あなたは洞爺湖サミットの議長として、各国が2050年のガス排出量を半減(先進国は60-80%減)することで合意できれば、大成功だと考えておられるようですね。各国の意見が大きく食い違っている現在の情勢から考えると、その判断も間違いではないでしょう。しかし、だから明確な中期目標に触れなかったのだとしたら、それは明らかなミス・ジャッジです。
各国が中期目標の作成で合意できないとしても、議長国である日本は中期目標をきちんと提示して実行する。こういう姿勢が、どうして取れないのでしょうか。国民もそれを望んでいるのです。反対しているアメリカに、遠慮することもないはずです。20年までに現状比14%の削減は、90年比では4%の削減にしかなりません。しかし、これを最低目標にして、さらなる削減を目指したらいかがですか。
福田さんは「ビジョン」のなかで、大変いいことを言っておられます。それは「低炭素社会への移行を経済成長への新たな機会」と捉えた発言です。日本経済の将来を再構築するために、この考え方はとても重要なこと。そのためにも中期目標を立てて、1日も早くその機会を活かす政策を稼動させるべきではないでしょうか。
小泉、安倍内閣のあとを受けて、福田さんはこれまで“跡始末”に忙殺されてきましたね。でも、これからはご自分の政策を次々に出される覚悟だと伺っています。財政再建、税制改革、行政改革、地方の問題・・・矢継ぎ早に「ビジョン」を、お出しください。その際には政界や財界、官界の思惑などを振り切った、大きく一歩を踏み込んだ内容を。国民は福田さんの勇気に期待しているのです。
≪11日の日経平均 = 上げ +162.31円≫
≪12日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
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各国が中期目標の作成で合意できないとしても、議長国である日本は中期目標をきちんと提示して実行する。こういう姿勢が、どうして取れないのでしょうか。国民もそれを望んでいるのです。反対しているアメリカに、遠慮することもないはずです。20年までに現状比14%の削減は、90年比では4%の削減にしかなりません。しかし、これを最低目標にして、さらなる削減を目指したらいかがですか。
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