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2016.07.17 (Sun)


TBS「サンモニ」参院選自民圧勝で改憲が怖い


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日本会議を批判する青木理

今日のTBS「サンモニ」は参院選挙の自民党圧勝を受けて、憲法改正が近づいて来たと震えおののいていた。

TBS「サンモニ」(2016/7/17)
自民党17年ぶり分裂選挙
都知事選2016の攻防


 都知事選挙の3大候補者の選挙運動の様子を短く紹介してスタジオのコメンテーターのコメントを待ったが、全員がどっちつかずのどうでもいいようなコメントばかり。

そのなかで唯1人、青木 理だけが・・・

青木 理
「敢えて言いたいのは、先の参院選挙は与党が圧勝した。今回、与党の側が分裂して野党の一本化がなった。
東京都は地方自治体だが首都なので国政とは勿論関係はないが、野党側がそれに対して楔を打ち込めるのか、やっぱり与党側にひれ伏すのか、ボクは注目したくなっちゃう


と参院選の野党惨敗の繰り返しを正直に懸念していた。

【風をよむ】

最近は街頭インタビューで賛否両論を平等に扱っているように見えて巧みな印象操作も忘れない。

参院選の結果について?

70代男性
「私自身は良かったと思う」

70女性
「まさかこんなになるとは思わなかったのでガックリしてます。悔しいです」

ナレーション
「自民・公明の与党が過半数を大きく超える70議席を獲得し圧勝で終わった参議院選挙。振り返ってみると・・・」


安倍首相が「アベノミクスのギアを2段も3段も上げていくことなんです!」と選挙カーの上から叫ぶVTR。

ナレーション
「与党が選挙戦で主に訴えたのがアベノミクスの継続でした。ところが選挙後、有権者にアベノミクスについて聞いてみると・・・」

70代男性
「まったく評価しないわけではないですけども、まだまだなんか実感として末端には来てない」

70代男性
「円の乱高下で株が上がったり下がったりという非常に不安定な状態でもあるし、もつと足元をしっかりする政策が必要なんじゃないかと。スローガンだけじゃなくてね」

ナレーション
「アベノミクスに対しては以外に冷静な街の声。共同通信が選挙後に行った世論調査でも、アベノミクスで景気が良くなるかとの質問に対して『よくると思うが32.0%、それに対して良なると思わないが56.4%にも上りました」


2016071702.jpg

アベノミクスで景気がよくなると思わないのにどうして、アベノミクスを叫んだ自民党が勝ったのだろう?

ナレーション
「では与党を大勝に導いたものは何だったのでしょう?破れた側の野党の事情を振り返ると・・・」

志位和夫共産党委員長(選挙演説で)
「全ての一人区で野党統一候補が実現しました」

ナレーション
「選挙区の一人区で候補者を一本化して与党に挑んだ野党4党。その結果32の一人区で野党統一候補が11人当選しました」


バンザイをして喜ぶ杉尾秀哉、森ゆう子、増子輝彦の選挙事務所のVTR。

杉尾がテレビに出ていた頃、当ブログでその左翼偏向コメントを批判していただけに残念だ。

ナレーション
「前回の参院選で自民党が29勝2敗と圧勝した事と比べれば一定の効果があったと言えそうです」

70代男性
「ああいった構想(?)であれば伸びるとは思いますね。長い間、受け皿というものがないわけですから」

70代男性
「良いことだと思います。今まで票が割れちゃってたのを共闘によって集約できてますから」

ナレーション
「野党共闘を歓迎する声、しかし一方で・・・」

50代男性
「前回、民主党が失敗してるじゃない。もしかして政権が変わった場合はどうなるか」

50代男性
「民主党時代の反省をみんなまだ覚えてるんじゃないかな」

ナレーション
民主党政権時代の迷走のトラウマが野党への不信感を生み出し、与党の支持を広げる結果になったようです」

60代男性
「ちゃんとできそうなのは自民党くらいしかいない」

60代男性
「やっぱ安心するんでしょうね。急に変わったりしないので」

この発言を捕らえて後で青木理が「日本ユデ蛙論」を展開する。
急に変わらないのは保守であるが、自民党は戦後民主主義を保守するのではなくて、戦前の民主主義を保守するという意味では革新派、あるいは真性保守といえる。
したがって今の革新系は戦後憲法を保守する守旧派といえる。
ややこしい。


