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徳田秋聲 (徳田秋声) の文学を中心につぶやきます。
― 亀井麻美 (@kameiasami) · Xより転載 ―

亀井麻美 : 2019/01/19のツイートまとめ

kameiasami

アンドレーエフは明治末から大正初めにかけて、けっこう邦訳が出ていました。埴谷雄高がアンドレーエフが大好きで、翻訳を片っ端から読んだと回想しています。
https://t.co/MjR1TlaX0Z
01-19 23:51

「幽霊株」の語は、平田禿木訳『虚栄の市』(国民文庫刊行会、大正4年4月)735頁に、valueless shares in different bubble companies が「種々な泡沫会社の幽霊株」と訳されています。こちらも元の英語は ghost何々ではないので、当時すでに「幽霊株」の語が(広く?)使われていたことがわかります。
01-19 23:44

より殆んど払込なきに拘らず払込済と称して裁判所を欺き」
云々と書かれていますし、
https://t.co/hCXZV9sAo9
池島民理『株式会社の裏面』(精禾堂、大正8年9月)の十八章「幽霊の附く言葉」には、「幽霊株」「幽霊会社」「幽霊募集」「幽霊職工」の語が挙げられています。
https://t.co/D9wmOFoa3z
01-19 23:11

として「幽靈會社」がすでに使われていて、例えば、故岩下清周君伝記編纂会編『岩下清周伝』(近藤乙吉、昭和6年5月)第四編「疑獄事件」の章には、日本興業会社、電気信託会社設立に際し、
「日本興業の創立払込及び増資払込、電気信託会社の創立払込の如きは、世に幽霊会社と称する山師会社が、当初
01-19 23:10

【幽霊会社】
「春田は(中略)相当手広くやつてゐたけれど、不況時代が来てからは、基礎の薄弱なそれらの幽霊会社は大概駄目になつて」
徳田秋聲『赤い花』「青空の下」(一)。この作品が書かれたのは昭和6~7年ですが、調べてみると、大正初年頃には英語の dummy company (shell company) を表す語
01-19 23:08

夫婦で読んでる毬矢まりえ+森山恵姉妹訳『源氏物語 A ・ウェイリー版』(左右社)。昨夜はこの辺まででした。
https://t.co/sm9dunUUyY
01-19 09:24

  1. 2019/01/20(日) 04:19:32|
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