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徳田秋聲 (徳田秋声) の文学を中心につぶやきます。
― 亀井麻美 (@kameiasami) · Xより転載 ―

亀井麻美 : 2014/04/09のツイートまとめ

kameiasami

「矢場女」についてはこちらがたいへん参考になりました。
三田村鳶魚『芝と上野浅草』(春陽堂、大正14年)
→国立国会図書館デジタルコレクション
http://t.co/ge9pQm5nwr
04-09 23:42

@ISOGAI_1 拝見しました。「主な作品」の項と重複がちょっと多い気がします。それから、秋聲の単行本は、古い作品が収録作品を若干入れ替えて繰返し刊行される例が多いので、初出を列挙した「主な作品」の項の方が好ましいと個人的には思います。
04-09 23:20

@tonton1965 はい、それは読んでました。私は、「銘酒屋」の項に「それらの矢場が廃れた明治20年頃から、銘酒の酌売を看板にして5、6本のびんを縁起棚に飾り、その裏では数名の私娼を抱える店が流行しはじめた」とあるので、明治20年頃廃れたんだなと思ったんです。
04-09 23:10

@tonton1965 ご教示ありがとうございます。作品に書かれている風俗を調べながら読書するのは楽しい作業ですが、例えばその事柄が明治37年当時隆盛を極めていたのか、それとも廃れかかっていたのかまで調べないと意味は汲取れませんよね。今回はネットの記事を鵜呑みにしてしまいました。
04-09 22:44

十八九年頃の大学生が矢場女を携へて、本郷駒込の草津温泉に浴せんとする時の光景が記述せられて居る。是亦当時の風俗を窺ふ一端となるであらう」とあり、明治20年頃にはまだ盛んであったようです。『みち芝』のは固陋な年配の女性の台詞ですので、すでに時代遅れの僻見の面があるかも知れませんね。
04-09 20:49

『みち芝』は明治37年3月、日露戦争開戦直後の発表ですが、この時代になっても楊弓場で働く女性は売春婦と見做されていたのでしょうか。何となく江戸時代、遅くとも明治前期までのことのように思っていましたが。荷風の「上野」(昭和2年6月記)には「春の家おぼろの当世書生気質第十四回には明治
04-09 20:48

「東京には、正可(まさか)あんな芸者は居りや為ますまいよ。――他(あれ)は何でせう、何処か牛肉店か、上等で西洋料理の女中ぐらゐな者でせうよ。はあ、悪くすると、或は矢場女ぢやないかと思ひますが」
「女郎だか矢場女だか何だか解らないものと、」(徳田秋聲『みち芝』)
04-09 20:47

  1. 2014/04/10(木) 00:00:00|
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