2014.06.15 (Sun)
集団的自衛権の行使容認は蟻の一穴だとTBS「サンモニ」
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テレ朝「報ステ」が集団的自衛権に猛反対すれば、反日仲間のTBS「サンモニ」も負けじとばかりに反対キャンペーンに懸命だ。
反対派の主張として、1972年の集団的自衛権は認められないという政府見解の一部を自民党が取り出して、まったく反正対の集団的自衛権容認の根拠とするのは間違っているという声をよく聞く。
しかし、◯◯の場合以外は認められないという文言の、◯◯の部分を取り出して、その場合は容認すべきというロジックは全然間違っていない。
表から見るか裏から見るかだけの話である。
【1972年政府見解】
「武力行使が許されるのは、国民の生命、自由及び幸福追及の権利が根底すら覆されると言う場合に限られるのであって、集団的自衛権の行使は憲法上許されないと言わざるを得ない」
政府はこれを逆手にとって・・・
「憲法9条の下において認められる『武力の行使』については、
(1)我国に対する武力攻撃が発生したこと、又は
他国に対する武力行使が発生し、
これにより我が国の存立が脅かされ、
国民の生命、自由および幸福追求の権利が根底から覆されるおそれがあること。
(2)(3)省略
の3要件に該当する場合に限られる。
として公明党の説得に掛かっている。
TBS「サンデーモーニング」(2014/6/15)
"集団的自衛権 自公協議
閣議決定の行方は?
女性キャスター
「この『おそれ』という表現。この表現が、時の政権がどう判断するかで解釈が拡大してしまうという懸念があるんですね」
関口宏(司会)
「『おそれ』とか『など』とか言葉ってのは、本当にどうにでもなるんだなと私なんか思うんですが」
以下コメンテーターのコメントを要約・・・
谷口真由美(大阪国際大学准教授)
「『おそれ』は法律用語に出てくるが、それって何でも入ってくる。1972の政府見解から理屈は一緒で結論が変わるので、もっと丁寧な説明責任が政府にある。憲法に対するクーデターだと言われている。憲法を無効化する話なので、なぜ憲法があるのか考えるべき。このまま押し切られると何のために憲法はあったのかと思う」
「理屈は一緒で見解が変わる」というのは間違いであることは前述のとおり。
大宅映子(評論家)
「3-40年前に逆行した感じだ。『集団的自衛権は権利としてはあるが行使は出来ない』とは床の間に飾っておく日本刀のようだ。改憲派と護憲派が本心を露わにせず、違うところで言い合っている感じがする」
その通り。
護憲派と改憲派の戦いである。
床の間のお飾りでは押し入ってきた強盗に太刀打ちできない。
浅井信雄(国際政治学者)
「高村さんのいう事がその都度違う。『集団的自衛権』という言葉を残してしまえば、後は蟻の一穴で、いろんなことが可能になるのが自民党の狙いだ」
岸井成格
「本当に蟻の一穴で、これを認めるとどんどん解釈が拡大される心配が一番ある。
戦後日本は憲法9条で専守防衛も不戦の誓いをしている。
①根底を変えるのだからなぜ解釈ではなくて憲法改正を国民に問わないのか。
②なぜそんなに急ぐのか。いまそんなに急迫なことがあるのか。
③自衛隊の犠牲は覚悟の上なんですね?
この三つに安倍首相は全然答えていない。
集団的自衛権の議論はまだまったくやっていない。
公明党の踏ん張りどころだ。
今国会中にやることは物理的に無理。
しかし、自民党は公明党が最終的に合意すると見ている」
中国の戦闘機が東シナ海上空で二度も自衛隊機に異常接近して挑発して来た。
南シナ海では自分の領土だと島を占領し、基地を作り、石油を発掘している。
これでも急がなくていいのか。
岸井氏は中国のミサイルが飛んできても「急ぐな」と言うのだろう。
萱野稔人(津田塾大学教授)
「1972年の政府見解は集団的自衛権を認めないという文言だ。それを容認するという論理構成に国民は付いて行けるのか」
前述したように、国民の一人として十分付いて行ける。
関口
「ワールドカップで盛り上がっている裏にこういう大きな問題がある・・・」
中西哲生(スポーツジャーナリスト)
「(政府が)何となく隠そうとする意識が伝わって来る。注視して行かないととんでもないことになる可能性がある」
あなたはサッカーの解説だけしておればよろしい。
生半可な知識で政治の世界に口を出しなさんな。
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テレ朝「報ステ」が集団的自衛権に猛反対すれば、反日仲間のTBS「サンモニ」も負けじとばかりに反対キャンペーンに懸命だ。
反対派の主張として、1972年の集団的自衛権は認められないという政府見解の一部を自民党が取り出して、まったく反正対の集団的自衛権容認の根拠とするのは間違っているという声をよく聞く。
しかし、◯◯の場合以外は認められないという文言の、◯◯の部分を取り出して、その場合は容認すべきというロジックは全然間違っていない。
表から見るか裏から見るかだけの話である。
【1972年政府見解】
「武力行使が許されるのは、国民の生命、自由及び幸福追及の権利が根底すら覆されると言う場合に限られるのであって、集団的自衛権の行使は憲法上許されないと言わざるを得ない」
政府はこれを逆手にとって・・・
「憲法9条の下において認められる『武力の行使』については、
(1)我国に対する武力攻撃が発生したこと、又は
他国に対する武力行使が発生し、
これにより我が国の存立が脅かされ、
国民の生命、自由および幸福追求の権利が根底から覆されるおそれがあること。
(2)(3)省略
の3要件に該当する場合に限られる。
として公明党の説得に掛かっている。
TBS「サンデーモーニング」(2014/6/15)
"集団的自衛権 自公協議
閣議決定の行方は?
