上がれないという絶対的制限が、月山無双薄氷の上にあることを忘れさせない

そこがこの作品面白いところなんだよね

月山主人公だし竜王戦という舞台なんだから最後まで勝ち上がるのは当然の結末なわけだ

けど、ぶっちゃけ俺はここまで強いとは思っていなかった

勝つなんて当たり前なのに、なんで勝ってるんだろうと終始思わせる

けれど竜王対峙したことには一切の違和感がない

そして「こいつは竜王並の本物の強者なんだ」って誰の目にも可視化されてる

素人チャンピオン対峙するという誰にでも描ける筋書きだし最初から強いことなんてわかりきっているのに、シリーズをとおして成長と挫折を繰り返して強者として認知されていくのが、なんかすごい構成力だなって感心した

これがなろう系で同じ設定でやったとしたら、間違いなく月山性格ねじ曲がっていて無自覚強者だったよね

プロを次々と蹴散らしながら「人間なんてこんなものか」や「まあ100年後にまた自分を忘れたころに遊んでやるか」みたいなセリフが飛んでいるのが目に見える

吸血鬼ってつまらない物語にすることが簡単キャラなんだよ

本当、構成力とキャラが立ちすぎているよな

2024-01-17

anond:20240117131939

いやまあAI研究から離脱した棋士はいるけどね?

たとえば藤井聡太とか伊藤匠とかさ、序盤にあん時間使わないじゃん?

あれって要するに序盤の定跡を暗記してるわけでしょ?

ほんでその定跡は強いAIから導きだされてるわけじゃないの?

このあいだの渡辺明の出てる動画とか、序盤研究を語るやつとか知らない?

象徴なのは今年度の竜王戦第4局だけどね、「飛車位置記憶違いを起こし、取り返しがつかなくなった(https://www.yomiuri.co.jp/igoshougi/ryuoh/20231120-OYT8T50044/)」ってすげー解説だと思わない?

要するに暗記ミスって話じゃん。将棋は暗記。少なくとも序盤はそう

それがレーティング2位なんだから

中継の解説とかもさ、AI評価値見て終盤で「あれれ」とか、「この手は見えませんね」とか解説しちゃってんじゃん

王座戦第4局の逆転もさ、しばらくして永瀬拓矢も気づいたわけだけど、解説AIで気づいた話しぶりだったじゃん

でもそれをド素人のさ、駒の動かし方もわからんようなやつがしたり顔で「逆転した」とか言うわけ

意味わかんねーだろ

こっちはさ、プロに一流の、おれの知らない将棋の手の意味を教えてほしいわけ

それがさ、プロじゃなくてAIに教えてもらってんだよ

そしたら評価値があればいいじゃん、ってなっちゃうだろ

ほんで評価値にも質があるわけでさ。いい質の評価値出すやつが欲しくなんだろ

いまさらAIは弱くならないわけで。

そしたらAIをどう取り込むか、どううまく付きあっていくかが大事になるだろ?

別に「こうしないといけない」とかじゃなくてさ、AIに主導権握られて、それでしか研究でも評価配信でもコントロールできないって大丈夫か?って心配になってんだよ。こっちはさ

