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徳田秋聲 (徳田秋声) の文学を中心につぶやきます。
― 亀井麻美 (@kameiasami) · Xより転載 ―

亀井麻美 : 2015/07/03のツイートまとめ

kameiasami

BS日テレの《ぶらぶら美術・博物館》で、鴨居玲没後30年回顧展の特集を見てました。
07-03 20:52

@yukitsuna890 ご返信ありがとうございます。当時硯友社系の作家達は「煙草倶楽部」とか「時好」のような広告誌に多くの作品を発表していましたが、後者が「三越」に受継がれてずっと後まで文学作品を掲載し続けたのに較べ、前者は刊行期間が短く規模も小さいので殆ど残ってませんね。
07-03 20:40

「煙草倶楽部」は「煙草が専売になる以前、宣伝と趣味の雑誌として刊行されてゐたものだが、創刊後しばらくの間は、文学的色彩が濃く、主に硯友社系の作家が筆をとつた」(松本徹『徳田秋聲』)。CiNiiの検索結果では日本近代文学館の1巻8号、東大明治新聞雑誌文庫の1巻1~3、8~9号のみ。
07-03 19:38

先程引用した、枯れた薔薇云々の件りは、原作ではこの辺に出てきます。
http://t.co/tm0SB8rjSX
徳田秋聲の『霊泉』で語られている若返りの霊泉は、アメリカ合衆国のいわゆる若返りの泉(Fountain of Youth)ということになりますね。
07-03 02:20

いえいえ、実はこの話、ホーソンの『ハイデッガー博士の実験』の翻案です。
【参考】
ホウソーン『ツワイストールド・テールス』明39年9月。
http://t.co/AJ21auWV5A
吉武好孝『近代文学の中の西欧―近代日本翻案史―』(教育出版センター、昭和49年)を参照。
07-03 02:01

〈「けれども私は、花が萎れたからと謂ツて、棄ては為ない。莟の時も花の時も、かう枯れた時も、私には変らぬ薔薇の花で。」と言ひゝゝ唇に推当てゝ、匂のある花と同じに愛でゝゐた。三人の賓客は其意を解せぬのであらう。〉
全集解題に謡曲「猩々」を踏えたか又は翻案とあります。中国種でしょうか。
07-03 00:38

徳田秋聲『霊泉』(「煙草倶楽部」明治33年1月) 零落し老いさらばえた元政治家、元軍人、元賤業婦の3人が、怪しげな医師に霊泉を振舞われて17、8歳に若返るも、愚かしい生涯を悔いてもう一度人生をやり直そうとも思わず、浮かれ騒いで霊泉の壺を割ってしまい、元の老人に戻るという話。
07-03 00:13

  1. 2015/07/04(土) 00:00:00|
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