ナレーション
「さらに野党が隠れた争点としてきた憲法改正については・・・」

70代男性
「ボクは必要だと思います。日本人はやっぱ自分の国は自分達で守らなければいけないと思う」


スーパーにはキーワードの「日本人は」がカットされていた。

70代男性
「非常に怖いことだと思いますし、やらせてはいけないんじゃかと痛切に感じています」

ナレーション
「有権者の見方が割れるなか、結果は改憲に前向きな勢力が憲法改正の発議に必要な3分の2以上の議席を獲得したのです。選挙後の共同通信の調査では・・・」

ナレーション
「多くの人が判断を保留する中での3分の2の議席獲得でした」

80代男性
「やっぱりお上手だよね、戦略がね。だから爪をずっと隠しといてね」

70代女性
「やっぱり憲法隠しだったと思うんですね、すごく。野党の方も大きく打ち出せばいいのになあ、歯がゆい言い方だなあと思ってました」


民進党のなかには改憲論者も居て、大きく打ち出せば分裂騒動になるという事実はスルー。

18歳、19歳の投票動向は・・・

2016071701.jpg

男子
「自民党は何をしたいという意思表示が表れているので自民党にみんな入れたのではないかと思います」


確かに野党4党は与党に反対するばかりで対案がなかった。若者は良く見ている。

女子
「有名な安倍さんがいるから入れているのかなぐらいにしか思わない」

ナレーション
「この結果に驚きを感じないという声が多い中、こんな声もありました」

女子
「結構、若い人達が自民党に、与党に入れてると聞いて、やっぱり戦争を経験してない世代で、戦争とかに対する意識がちょっと低いのかなと思いました」


いま日本国民のなかで実際に戦争を体験した人が何人居ると思ってるのだろうか。
20歳の時に終戦を迎えたという鳥越俊太郎(現在90歳)は別として、もう少数派になっている。
今の若い人達は、おのれの戦争体験を抱きしめて平和平和と唱える一部のボケ老人よりも賢明なはずだ。

ナレーション
「日本の未来を決める節目の選挙とされながらも、投票率は54.7%と戦後4番目の低さで幕を閉じた今回の参院選。果たしてこの選択はどんな未来をこの国にもたらすのでしょう」

70代男性
「ちょっと心配ですよね。子供とか孫の世代に禍根を残すんじゃないかなと思います」

80代男性
「わかんないね。将来どういう風に変化していくかがまったく読めない」

関口 宏
「私のうしろでは何かモヤーっとした雰囲気の中で行われていった選挙だなあと、焦点もあまりはっきりしてなかったしねえ」

橋谷能理子(サブキャスター)
「与党と野党の争点が完全にすれ違ってましたよね」

関口
「なにかねえ、だからワケわかんないまま投票した人も多かったのかなという気がしちゃうんですけど、どうでしょうか」


ワケわかんないまま与党を勝たせてしまったのではないかとは、有権者も随分バカにされたもんだ。

田中秀征(福山大学客員教授)
「アベノミクスの欠陥部分を野党が突いていったほうがはるかに良かった。民進党への不信感がある。このまま行ったらどんどんどんどん小さくなってくる」


共産党に魂を売った民進党は社民党のように消滅の危機になることは間違いない。

野党はアベノミクスは失敗だったと随分言っていたが、安倍首相が具体的に改善された数字を並べ立てていたからまったく説得力がなかった。それと僅かでもアベノミクスの効果を実感してる有権者が居るということだ。

西崎文子(東京大学大学院教授)
「ひどい事は起こっていないと。このまま行ったほうが安全だと思って選んだと思う。
改めて憲法改正の自民党草案を読んでみると本当にラディカルだ。保守的ではなくて急進的だ。
国民主権という言葉は残っているが、それを縷々説明した現行憲法がそっくり落ちている。
国民が主権であるということが希薄になっている憲法になっている。その辺りが気になる」

