それに、取り上げてみたくなる嫌なニュースは数あれど、あまり書く気が起こらないんだよなぁ…。
しかし、今日は航空好きの血を騒がせるグッド・ニュースが飛び込んできたので、簡単に取り上げておきます。
<三菱航空機>小型ジェット100機 海外から初受注
三菱重工業などが出資する三菱航空機(名古屋市)は2日、開発中の国産小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」について、米国で地域航空会社2社を傘下に持つ「トランス・ステーツ・ホールディングス(TSH、ミズーリ州)」から100機を受注したと発表した。海外企業から受注するのは初めてで、全日本空輸と契約済みの25機と合わせたMRJの初期受注は125機となった。
小型旅客機の売り込み競争が激しい米国市場で受注を獲得したことは、今後の営業活動の追い風となりそうで、国が開発費を支援する「日の丸ジェット」プロジェクトは本格的な離陸に向け、前進した格好だ。
TSH傘下の地域航空会社2社は1日計350便を運航、米国内50都市を結び、年間約500万人の乗客を運んでいる。また、USエアウェイズなど大手航空会社の路線の運用も受託している。
TSHのリチャード・リーチ社長は2日の会見で「MRJの燃費効率の高さや経済性は、競争で有利に働く」と評価。三菱航空機の江川豪雄社長は「今回の受注を契機に、さらに世界的な販売に力を入れる。今後20年で1000機の受注獲得を目指したい」と意欲を示した。TSHに対しては、14年から5年程度かけてMRJを順次納入していく方針。
MRJは70席と90席の2タイプを持つ小型ジェット旅客機。経済産業省が旗振り役となり、民間では三菱重工業を主体に08年4月に事業化した。三菱航空機は、採算ラインとされる300機以上の受注を目指しているが、新規参入で受注実績が無いことなどがハードルとなり、受注はこれまで全日空からの25機にとどまっていた。【坂井隆之】
【引用元:10月2日20時47分配信 毎日新聞】
今まで全日空の25機しか受注実績がなく、その後音沙汰がさっぱり無かったので心配していたのですが、これでちょっと一安心。
ただ、まだまだ採算ラインじゃないので、これを契機に受注獲得に弾みをつけて欲しいですね。
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