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徳田秋聲 (徳田秋声) の文学を中心につぶやきます。
― 亀井麻美 (@kameiasami) · Xより転載 ―

亀井麻美 : 2018/05/13のツイートまとめ

kameiasami

大杉重男ブログ:「編集者」の時代としての「平成」(2018-05-13)
https://t.co/jF1okk2JtT
東浩紀さんと、『現代日本の批評2001-2016』への評価は結構厳しい。
05-13 23:49

私この話すき。
なお『碑と未亡人』の「未亡人」とは、秋聲の三女・百々子のこと。彼女が、キルケゴールを卒論に書いたという読書家の青年・猪口富士男と結婚し、出産し、夫がフィリピンで戦死して未亡人となるまでが詳しく書かれています。
百々子の夫については、この作品がいちばん詳しいのでは。
05-13 21:57

く、死病に浮腫み衰へた父の気分を軽くするやうに、
「谷崎さんは、米屋のおやぢさんのやうですね」
と口にしてゐた。
 窶れて、時々頭脳が混濁し、気力の脱けてゐた父であつたが、
「そんなものぢやない。あの眼をごらんなさい」
と、私の軽口を窘めるやうに、きッとした顔になつてゐた。〉
05-13 21:38

〈〔徳田〕秋聲が一ヶ月程帝大の坂口内科に入院しゐて、肋膜の癌だ、と確診された後で、谷崎〔潤一郎〕氏が羽織袴で島中(ママ)雄作氏と、寂しい見舞ひに来られた折の、谷崎氏の態度に何か親しみを感じさせられてゐた(中略)
 谷崎氏と島中氏を見送つて、秋聲の病室へ戻つて来た私は、深い考へもな
05-13 21:37

いました。
「塀の右寄りの凝灰岩の板石の中に三枚の陶板で秋聲の文学的略歴を入れる三つの窪みも、空いたままになつてゐた」(同上)
空いていた三つの窪みには、除幕式から6年後の夏にようやく、室生犀星筆の秋聲讃が嵌め込まれ、11月に入ると、一穂筆による「秋聲文学碑」が建てられました。
05-13 01:35

  1. 2018/05/14(月) 04:15:43|
  2. 未分類
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