関口
「何か国家権力を強めるための憲法という気がしちゃう」

西崎
「主体が何なのかということがはっきりしていない」

瀬谷ルミ(NPO理事長)
「野党は『3分の2を取らせない』と言ったが、そもそも3分の2は何を意味するのか有権者が理解していないという調査があった。選挙後も『どちらとも言えない』という意見が半数あった。争点が噛み合わなかったので無党派層の投票率が低下した」

青木理
「さっき『急に変わらないから自民党がいい』という人が居たが、これはユデ蛙だ。熱いところに蛙を入れると飛び出すが、冷たい状態から暖めていくと気がつかないで死んじゃう。
安倍政権になってから3回国政選挙があって、アベノミクスとやったら特定秘密保護法。スパイ防止法以来みんな反対してたけど出来ちゃった。二度目は安保法制、今回はアベノミクスとやって改憲だ。
自民党の憲法草案もそうだが、安倍政権のコアな支持層である日本会議の主張を検討していくと、政教分離とか国民主権を明確に否定するような方々がかなり居る。
ただし、まだ遅くはないので改憲の発議をする中で、大丈夫なのかボクラ本当に慎重に見ていないとこの国のカタチが間に合わない。ユデ蛙でみんな死んでしまう状況になりつつあることをみんな真剣に考えた方がいい」


 憲法改正の発議が出来るようになっただけで、なぜこの連中はこんなに慌てふためいているのだ。
日本会議に関するコメントは間違っている。
日本会議の責任者に説明の機会を与えないで、一方的な意見だけを取り上げるのは明らかに放送法違反であり、免許停止に値する。
次週、同番組で日本会議の責任者をスタジオに呼んで、青木理と対決させたらどうだ。

岸井成格
「自民党の憲法草案をみなさん読み返したらいい。目で慰安婦問題の立場から言うと『言論の自由は保障する』とそのままだがそこに前提条件がつく。
『公益と公の秩序に反しない限り』と付いてくる。そういうのを誰が判断するかというのが出てくる。
いままでと違って非常に条件が付いてくる。厳しくなってくるっちゅうことだ。
そういう流れに対してみんな敏感になってなけりゃいけないという段階に来たと思う。
それと、今回は3分の2改憲勢力が超えたっちゅうことで、結果もそうだが、前に言われたようにこれは歴史的な選挙だ、将来を決める選挙だと言われてたのにも街の声聞いてると、そういう切迫感がまるでない!
改憲派の高揚感もないし、護憲派の焦燥感も絶望感も全然伝わって来ない。
何を考えてるのか。
びっくりしたのは今度の安保法制や憲法改正について何処の何が問題なのかというが、ある新聞の調査によると3分の2が何のことか全然知らなかったという人が7-8割居た。
これはどういうことか非常に心配だ。後悔先に立たずというからこれからの色々に手続きをメディアもしっかりチェックしていかなけりゃいけないと思う」

関口
「3分の2はこの番組でもだいぶ説明したのにね」


それだけ「サンモニ」は視聴率が低いということだ。

3分の2については、どこかのテレビ局が街で調査する番組を見ていたが、突然街中で通行人を掴まえて「3分の2って何だか知ってますか」?とオバカな質問をしていた。
突然街中でマイクを突きつけられたら、3分の2を取って改憲すべきだと思っているponkoですら、「???」と一瞬返答に迷う。

民進党が政策の摺り合わせもなく、皇室と自衛隊を否定する共産党と選挙協力したことが敗因の一つであること。
共産党の藤野保史政策委員長がNHK番組で「防衛予算は人殺し予算だ」と発言して「自衛隊は人殺し部隊だ」としたこと、それに対し全員が批判したのに民進党の山尾志桜里政調会長が無言だった事が大きな敗因の一つだという事実には一切触れなかった。

新憲法は言論の自由は保障するが、偏向報道は許さないのだよ岸井クン!