女性キャスター
「この『おそれ』という表現。この表現が、時の政権がどう判断するかで解釈が拡大してしまうという懸念があるんですね」
関口宏(司会)
「『おそれ』とか『など』とか言葉ってのは、本当にどうにでもなるんだなと私なんか思うんですが」
以下コメンテーターのコメントを要約・・・
谷口真由美(大阪国際大学准教授)
「『おそれ』は法律用語に出てくるが、それって何でも入ってくる。1972の政府見解から理屈は一緒で結論が変わるので、もっと丁寧な説明責任が政府にある。憲法に対するクーデターだと言われている。憲法を無効化する話なので、なぜ憲法があるのか考えるべき。このまま押し切られると何のために憲法はあったのかと思う」
「理屈は一緒で見解が変わる」というのは間違いであることは前述のとおり。
大宅映子(評論家)
「3-40年前に逆行した感じだ。『集団的自衛権は権利としてはあるが行使は出来ない』とは床の間に飾っておく日本刀のようだ。改憲派と護憲派が本心を露わにせず、違うところで言い合っている感じがする」
その通り。
護憲派と改憲派の戦いである。
床の間のお飾りでは押し入ってきた強盗に太刀打ちできない。
浅井信雄(国際政治学者)
「高村さんのいう事がその都度違う。『集団的自衛権』という言葉を残してしまえば、後は蟻の一穴で、いろんなことが可能になるのが自民党の狙いだ」
岸井成格
「本当に蟻の一穴で、これを認めるとどんどん解釈が拡大される心配が一番ある。
戦後日本は憲法9条で専守防衛も不戦の誓いをしている。
①根底を変えるのだからなぜ解釈ではなくて憲法改正を国民に問わないのか。
②なぜそんなに急ぐのか。いまそんなに急迫なことがあるのか。
③自衛隊の犠牲は覚悟の上なんですね?
この三つに安倍首相は全然答えていない。
集団的自衛権の議論はまだまったくやっていない。
公明党の踏ん張りどころだ。
今国会中にやることは物理的に無理。
しかし、自民党は公明党が最終的に合意すると見ている」
中国の戦闘機が東シナ海上空で二度も自衛隊機に異常接近して挑発して来た。
南シナ海では自分の領土だと島を占領し、基地を作り、石油を発掘している。
これでも急がなくていいのか。
岸井氏は中国のミサイルが飛んできても「急ぐな」と言うのだろう。
萱野稔人(津田塾大学教授)
「1972年の政府見解は集団的自衛権を認めないという文言だ。それを容認するという論理構成に国民は付いて行けるのか」
前述したように、国民の一人として十分付いて行ける。
関口
「ワールドカップで盛り上がっている裏にこういう大きな問題がある・・・」
中西哲生(スポーツジャーナリスト)
「(政府が)何となく隠そうとする意識が伝わって来る。注視して行かないととんでもないことになる可能性がある」
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2014.06.15 (Sun)
集団的自衛権、石油のために命を捨ててもいいのかとテレ朝「報ステ」
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朝日新聞(テレビ朝日)と毎日新聞(TBS)は集団的自衛権の行使容認に真っ向から反対の共同キャンペーンを張っている。
先のエントリーでも書いたように反対派は「アメリカと一緒に人を殺す」(古賀茂明)などと反対の理由がメチャクチャである。
テレ朝「報道ステーションSUNDAY」(2014/9/15)
集団的自衛権 限定容認か?
自衛隊は戦地に向かう?
ホルムズ海峡に設置された機雷の除去に自衛隊の掃海艇が出動することについて・・・
星浩(朝日新聞特別編集委員)
「戦後ずっと維持して来た、日本は海外で武力行使をしないということからかなり踏み出す」
「イラクやイランが機雷を撒いても、日本に攻めて来てるわけではない」
「石油のために命を捨てに行っていいのかどうかという、かなりシビアな議論を政治家同士できちっとしてもらいたい」
そんなことはシビアな議論でも何でもない。
日本は石油なしでは生きていけない。
それだけのことであり、議論の余地はない。
長野智子(キャスター)
「憲法改正には時間がかかるから解釈の変更と言っていますが、国民の不安に答える議論にはなっていないように思います」
手足を縛られた自衛隊が国民を守ることが出来ないことの方が余程不安である。
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先のエントリーでも書いたように反対派は「アメリカと一緒に人を殺す」(古賀茂明)などと反対の理由がメチャクチャである。
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集団的自衛権 限定容認か?
自衛隊は戦地に向かう?
ホルムズ海峡に設置された機雷の除去に自衛隊の掃海艇が出動することについて・・・
星浩(朝日新聞特別編集委員)
「戦後ずっと維持して来た、日本は海外で武力行使をしないということからかなり踏み出す」
「イラクやイランが機雷を撒いても、日本に攻めて来てるわけではない」
「石油のために命を捨てに行っていいのかどうかという、かなりシビアな議論を政治家同士できちっとしてもらいたい」
そんなことはシビアな議論でも何でもない。
日本は石油なしでは生きていけない。
それだけのことであり、議論の余地はない。
長野智子(キャスター)
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