「十八円なにがしといふ勘定であつた。彼は気前を見せて、札三枚を紙入から抽出して、盆の上にのせた。」
徳田秋聲『赤い花』「女給群」(三)より。
ダンサーをやめて、銀座のカフェ「ルノアル」で働き出した米子。常連の弁護士粕谷と、同伴の建築材会社重役が女給2人を侍らせて脚のふらつくほど飲ん
02-15 23:59
「そいつあ少し可笑しいね 。貴女のハズか愛人のやうに思はれないかね。」
徳田秋聲『赤い花』「地下室のカフヱ」(六)より。
02-15 23:44
読んで貰うためでしょうね。
秋草さんの訳は予想に違わぬ素晴しいものでした。
#トラウマ文学館
02-15 22:15
「伝記的資料」の第D節(ロシア語では第г節。以上、原卓也訳より)で、原訳では「神秘的な客」とされているものです。
これが大長篇のどこに書かれているのかも、語り手の「私」が若き日のゾシマ長老(主人公アリョーシャ・カラマーゾフの師)であることにも、一切触れていないのは、純粋に短篇として
02-15 22:14
ちくま文庫新刊『トラウマ文学館』(頭木弘樹編)所収の「不思議な客」(原題:Таинственный посетитель)は、ドストエフスキーの長篇『カラマーゾフの兄弟』第二部第六編「ロシアの修道僧」第二章「今は亡き司祭スヒマ僧ゾシマ長老の生涯より。長老自身の言葉からアレクセイ・カラマーゾフが編纂」の
02-15 22:13
Author:亀井麻美
kamei asami
德田秋聲,徳田秋声,德田秋声
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