2023-10-28

将棋界のゾルラーク

https://anond.hatelabo.jp/20231027224113

将棋にはゾルラーク的なものがいっぱいある。猛威を振るったけど対策研究されて下火になった、あるいは陳腐化した戦法たち。

横歩取り3三角 / 横歩取り8五飛

横歩取り戦法で一時期猛威を振るった後手番の戦法。先手番が3四飛車で歩を取った後に、3三角として飛車を2筋に戻りにくくする戦法。

飛車が序盤から高いところで動くので空中戦法とも。90年代後半から2000年代タイトル戦でよく指された戦法。

佐藤天彦はこの戦法で名人になったと言っても過言ではない。

後に先手番の対策が進んで、後手番が不利になったこともあり横歩取り自体が下火になった。

居飛車穴熊

穴熊自体江戸時代からある古い戦法だけど、居飛車穴熊は意外と新しくプロが使うようになったのは1970年代

振り飛車側の振り飛車穴熊美濃囲いに対して更に硬さで対抗する戦法。

渡辺明はこの戦法と上記横歩取り戦法で若くして竜王になった。

振り飛車側も下記の藤井システムを始めとする対抗策を開発したが、それでも長いこと主流戦法だった。

振り飛車自体が指されなくなったことに加え、将棋の質自体が玉の硬さから盤面のバランスや広さが主流となったことにより下火に。

藤井システム

四間飛車の戦法。藤井システム藤井藤井九段から藤井聡太ではない。そもそも藤井聡太が生まれる前の戦法。

四間飛車本来玉を早い段階で美濃囲いなどに囲って戦うものだったけど、居飛車穴熊戦法に対抗するために四間飛車から居玉のまま美濃囲いの形に進み、角筋を使って居飛車穴熊妨害する構想。

開発者藤井猛の竜王3連覇原動力ともなったが、居飛車側の対策が進んで使われなくなった。

ゴキゲン中飛車

後手番が角道を明けたまま飛車を序盤に5筋に振る戦法。開発者近藤正和七段がいつもニコニコごきげんだったからこの名前に。

それまで振り飛車といえば角道を止めて戦うのが当たり前だったが、序盤から角交換も厭わない攻撃的な戦法で革命的だった。

この戦法の恩恵を最も受けたのは久保利明九段で、先手番の石田流とあわせてタイトル戦や順位戦での活躍原動力となった。

これも居飛車側が超速▲3七銀や超急戦など対策を開発、トップ棋士振り飛車党減少もあり下火に。

そもそも振り飛車自体ゾルラークになりつつある。

 

ちなみにこれらの戦法は、羽生会長が全盛期によく指していた。一方で藤井八冠は公式戦ではほぼ指したことがない。

AI以降の将棋ゾルラーク的な戦法開発というよりも、以下の序盤から終盤にかけて間違えないかという方向になっているので、

もうこういう画期的な戦法や新手は出てこないだろう。藤井聡太が藤井と名の付いた新手を出すことはおそらく無い。

余談だけど将棋界のクヴァールは升田幸三だと思う。

追記

藤井八冠は公式戦ではほぼ指したことがない」なんて書いたけど、対抗型の居飛車穴熊は指していて負け無しだった。

あとこれらの戦法はプロの棋戦ではゾルラークだけど、女流アマチュアではまだまだ主流戦法。

将棋ウォーズじゃゴキ中も居飛車穴熊ガンガン指されてる。アマチュアプロほど精密じゃなくて穴だらけだからね。

ただ横歩取りはあまりない。理由は難しいから。24は知らん。

2023-10-18

あなたへおすすめ人身事故当該列車 通過 ってなんだよ

おかしいだろ…!

今日見た動画

・ルイボスチャンネルダイエット動画

・NewJeansのMV数本

17歳ドライバー危険運転終身刑

クレアさんのスイカゲーム

竜王戦第2局前夜祭

カメラを見るフクロウ

池澤春菜ボイスサンプル

だぞ

人身事故要素ゼロだろうが

クソがよ

2023-08-14

anond:20230814215637

いや、伊藤六段はぶっちゃけ今一番可能性の高い棋士だと思う。

舞台竜王戦だし、藤井八冠をいきなり撃破はありえる。

2023-07-17

竜王戦の挑決、羽生vs伊藤ほとんど全員が望んでいるが

そういう時の結果が永瀬稲葉なんだよなぁ。そして稲葉が挑戦して連敗しちゃうんだ

2023-06-03

渡辺三浦の件なんてもう結論は出てるだろ

三浦不正をしているという告発をしたのは渡辺とは別の棋士

渡辺相談を受けて「不正可能性が高い」と判断した

竜王戦まで詳しい調査をしている時間はない

・もし三浦竜王になったあとに不正が発覚したらそれは冤罪よりも恐ろしいスキャンダルになる

竜王戦を守りスポンサーを守るのは当時の竜王である渡辺義務である

という状況で「疑わしきは罰せずでこのままいこう」と思える奴おる?