【追記】街の声の年齢層はPonkoの推定だが、なぜ60代、70代に限ったのか不明である。
働き盛りの社会人や若者の声をもっと聞くべきである。


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23:39  |  2016参院選  |  TB(0)  |  CM(13)  |  EDIT  |  Top↑

2016.07.13 (Wed)


東京新聞のヌカ喜び 自民が単独過半数に!


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自民単独過半数成就で公明党のクビキが?

 10日の参院選を終えて、自民党は単独過半数に僅か1議席足りなかった。
昨日の東京新聞朝刊は自民党が1議席足らずに単独過半数は幻と終わったと喜んでいた。

東京新聞(2016/7/12)
「改憲4党2/3」「自民単独過半数」1議席足らず幻に

 自民、公明、おおさか維新、日本のこころの「改憲四党」が、無所属・諸派を含めなくても参院の三分の二議席に達するか。自民党が二十七年ぶりに参院の単独過半数を回復するか。いずれも、十一日の明け方に最後の一議席の行方が判明した瞬間に幻となった。
 十日夜に始まった開票では、日付が変わった後、改憲四党に改憲賛成の無所属・諸派議員を加えた「改憲勢力」が三分の二を確保。自民は推薦した無所属の中西健治氏(神奈川選挙区)の追加公認も発表した。
 開票が進み、残すは比例の二議席のみとなった時点で「中西氏を自民議席に数えると、改憲四党があと一議席で発議要件を満たす」状況に。同時に自民党は、一九八九年参院選で失った参院の単独過半数の回復まで一議席に迫った。
 しかし、二議席はそれぞれ民進党、生活の党が獲得することが順に決まった。全議席が確定した時は、空もすっかり明るくなっていた。(関口克己)


(引用終わり)

ところが、自民党のウルトラCで今日になって自民党の単独過半数が成就した。
元民主党復興相の平野辰男参院議員(現在無所属)が自民党に入党したからだ。

産経ニュース(2016/7/13)
無所属・平野達男元復興相が自民入党へ 
参院で自民単独過半数、改憲4党で3分の2も

 元復興相で無所属の平野達男参院議員(岩手選挙区)が自民党に入党届を提出したことが13日、分かった。今後手続きを進める。平野氏の入党が決まれば自民党は参院で122議席となり、単独過半数となる。
 平野氏は12日、自民党本部で谷垣氏と会談。谷垣禎一幹事長が「できれば一緒に活動したい」と要請し、平野氏が「よろしくお願いします」と応じた。
 自民党入党の理由について平野氏は「いま日本に必要なのは政策の継続性だ。自民党のやっていることは間違っていない。岩手や日本のため自民党で貢献したい」と説明しているという。
 平野氏は民主党政権時代の平成24年に初代復興相に就任。25年に党運営への不満から離党届を提出したが除籍処分となり、その後は無所属で活動していた。今回の参院選では、岩手選挙区に立候補して敗れた自民党候補を応援した。
 平野氏が自民党に入党すれば、憲法改正に前向きな自民、公明、おおさか維新、日本のこころを大切にする党の4党で参院の3分の2となる162議席に到達。4党で、衆参両院で改憲の発議に必要な3分の2を確保することになる。


(引用終わり)

今回の参院選で野党統一候補に敗れた自民党候補の応援をしていたというからお約束だったのかも知れない。
平野氏は民主党の中でも比較的まともな政治家だったようだから今後の活躍が期待できるかもしれない。
選挙終了後当選した無所属候補者が自民党に入党するなど数合わせの感は否めないが、どうせ政治は数合わせ。
どこぞのニュースに自民党単独過半数獲得で公明党への依存度が変わると書いてあったが、なかなか急にはそうも行くまい。
しかし公明党は憲法改正とは加憲だなどと言っているから前文や9条を変える気はさらさらなく、そんな公明党といつまでくっついているのかと思う。

