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徳田秋聲 (徳田秋声) の文学を中心につぶやきます。
― 亀井麻美 (@kameiasami) · Xより転載 ―

亀井麻美 : 2015/02/23のツイートまとめ

kameiasami

敬子をずっと思い続けていて、二人は結ばれ人も羨む幸せな家庭を築くという、取って付けたようなハッピーエンドで終ります。
『いほ子』では、前作同様子爵家の百合野が手を差伸べてくれますが、姉の伊保子はそれを拒み、妹は「可恐しいヒステリー的の婦人」となった姉の心の恢復を信じつつ祈ります。
02-23 23:50

も言わずじっと耐えているようでした。ここまでは三作とも大体同じ流れですが、その後は改作ごとに悲惨になります。
前二作では、夫が結婚前から女を囲っていたことが発覚し、その母親が姉夫婦宅の裏手で縊死したことで、遂に彼女は離縁し実家に戻ります。
『旧悪』では、子爵家次男小柳津緑也が姉の
02-23 23:50

旅立って行きます。数年後夫婦は生まれた子を連れて帰京しますが、妹は美しかった姉のあまりの窶れようを見て愕然とします。周りが忠告した通り、やがて夫は地金を現し、妻子に暴言を吐き殴る蹴るの暴力を加えるばかりか、女遊びに明け暮れているらしい。しかし姉は、我を通して一緒になった手前、不平
02-23 16:28

次のようなものです。
母を亡くした年頃の姉と幼い妹の二人姉妹がいて、ある華族の若様が姉の方に恋をしました。父親と妹は、彼の誠実さを愛して結婚を勧めますが、姉はその軟弱さを嫌い、近所に越して来ていた苦み走った相場師の男と、家族の反対を押し切って結婚し、北海道で事業を起こす夫に付いて
02-23 16:28

きのう偶々テレビを点けてたら、《月曜から夜ふかし》という番組のナレーションで、ペットロボットの仕草が「いじらしい」と言うべきところを「いじましい」と言い違えていました。原稿書く人、語る人、録音する人、編集する人、それらをチェックする人の誰一人として間違いに気付かなかったのかしら?
02-23 12:55

若い頃の徳田秋聲には、『銀行手形』→『一念』とか、『旧悪』→『いほ子』(『結婚難』で大幅に改作)とか、『二十四五』→『中年増』みたいに、書き直して再掲載した作品(要するに同一作の使い回し)が結構あります。『銀行手形』はイギリスの探偵小説の翻案で、『旧悪』も若干翻案の臭いがします。
02-23 12:27

@giantpikachuu はじめまして。ご教示ありがとうございます。その作品は存じませんでした。
02-23 09:07

@bensey_eigyo 別の題名で既出の作品であり、全集にも収録されているとの指摘が昨日のうちになされています。ご参考までに。
斎藤理生〈織田作之助の「最後の小説」?〉
http://t.co/dS9Ca2TETh
02-23 08:57

  1. 2015/02/24(火) 00:00:00|
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