第7章 銀行って、なんだろう? ①
◇ 預かったおカネを貸す仕事 = みなさんは、銀行へ行ったことがあるでしょう。お客さんが順番に窓口のところに行って、おカネを差し出したり、受け取ったりしています。奥の方では銀行の人たちが忙しく働いていますが、手にしているのはおカネと書類だけ。銀行って、なにをするところなのでしょうか。
銀行はいろいろな仕事をしていますが、いちばん重要なのは預金(よきん)と貸付け(かしつけ)という仕事です。預金というのは、お客さんのおカネを預かる仕事。また貸付けというのは、お客さんにおカネを貸す仕事です。このとき銀行は預金をしてくれたお客さんには金利を払い、貸し付けたおカネについては金利を払ってもらいます。
Aさんが銀行に100万円を預金します。またBさんが100万円を借りました。たとえば銀行がAさんの預金に払う金利を年3%とすれば、Aさんの預金は1年後103万円に。Bさんに貸すときの金利を5%とすれば、Bさんは1年後に105万円を返さなければなりません。その差額の2万円が、銀行の利益になるわけです。
ここでクイズ。Aさんが100万円を5年間続けて預金したとき、預金の合計はいくらになるでしょう。年3%の金利だから、5年たてば115万円? 答えは「ブー」です。1年目は103万円ですが、2年目は103万円の3%が金利になります。そうやって計算すると、5年後のAさんの預金は115万9274円になるのです。
(続きは来週日曜日)
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◇ 預かったおカネを貸す仕事 = みなさんは、銀行へ行ったことがあるでしょう。お客さんが順番に窓口のところに行って、おカネを差し出したり、受け取ったりしています。奥の方では銀行の人たちが忙しく働いていますが、手にしているのはおカネと書類だけ。銀行って、なにをするところなのでしょうか。
銀行はいろいろな仕事をしていますが、いちばん重要なのは預金(よきん)と貸付け(かしつけ)という仕事です。預金というのは、お客さんのおカネを預かる仕事。また貸付けというのは、お客さんにおカネを貸す仕事です。このとき銀行は預金をしてくれたお客さんには金利を払い、貸し付けたおカネについては金利を払ってもらいます。
Aさんが銀行に100万円を預金します。またBさんが100万円を借りました。たとえば銀行がAさんの預金に払う金利を年3%とすれば、Aさんの預金は1年後103万円に。Bさんに貸すときの金利を5%とすれば、Bさんは1年後に105万円を返さなければなりません。その差額の2万円が、銀行の利益になるわけです。
ここでクイズ。Aさんが100万円を5年間続けて預金したとき、預金の合計はいくらになるでしょう。年3%の金利だから、5年たてば115万円? 答えは「ブー」です。1年目は103万円ですが、2年目は103万円の3%が金利になります。そうやって計算すると、5年後のAさんの預金は115万9274円になるのです。
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