福岡#16 津屋崎・恋の浦、一人巡検 @福津市,福岡
こんばんは、、、じゃなくておはようございます、、、になってしまった。今日は終日officeでの仕事でしたので、PCとのにらめっこで目が疲れました。日ごろから画面を見ることは多いような気もしますが、今日は長かったな、、、。目が疲れた時はベリーを、、、。
さて何故に福岡に行ったのか?ですけど、最大の目的は「珪化木」が見られる地層(津屋崎層)を見に行くことでした。福津市の津屋崎・恋の浦の海岸です。昨年にもこの近くまで行ったのですが、その時は古墳巡りをしていましたので、地層の方にまで時間を割けませんでした。ここ北側には波食棚(海蝕棚)がありまして、海食崖の下部にある平らな部分横から、海食崖の地層下部で木の化石、珪化木を見ることができるんですよね。
ちょうどお邪魔した時間帯は潮がまだそれほど引いていなかったため、靴を一旦脱いで一人で岩場を歩いていると、不審者(そのまま海に入ってこっそり密漁でもすると思われたのかな、、、)と思われたのか、地元の方でしょうか、海からの行動を暫く眺めていらっしゃいましたね。いや、一人で巡検してるだけだから(笑)。一人巡検です。
津屋崎層は古代三紀層(約2400万年前)のものです。ここの層は非海成層で礫岩、砂岩、黒色シルトの相互層からなっていて氾濫原の堆積とみられ、凝灰岩層や炭質シルト質古土壌に倒木もしくは火砕流によってなぎ倒された樹木のものと考えられる珪化木が見られるんですよね。珪化木というのは埋まった樹木が珪酸塩などの鉱物に置き換わったものです。
さらにこの層の上部に位置する山鹿層では海生の貝類の化石などが見られます。なのでこの周辺で小石がゴロゴロしている海岸を歩いているといろんな石が見られるのもありますが、貝類の化石や、木の葉の化石なんかも見られるんですよね。
小学生のころに化石に興味を持ち始めましたが、実際に化石発掘に参加し始めたのは、高校生の頃だなぁ。いやぁ懐かしい。皆様はあまり興味ないですかね?ははは。