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2014.06.07 (Sat)


G7の安倍首相の成果を認めたくない朝日・毎日・東京新聞

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G7が5日閉会し、安倍首相の成果はどうだったかとメデイアが報じている。
おおむね安倍首相の成果が評価されたが、産経・読売VS朝日・毎日・東京の構図は変わらない。

TBS「ひるおび」(2014/6/6)
評価?
中国の海洋進出に懸念
安倍首相の主張が首脳声明に

ひるおび605

宮家邦彦
「G7の声明で南シナ海とか東シナ海と具体的な名前を言って懸念を表明したのは今回が初めてだ。今までとは違う世界に入って来たということになる」

高瀬淳一(名古屋外国語大学教授)
「その通りだ。『入ったと』という事が大きい。言葉が入ると国際的な約束で、他の大統領や総理大臣たちもみんな認識を共有したということになるから、もしあの地域でまた何かが起これば、今度は来年のサミットでもう少し踏み込んだ事を言わなければいけないし、言うことが出来る。
2016年には日本でサミットがあるから、今度はアジアの話題を中心にして、もっと強く出られるという下準備が今回出来上がった」

龍崎 孝(TBS政治部長)
「直前にベトナムの船が沈められたりして中国を取り巻く環境が厳しくなっていく中で、非常にうまく行ったと思う」

各紙は安倍首相の活躍をどう評価したか?

読売新聞
中国の脅威 欧州も共有 
日本、「ウクライナ問題と同じ」強調

産経新聞
対中包囲網 欧米引き込む
名指し見送りも「誤差の範囲」


 欧米を対中包囲問の仲間引きこんだと安倍首相を高く評価し、名指しが出来なかったものの、それは「誤差の範囲だ」と政府高官が述べたと伝えた。

東京新聞
首相 中国脅威論空回り
G7関心はウクライナ
首脳宣言では16番目

毎日新聞
「対中包囲」関心薄く


 朝日新聞は今日の社説「G7の意義―共生の道探る再出発を」と題して、恵村順一郎論説委員がテレ朝「報道ステ」で言ったようなことを主張している。

「むろん、ロシアを排除したままでいいはずはない。あたかもロシアと中国に対抗するグループのようにG7を位置づけるのは、冷戦型の古い発想だ。
 対立点はあっても、深まる経済の相互依存を断つことはできない。共生こそがグローバル化時代のキーワードである。
 対話を通じてロシアや中国との距離を狭め、世界を安定させる共通利益の価値観を広げる。その知恵を絞るサミットへと、再出発してもらいたい」


 どうでもいいが、「共生」という左翼用語は嫌いである。

宮家邦彦
「そもそもですね、中国みたいなでっかい国を包囲なんかできるわけないんですよ。包囲網なんて言葉を使う事自体が実態とかけ離れています。やはりこれは一歩一歩中国を国際社会に引き込むためのいくつかのステップの一環だと思ってもう少し長い目で見ないと、これで包囲網が成功したとか、取り込んだとか、失敗したとかそういうもんじゃないと私は思います」


  産経新聞のコラムに時々執筆して小遣い稼ぎをしているくせに産経新聞を悪く言う。
「中国包囲網」のどこが悪い。
日本は小さい国だから「日本の孤立」はあっても、「中国の孤立」はないという論法になる。

高瀬淳一(名古屋外国語大学教授)
「関心が薄いのは当たり前ですね。関心はウクライナにあるわけですから。ウクライナの話の中に東アジアの情勢まで含めて行ったところが非常に今回上手だった所で、これを踏まえて来年、再来年があるわけですから、今回については大成功と評価していいと思います」

龍崎 孝(TBS政治部長)
「やっぱり今迄お話があったように、全体の枠組みと個別の案件をどう組み合わせていくかという事で言えば、高瀬先生のお話にあったように、ロシアの問題についてはあまり引き込まれないで済んだし、中国の話はちゃんと入れられたという事で言えば、やや思った通りの展開になったんじゃないかなと私は思いますね」


毎日新聞系のTBSとしては安倍首相の成果を認めたくないので、「やや思った通りの展開」などと誤魔化しているのか。
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2014.06.07 (Sat)


中国への融和策説くテレ朝「報道ステ」恵村順一郎氏

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習近平国家主席を力ではなく言葉で諌めるべきと

 前エントリーでテレ朝「報道ステ」の恵村順一郎朝日新聞論説委員がロシアとの「対話」を強調していたが、実は4日の同番組では中国に対する宥和政策を主張していた。
安倍首相の積極的平和主義を否定し、憲法9条を死守して国を滅ぼしたいかのようである。

テレビ朝日「報道ステーション」(2014/6/4)
天安門事件から25年
中国"厳戒態勢"活動家ら拘束


 中国は共産党一党支配で、選挙による正当性が無いので、経済を成長させることが国民の不満を収め国を纏めていく唯一の手段だが、肝心の経済成長は鈍化し、税時の腐敗、貧富の格差、小数民族との軋轢の問題が噴出している、と恵村順一郎朝日新聞論説委員は中国の現状を解説した上で・・・

恵村順一郎
「中国政府は国内を纏めていくには①国民を厳しく押さえつける ②周辺諸国に強い態度に出てナショナリズムを掻き立てるの二つの手段しかない。
そうした習近平政権の強硬姿勢にもかかわらず、中国の国内には改革派が居て国内の民主化、対外的には協調を訴える声を止めないわけですよね。

 そんな中国とどう向き合うかというと、私達にはふたつの道があると思うんです。

一つは力には力を、ナショナリズムにはナショナリズムで対峙する。
二つ目は中国の改革派の方々を支えるという事ですね。


習近平政権に対して『国民の声に耳を傾けなさい、弾圧するのは止めなさい』と説き続けることだと思うんです。

 私は後者の方を重視すべきだという風に思います。
中国の姿勢はなかなかそう簡単に変わるもんじゃないと思いますけども、それでも中国は民主化に向かって行けばビジネスの面でも安全保障の面でも日本に対してのメリットはとても大きいんじゃないかなと思うんです」


 習近平にそんな説教をして通じると本気で思っているのか。
力には力を準備してこそパワーバランスが取れて戦争にならないのである。
二者択一ではなくて両方を外交政策とすべきである。
中国が経済的に破綻し、共産党政権が崩壊し、国が分裂することを期待するしか方法はない。

古館伊知郎
「二つのうちの一つ。私はあのう、やっぱり分かるんですよ。『力には力だ』ってなっちゃう所が自分の中にもあるんですよ。やっぱりそれは、中国のいま仰った在り様があまりにも酷いから・・・」

恵村
「そうですねえ・・・」

古館
「中国疲れを起こして、それだったらという風になるわけですね」

恵村
「はい」

古館
「あと心をどう整理して行くかといしうプロセスなんですよね」

恵村
「ええ。まあ、ふと考えた時にですね、やっぱり選択肢があって、強い態度に出ることも、まあ気持ちの上であるかもしれないけれど、ちょっと引いて考えてみると、そうでないやり方もあるんじゃないかということに気付くということが、大事なことなんじゃないかなという風に思うんですけどね」

古館
「次、まいります」


この阿吽(あうん)の呼吸というか、絶妙のやりとりにいつも感心する。
特に恵村氏の合いの手が上手く、リハーサルをしているのではないかと思う程である。

朝日新聞の読者は勿論のこと、多くの視聴者がコロッと騙されているのではないかと危惧する。
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