選挙に「たられば」は禁物だが、「幸福実現党が立候補を見送っていたら」と産経新聞が書いている。

産経ニュース(2016/7/12)
【参院選】幸福実現党が立候補見送りなら…自民1人区25勝だった

 改選1人区では自民党、野党4党、幸福実現党の候補が立候補する構図となり、自民党が21勝、野党統一候補が11勝という結果に終わった。だが、安全保障政策などをめぐり自民党と共通点も少なくない幸福実現党が候補擁立を見送っていれば、自民党は接戦の末に敗れた4選挙区でも勝利し、参院単独過半数(非改選と合わせて122議席)を確保できていた計算になる。
幸福実現党は憲法改正や日米同盟強化、原発再稼働推進などを公約している。自民党は事前に接戦が予想された8選挙区のうち7選挙区で敗れたが、政策が近い幸福実現党と連携すれば違った結果が出た可能性がある。
 民進党の岡田克也代表の地元で、自民党が重点選挙区と位置づけた三重選挙区。安倍晋三首相らが続々と応援入りしたが、自民新人の山本佐知子氏は民進現職の芝博一氏に1万9847票差で敗れた。だが、幸福新人の野原典子氏が獲得した2万4871票を山本氏に上積みすれば逆転する。また、自民党は青森で8052票、新潟で2279票、大分で1090票の僅差で敗北。いずれも幸福実現党が1万8071~2万4639票を得ており、これを自民党が獲得していれば当選できていた。


(引用終わり)

幸福実現党はどんな党か興味もなく、まったく知らないが、むしろ崩壊の危機にある「日本のこころを大切にする党」こそ自民党に移籍すればいいのにと思う。

共同ニュース(2016/7/13)
こころ、中山代表が辞表 参院選で引責、結論出ず

 日本のこころを大切にする党の中山恭子代表は13日までに、参院選で議席を獲得できなかった責任を取るとして中野正志幹事長に辞表を提出した。13日の議員総会で扱いを協議したが、出席者から「中山氏が党のイメージを代表してきた」と慰留する声が上がり結論は出ず、扱いを引き続き協議することにした。
 同党は参院選で15人を擁立したが、知名度不足が響いて当選者ゼロに終わり、党勢拡大を図れなかった。


(引用終わり)

保守が合同しなければリベラルが元気付く。
今日の昼間テレビで都知事選候補の討論会に出席していたリベラル派の宇都宮候補が出馬を断念した。
これで野党は一番ならせてはいけない鳥越俊太郎に一本化することになった。

産経ニュース(同上)
宇都宮氏、不出馬を決断 14日告示

 舛添要一前東京都知事の辞職に伴う都知事選(31日投開票)が14日に告示される。立候補に踏み切るかが焦点となっていた元日弁連会長の宇都宮健児氏(69)は13日、記者会見を開き、出馬の取り下げを表明した。12日にジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)が野党統一候補に決まり、野党側も分裂選挙となる可能性が出ていた。宇都宮氏は「市民運動を担う人の間で、対立的な状況になりかねない」と理由を語った。
 一方、宇都宮氏を含めた立候補予定者4氏が出席した日本記者クラブ(東京・内幸町)主催の13日の会見で、鳥越氏は自らの経験から「がん検診100%」などを訴えたが、明確な公約を示せなかった。野党4党は知名度頼みの「公約なき選挙戦」に突入する。
 野党4党のうち民進、共産、生活の3党は13日、鳥越氏の推薦を決定。社民党も14日には結論を出す。
 知事選には、自民、公明両党が推薦する元総務相の増田寛也氏(64)と、元防衛相の小池百合子氏(63)が出馬を予定し、自民党は17年ぶりの分裂選挙になる。日本のこころを大切にする党は13日、増田氏の推薦を決めた
宇都宮氏は平成24、26年の過去2回の都知事選に共産党などの支援で出馬し、いずれも100万票近くを獲得。3度目の挑戦となる今回は11日に出馬表明したが、鳥越氏と支持層が重なるため、共産党などが一本化に向けた調整を図っていた。

(引用終わり)

