◇ 日経平均は1年半ぶりの高値に = ダウ平均は先週374ドルの値下がり。週5日間の続落だったが、その割に下げ幅は小さかった。4月の雇用統計が予想を上回る強さを示し、ニューヨーク連銀の総裁が「利上げを終了するとは言えない」と発言。FRBの引き締め政策はまだ続く、という予測が強まった。また連邦政府の債務限度引き上げ問題が決着しないことも、株価の重石となっている。
日経平均は先週230円の値上がり。終り値は2万9388円で、1年半ぶりの高値を回復した。3月期決算の発表がピークを過ぎ、全体として増益の企業が目立つことが好感されている。ソフトバンクのように大赤字の企業も出ているが、コロナ規制の終了で増益になった企業が多い。ニューヨーク市場から乗り換えてくる資金も、相変わらず続いている。
企業決算の中間集計をみると、アメリカの1-3月期の純利益は前年比3%程度の減益になりそう。ただIT大手5社のうち3社が大幅な減益になるなど、悪い方の印象が強い。一方、日本の場合は物価高やコロナ規制の解除で、非製造業の業績は大幅に改善。さらに製造業も半導体の供給が復旧したことで、大企業の増益が目立つ。全体として、良い方の印象が強い。これが日米の株価にも反映されているようだ。
今週は15日に4月の企業物価。17日に、1-3月期のGDP速報。18日に、4月の貿易統計。19日に、4月の消費者物価。アメリカでは16日に、4月の小売り売上高、工業生産。17日に、4月の住宅着工戸数。18日に、4月の中古住宅販売。また中国が16日に、4月の鉱工業生産、小売り売上高、固定資産投資額を発表する。なお19-21日は、G7広島サミット。
≪15日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
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日経平均は先週230円の値上がり。終り値は2万9388円で、1年半ぶりの高値を回復した。3月期決算の発表がピークを過ぎ、全体として増益の企業が目立つことが好感されている。ソフトバンクのように大赤字の企業も出ているが、コロナ規制の終了で増益になった企業が多い。ニューヨーク市場から乗り換えてくる資金も、相変わらず続いている。
企業決算の中間集計をみると、アメリカの1-3月期の純利益は前年比3%程度の減益になりそう。ただIT大手5社のうち3社が大幅な減益になるなど、悪い方の印象が強い。一方、日本の場合は物価高やコロナ規制の解除で、非製造業の業績は大幅に改善。さらに製造業も半導体の供給が復旧したことで、大企業の増益が目立つ。全体として、良い方の印象が強い。これが日米の株価にも反映されているようだ。
今週は15日に4月の企業物価。17日に、1-3月期のGDP速報。18日に、4月の貿易統計。19日に、4月の消費者物価。アメリカでは16日に、4月の小売り売上高、工業生産。17日に、4月の住宅着工戸数。18日に、4月の中古住宅販売。また中国が16日に、4月の鉱工業生産、小売り売上高、固定資産投資額を発表する。なお19-21日は、G7広島サミット。
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