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2013.06.26 (Wed)


「国家の命運」を読んで


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反日0000

安倍首相は今日の国会閉会後の記者会見で次のように述べている。

「そもそもねじれを生み出したのはこの私です。6年前の参院選で敗北をした。その敗北がすべての始まりでした。政治は迷走し、毎年、私を含めてコロコロ首相が代わり、日本の国力が大きく失われました。痛恨の思いです。日本のため、このねじれに終止符を打たねばなりません。その責任が私にはある、そう覚悟をしております」

何とも感動的な言葉ではないか。

一度地獄を見た男の再起への強い執念と責任感、武者震いのようなものを感じる。
そして、7月の参院選勝利への並々ならぬ決意の程が窺われる。

 安倍首相の奇跡的とも言える首相の座への返り咲きは実に見事であった。
そして就任後の精力的な外交と内政は目を見張るものがある。

誰もが危ぶんだ安倍晋三氏の再起。
安倍氏の力を知る者であればあるほど、反対勢力の圧力を危惧したが、安倍氏は立った。
そして勝った。

 安部氏の勝利には、多くの人が貢献した。
本書の著者の小川榮一郎、故・三宅久之、金美齢、長谷川三千子、稲田朋美、城内実、西田昌司、屋山太郎、平川祐弘、故・米長邦雄、日下公人、すぎやまこういち、麻生太郎(以上敬称略)その他多数の支援者達が支えた。

とりわけ三宅久之氏の命を懸けた安部再起への支援は感動的である。

 本書の読みどころは前半の安倍氏が総裁選に立ち上がる事を決意した前後と総裁選で勝ち抜いたところまでと言える。
筆者の小説家らしい巧みな筆致はドキュメンタリードラマを見ているかのようである。
後半はマスメディアで報道されている安倍首相の獅子奮迅の仕事振りを読者はおさらいすることになる。

 それにしても腰帯の・・・

「安倍政権はぎりぎりで間に合った奇跡の政権である」

というフレーズは安倍支持派の気持ちを直截に著わしている。

 この国家の命運を分ける土壇場で、稀有の政治家安倍晋三氏が現れた事は幸いである。

次は来月の参院選で、都議選で見せたような自民党の圧勝を再現することである。

安倍晋三首相の運命への復讐の第一幕はここで終わり、そこからいよいよ国家の命運を背負った安倍晋三首相の本格的な出発となる。

「国家の命運」(小川榮一郎 幻冬舎 2013年6月 1500円+税)

【目次】

はじめに

奇跡

I 8.15 靖国にて

民主党政権の罪状/脅かされる領土、領海、領空/安倍靖国参に集まったマスコミ/英霊の遺書そして菅の説得/総報道出馬を巡る思惑/いち早く名乗りを上げた安倍/ 谷垣総裁、突然の出馬断念/安倍の動きが見えなくなる

Ⅱ 立つべきか、立たざるべきか

負ければ政治生命は終わる/安倍を大切に思うがゆえの反対/「総理になるばかりが道ではない」/三宅の見立/安倍晋三プロジェクト/民間人有志による緊急声明/陸続と届くメッセージ/三宅の落胆/安倍に期待しない人、80%

Ⅲ 安倍総裁誕生-あるいはレクイエム三宅久之
 
麻生が支援に回る/命を懸けた怒り/秘書、初村の号泣/争点なき総裁選/抜きん出た国家観/安倍の演説はなぜ届くのか/第一回投票開票/この国を救った奇跡

奪還

Ⅳ 野田VS安倍

早期解散という唯一最大の目標/野田改造内閣の国家的背信/万死に値する岡田の対中対応/引き延ばされ続ける解散/亡国の所信表明演説/嘘で塗り固められた言動/唐突な解散表明/ 「近いうち解散」の大非/党首討論を巡る評価/総理誕生を見届……

V 衆院選圧勝 

政党乱立の泥仕合/市場の劇的な反応/「日本を、取り戻す」/マスコミが報じなかった光景/国民の自発的な民意/懐メロを繰り返すマスコミ

始動

Ⅵ ロケットスタート

驚くべき初動/老練な組閣人事/保守同志の巧みな起用/低い支持率/長時間インタビューの真意/マスコミとの関係成熟の兆しか/国際基準から外れたタカ-ハト構図

Ⅶ アベノミクス 

構想実現の為の唯一の道/「史上最大巣規模の経済対策/成長と財政健全化の同時達成/初志貫徹した日銀総裁人事/世界で支持されたアベノミクスノ実体経済への好影響/企業競争力会議は諸刃の剣/グローバリズムを巡る本末転倒/それでもなぜ成長なのか

Ⅷ 対中包囲網
     
アベノミクス以上の成果/価値観外交による中国牽制/力強い日米同盟の復活」/痛烈に値切られていた日本/タフな資源外交の展開/TPP交渉参加の意味/現代国家が直面する二律背反/対米依存一辺倒からの脱却

Ⅸ 日本を、守る

主防衛体制に向けての布石/アルジェリア・テロ、最悪の結末/国家正義を行使できない国/習近平による未曽有の挑発/実効支配の危機にあった尖閣/北朝鮮、暴走止まらず/世界新秩序を担う強国へ

Ⅹ 硫黄島訪問

遺骨の眠る滑走路に額づく/「精根を込め戦ひし人」/「心ある全日本人」の戦い

謝辞 

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2013.06.18 (Tue)


G8でアベノミクス歓迎

ケチを付けたいテレビ朝日

G8でアベノミクスを世界に紹介して世界経済に寄与すると演説した安倍首相。
G7の首脳は好感をもって迎えたようだが、なんとしてでも難癖を付けたいテレビ朝日。

テレ朝「やじうまテレビ」(2013/6/18)
"アベノミクス" プラス評価 一方で・・・
円安懸念の声も・・・・

安倍首相(インタビューに応えて)
「日本の経済が復活をしているということは世界経済にとって大変プラスであるという評価を得た」

坪井直樹(MC)
「しかし、『金融緩和は理解するが為替競争に陥る危険性があるのではないか』という円安を懸念する声も出ていて、歓迎ムード一色とはいきませんでした

真壁昭夫(信州大学経済学部教授)
「アベノミクス自体は比較的好意的に受け入れられたようですけども、財政問題ですね。日本の借金は世界最大ですから。ここについてはもっとしっかりした政策で臨んでほしいという注文をかなりつけられたようですね。(中略)絵に描いた餅という風に取られているという印象がありますね」


日本は世界一の借金王という言葉は聞き飽きた。
日本は世界一の債権国という言葉はほとんど聞かれない。
借金と言っても、政府が国民に借りているだけである。
他国の借金とはわけが違う。

ドイツのメルケル首相が「日本は大変な赤字」と指摘したが、あんたには言われたくない。
財政再建のためには金融緩和によるデフレ脱却というのが定説なのに、いまだにアベノミクスを理解しないで足を引っ張りたい反日勢力。
アベノミクスを嫌う中国様や韓国君の手先は懸命に仕事をしている。
明日の朝日新聞社説が楽しみである。


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