 今日の候補者記者会見でも鳥越俊太郎の主張はデタラメの極み。
都政の何たるかも知らず、ガンがどうのこうの安倍政権は「戦後最悪」だの「ヒトラー」だのと都政とはまったく関係のない戯言を繰り返していた。

 一方、自民党は完全に分裂選挙になって、万々が一、鳥越俊太郎が都知事になれば、その責任はひとえに分裂選挙の主となることだろう。

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2016.07.11 (Mon)


「ミヤネ屋」の安倍批判と小池百合子候補の薄化粧


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 今日、日テレの「情報ライブ ミヤネ屋」は安倍首相の記者会見の最初だけを中継して安倍首相を批判していた。

有馬晴海
「今度はまた非正規社員を減らすとか待機児童を減らすとか言うが、これまでも言ってきたのでなんか焼き直しで、ご立派な話だが、実態はそういう風には向かってないんじゃないかという不安が国民にはあるではないか」


「ご立派な話だが」と軽蔑している。

宮根誠司
「安倍さんは今回は敢えて憲法改正を封印して、アベノミクスの信を問うとした。有馬さんの言うように今までと同じことを言っている」

青山和弘(日テレ報道記者)
「アベノミクスが非常にピンチになってることは間違いない。この間、円高も150円近く、株価も15000円を割るか割らないかだ。
選挙には勝ったが果たしてアベノミクスで景気回復ができるのかどうか非常に難しい舵取りを迫られていると言ってよい」


 憲法改正にはたくさんの手続きと時間が掛かると野村修也氏(弁護士)が解説。
野村氏の解説は比較的高く評価しているが・・・

「民進党と共産党の違いが見えてしまった」とも後段で言っていた。

浅野史郎
「この参院選で3分の2とやたら騒いだのは民進党だ。騒ぐ必要はなかった。争点でもないの、とにかく3分の2を許すなという戦略はまったく間違いだ。
訴えてるのは我々に是非3分の1以上を取らせろよという事で、本来は我々はこういう政策を取ると、憲法についても。そういう対立軸を作って選挙をやるべきだった。
全くズレてしまったのが民進党の敗因だ」


これは正しい。

有馬
「2勝29敗の前回と比較すると多少今回の野党連合は成功した部分もあったのではないか」

青山和弘(日テレ報道記者)
「野党共闘でなければ負けていたというもかなり事実だ。三重など接戦で取ったところが多い」


野党共闘は成功だったと有馬と青山が評価していた。

それにしても出口調査によれば、18歳19歳の新しい有権者たちの43%が自民党、18%が民進党に投票したということはひとつの希望ではある。
シールズたちの運動が評価されていたらこんな数字にはならない。
いや、それどころか街頭で若者に聞いてみたら、シールズとは何者か全然知らなかったとどこかのテレビ番組で紹介していた。
これは事実だろう。

しかし、別のテレビ局で「3分の2」って何?と街頭で聞いたらだれも知らなかったと報じていた。
誰だっていきなり「3分の2」って何?と突然聞かれたら、政治に余程興味がある者でなければ改憲発議の条件だとは気が付かない。

反日メディアの街頭インタビューの情報操作は要注意である。

次のテーマは都知事選。
石田純一という尻軽男は国会前でシールズにおだてられて「安保法制は文化じゃない!」と叫んでいたが、「統一野党が推してくれれば立候補する」と馬鹿なことを言った。
統一野党なんて幻想だって。
CMキャンセルで何千万もの違約金を払わなければならないとか。
今日の晩に立候補を取りやめて家族もさぞかしホッとしたことだろう。

一方、小池百合子は自民党本部を訪れて「推薦取り下げ」「進退伺い」というパフォーマンスをして、またマスコミの注目を引いた。
自民党にコケにされたという被害者面で都民の同情を引く算段だ。

「都政のドンの支配ではなく」と敵を作って戦う姿勢を示した。

2016071103.jpg

そしてPonkoは小池百合子の今日の化粧に注目。
いつも目を輝かせて、自信満々で、勝ち馬のイメージを振り撒いていた彼女。
今日はルージュも引かず病人のような面持ちで、いかにも自民党の悪と都政のドンに苛められている女を演出していた。
お気づきだったろうか。

