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徳田秋聲 (徳田秋声) の文学を中心につぶやきます。
― 亀井麻美 (@kameiasami) · Xより転載 ―

亀井麻美 : 2014/04/20のツイートまとめ

kameiasami

ています。ちょっと古い翻訳でもよく見かける語で、私は中学生の頃「メンフク」と誤読していました。そのころ辞書を引いて妙に感心したのは、対義語が「面起こし(おもておこし)」だということ。古文で習う語ですね。
04-20 16:42

徳田秋聲『愚物』(「新小説」明治38年7月)二に、「面伏(おもぶせ)らしく言い淀んで」という一節があります。辞書を引くと、「おもてぶせ」とも言い、「顔があげられぬほどに面目ないこと。不名誉」の意で、『金色夜叉』『放浪記』(おもぶせ)『つゆのあとさき』(おもてぶせ)から用例が引かれ
04-20 16:30

@tonton1965 @msk_tetsu あの、横からすみません。「処女を破る」「処女破り」という用例はありますし、「処女が破れる」はべつだん「特殊な言い方」ではないと思います。
04-20 15:37

ジャン・パウル、ビューヒナー、クライスト、マラルメ、ランボーの入った棚です。ジャン・パウルの翻訳は、日本語としてちょっと…なのが多くて残念。クライスト全集は収録作が少ない。ランボー全集は挿絵が邪魔ですね。マラルメ全集は素晴らしいです。
http://t.co/WfAbZZjDUD
04-20 03:28

「吾々は、お互に、随分長くやつて来たんですから。考へてみると長い。」
と感傷的に言うと、秋聲は
「うむ、長い。」
と受けます。老作家たちの表情や、当時の銀座の夕暮れが目に浮かぶような味わい深い逸話ですね。
※引用文の読点が抜けていました。
(誤)互に静かな
(正)互に、静かな
04-20 01:00

前後の銀座は怪性の女がいて面白いとか、そんな話をしています。
 小一時間ほどして4人の老作家はコロンバンを出、ぶらぶら歩きながら
「この十年ばかりの間に、世の中が、急に変つたやうですねえ」
「全く変わりましたよ。」
などと述懐します。荷風が
04-20 00:57

さらさらとした会話の様子、こちらの三人、もう、そんなことには、枯れ切つたもので、他人が以前の愛人と出会つて言葉を交はしてゐるからとて、それに懸念するでなく、まことに平然たるもの。」
 秋聲と順子が話している隣で、荷風たちは、素人娘はやっぱり銭のある年寄りが好きとか、夜中の12時
04-20 00:55

  1. 2014/04/21(月) 00:00:00|
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