かに不正可能性が高い」という判断結果的には過ちだったわけで、

集団心理疑心暗鬼になって三浦を追い詰めた棋士たちは大いに反省すべきだが、

少なくとも「渡辺が負けると思ったか冤罪を吹っかけた」みたいなこと言ってる奴らはそれ以下のカスでしょ。

2023-02-07

anond:20230206113700

この件のはてなの反応、支離滅裂すぎて面白くなってくるよね。

そんなら全棋士をやるべきで羽生さんだけ抽出したのはどうして、どんな意図があって、という話になる。

ツイートでは羽生善治に続けて渡辺明の賞金総額も出してるんだけど???

https://twitter.com/mtmtlife/status/1621656188680286208

ついでに藤井聡太の対局料も挙げてるね。

https://twitter.com/mtmtlife/status/1621731061490409474

「どんな意図があって」って、そりゃ、ちょうど数日前に昨年の年間獲得賞金が発表されて、藤井聡太が1億円を達成して、羽生善治の史上最速&史上最年少記録を抜いたからでは???

https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202302030001165.html

大本ツイートを見るだけで、それがツリーになっていることもわかったはずだし、「羽生善治」でググるだけで、藤井聡太羽生善治の賞金に関する記録を抜いたこともわかる。

この程度の手間すらかけずに人を批判するの、「その指止めよう」案件すぎない?

将棋ファンライターにまでなって連盟とも繋がりがある人が下世話な金の話だけでツイートすることの残念さ。将棋ライターで名がある人だからこそお願いしただろうにこの返しの残念さ。

「下世話な金の話」って、プロ選手の獲得した賞金額が下世話な話なんですか? だったらもう高額賞金かけてタイトル戦やるのやめれば? 竜王戦の優勝賞金が4,400万円とかいう額なんだから金額も含めてエンターテイメントの一部でしょ? そりゃ子供養育費とかだったらゲスすぎるけど、プロ勝負を見て獲得賞金を気にするのはごくごく普通の楽しみ方。それをことさら批判するのは異常。

どのジャンルもそうだと思うけど、公式からあかん言われたら、すみませんってまずは下げるのが基本だと思うのよ・・後は当人同士クローズオチつけたらいい訳で。世界中見てる中で足掻いて燃料投下がまずいんよ

公式である日本将棋連盟様が獲得賞金額公表してらっしゃるんですよね~~~~~~~~~~~~~~~~。

オラッ公式様が出してる下世話なカネのランキングやぞ!>https://www.shogi.or.jp/news/2023/02/202210.html

アニメで考えてみよう! アニメ公式サイトと声優配偶者、どっちが「公式」かな? 考えるまでもない事実だよね!

2023-02-06

anond:20230206135814

将棋界なんてメディアに盛り上げてもらって新聞社を筆頭にスポンサーに金出してもらってようやく成立してるんだけどね。

興行うってチケットが膨大に売れる世界じゃなし、グッズなんてほそぼそとしたもんだし、権利ビジネスが成立するわけでもない。

連盟の会費ビジネスでもないし、茶道華道のように大量の弟子お金納めてくれるわけでもない。

まり将棋界が食っていけるも行けないも、メディアライター次第なわけ。

竜王戦の就位式なんて、やたら“賞金額が最高”を強調するけど、あれ読売新聞に“朝日名人戦より格上の棋戦”つくりましょう”と口説き落として成立したんだよな。

まりメディアライターに頼り切りなのが将棋界だよ。

あのライターあの世界では実績あるし、協会が切ることはまずないね

2023-01-20

anond:20230120132248

クライマックスシリーズはほんと下らんよな

アメリカみたいなチーム数ならわかるけど、参加枠多すぎだわ

 

かに天皇杯とか将棋竜王戦みたいにプロ以外にも門戸ひろげて、

プロの上位6チーム+社会人トップ1チーム+大学トップ1チームで8チームトーナメントとかのが面白そう

 

利益分配の問題あるから難しいんだろうけど

2023-01-08

anond:20230108011433

プロ将棋界の2023年は、藤井聡太王将羽生善治九段が挑戦する第72期王将戦挑戦手合七番勝負事実上の開幕を迎える。

1/3に上州将棋祭りやってたし順位戦竜王戦トーナメントも始まってるのだが。

何が事実上の開幕だよ。お前が考えてるのは藤井羽生のことだけでプロ将棋界には何一つ興味ないだろ。

2022-10-31

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将棋もっとがんばれ。

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