とある、レストラン風なカフェのことですね。
『赤い花』の米子は、新しい恋人の磯部と「丸ビルの三共フアマシイの喫茶部」で待合わせ、一緒に銀座の「マツダランプの角」の辺りへ来たところで、磯部の婚約者の緋紗子とばったり出くわします。米子は磯部から離れ、澄ました風で緋紗子と挨拶を交わし、
03-06 21:25
「銀座の裏通りに、カフエー・リッツといふ洋食店がある。此主人をよく知つてゐる。人間としては、いゝ男であるけれど商売人としては、私の腑に落ちない点があるので、あれではうまくゆくまいと心配してゐる」
「(註)其の後不幸にして私の予想が当つて、リツツは数年を出づして滅びてしまつた」
03-06 21:15
【リッツ】
〈二人はづうと裏通りにあるリツツへ入ることにした。そこではドイツ人などの顔が多く見られた。
二人窓下の中程に席を取つた。〉
徳田秋聲『赤い花』「運命の機関」(三)より。
ここに書かれているリッツは、小林一三『私の行き方』(斗南書院、昭和11年11月)の「信用の三条件」に、
03-06 21:14
(薄氷)
我池の薄氷亀をとざしけり
(啓蟄)
水かへて啓蟄の亀覚めにけり
啓蟄の亀を洗うて歩かしむ
(皿井旭川『旭川句集』天理時報社、昭和18年11月)
03-06 18:45
アゲハチョウの一齢幼虫かと思いました😊
https://t.co/MTDDzbhm12
03-06 06:40
Author:亀井麻美
kamei asami
德田秋聲,徳田秋声,德田秋声
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