《夢見るゲルゲ》の録音である」(井上征剛「アレクサンダー・ツェムリンスキーの《夢見るゲルゲ》―現実ともうひとつの世界をめぐる歌劇」)。
アルブレヒト盤は、彼による多くの20世紀オペラの録音と同様に、独自の短縮版です。最近Capriccioレーベルから再発売されて入手が容易ですが、曲の本来の形
10-17 21:22
②短縮版:ゲルト・アルブレヒト指揮フランクフルト放送交響楽団。ヨーゼフ・プロチュカ(ゲルゲ)、ジャニス・マーティン(ゲルトラウト/王女)、ハルトムート・ヴェルカー(ハンス)、他(Capriccio)
コンロン盤は「今のところ唯一の、ツェムリンスキーの意図を可能な限りくみ取ることを目指した、
10-17 21:21
ツェムリンスキー:歌劇《夢想家ゲルゲ(夢見るゲールゲ)》(Der Traumgörge)
①ボーモント版(完全版):ジェイムズ・コンロン指揮ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団。デイヴィッド・キューブラー(ゲルゲ)、パトリシア・ラセット(ゲルトラウト)、アンドレアス・シュミット(ハンス)、他(EMI)
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10-17 21:19
「狂犬病ハ享保ノ頃江戸大阪京都ヲ始メ各地方ニ流行セシコト明ニシテ医家ノ之ニ関スル観察考査モ這辺ニ濺ガルヽニ至レリ」
と書いています。
恕翁はしかじかの薬草を服用すれば治せずといふことなしと付け加えていますが、勿論これは信ずるに足らないですね(現代の医学でも発症したら治せないので)。
10-17 12:07
三十日四十日といへば又候再発して死す酒田にて死人数を知らず同三亥年山本河内にて狼出で人をかむ一朝に二人三人死するもあり云々」〉
とあり、また田中丸治平は『狂犬病論』(吐鳳堂書店、大正6年4月)において「狂犬咬傷治方」(再刊宝暦6年)の鈴木俊民による跋文を引き、
10-17 11:50
同様の記録が種々見付かると思われます。
例えば、農商務省農務局編『本邦狂犬病ニ関スル調査』(農商務省農務局、大正10年10月)には
〈享保夢宅年代記ニヨレハ寛保二、三年(神武天皇紀元二四〇二、三年)山形県下ニ大流行アリシカ如ク「寛保二戌年夏中より犬人をかむ其疵平癒して
10-17 11:50
五十日、あるいは一年もすぎて食事絶え、犬のごとくに這ひ歩きて、死するを見る。
病つきたる犬に嚙まれたるに、諸医、薬を与へても、多く死しけり。〉
瑞龍軒恕翁「虚実雑談集」(寛延2年)巻5-10「五畿七道、犬の煩ひし事」より。
狂犬病でしょうね。享保21年と明記しているからには、史料を調べれば
10-17 10:48
〈〔引用註:享保〕二十一年、丙辰の春より、南海、畿内、さのごとく犬病みて、人に嚙みつく。食はれたる人も、日を経て死す。東海道よりつぎつぎ、己の夏のころは、東武にてもつぱら死す。また、狼、狐、狸も、そのごとく死す。牛馬も、嚙みつかれたるは死しけり。嚙まれたる人は、熱つよく、三十日、
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10-17 10:45
Author:亀井麻美
kamei asami
德田秋聲,徳田秋声,德田秋声
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