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23:28  |  2016参院選  |  TB(0)  |  CM(24)  |  EDIT  |  Top↑

2016.07.11 (Mon)


市場も与党大勝を歓迎


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アベノミクスのアクセルに期待

参院選の与党勝利は市場でも歓迎している。

⇒産経ニュース(2016/7/11)
東京株急騰、午前終値は535円高で1万5600円台 参院選の与党大勝効果が続く


 11日の東京株式市場は大幅反発している。日経平均株価の午前終値は、前週末比535円55銭高の1万5642円53銭。全面高のなか値上がりが続き、ほぼ高値で午前の取引を終えた。

 前週末の欧米主要市場がそろって上昇したのに加え、10日投開票の参院選で与党が大勝したことで投資家が安心感を強め、全面高の展開で買いが広がった。この効果が午前いっぱい続いた。
 寄り付きは268円高の1万5375円。直後に1万5500円を超え、その後は右肩上がりで値を上げた。高値は555円高の1万5662円。
 午前11時半ごろの対ドル円相場は100円台後半が続いている。
 東証株価指数(TOPIX)の午前終値は、前週末比42.47ポイント高の1252.35。東証1部銘柄の騰落は、97%の1900が値上がり、2%の48が値下がり。
 午前終値段階では東証1部では5銘柄が上げ幅10%を超えた。トップは一時ストップ高をつけた任天堂で、午前終値は3710円高の1万9980円。上昇率は22.8%。


(引用終わり)

午後になっても市場の急騰は止まらない。

⇒産経ニュース(同上)
東京株急騰止まらず、上げ幅700円超 与党大勝に円安効果も加わる


「10日投開票の参院選での与党大勝を受けて、市場に安心感が広がり、全面高となり、買いが大きく優勢となった」

つまり安倍安定政権を市場は歓迎しているのである。
アベノミクスのエンジンを更にふかすことに期待しているのである。

政府与党に対する民進党のポスターは「まず、3分の2をとらせないこと」がキャッチコピーだった。
こけは明らかに敗北主義である。
ライバル党の足を引っ張りたいだけで、おのれの主義主張は皆無。
これにはさすがの有権者も引いてしまったというのが真相だ。

 岡田代表やマスメディアは安倍首相が憲法改正を封印して選挙戦に望んだことを卑怯だと罵ったが、民進党には対案がないと批判されると現行憲法が対案だと逃げた。
これでは話にならにない。

確かに安倍首相は憲法改正を声高に喋らなかったが、そもそも自民党立党の目的、すなわち党是が「憲法改正」であるしマニフェストの最後にもそう明記している。

安倍政権には着々と憲法改正の発議の準備をして頂きたい。

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2016.07.11 (Mon)


テレ朝「報ステ」木村草太と稲田朋美が激突


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自民党の憲法草案は国民に義務を強いていると木村センセ

テレ朝「選挙ステーション2016」(2016/7/10)
改憲2/3に木村草太氏は


2016071101.jpg

テレ朝「報ステ」で独特の雰囲気でサヨクる木村SOTA

富川悠太(メインキャスター)
「まずは金曜日の報ステでも気になってらした沖縄は伊波さんが当選ということになりましたね」

木村SOTA
「やっぱり沖縄は全国とは違う傾向が出ている。沖縄問題が全国的な争点になってない中で沖縄の声に耳を傾ける必要があると言う選挙結果だと思う」


サヨクの巣窟沖縄など全国的な争点になるワケがない。
島尻安伊子沖縄北方担当相に勝ったからといって付け上がるでない。

富川
「改憲勢力が3分の2にあと1議席というところまで来ています。このことについては?」

木村
「改憲勢力と一口に言っても、憲法の何処を変えるかということで一致して3分の2を取れてるわけではないので、まずそこを冷静に見極める必要があると思う。
この合意の中では9条については触らないと言っている政党の方が多かった。
公明と大阪維新はかなり慎重または明確に反対の姿勢を示す幹部も居たし、当然残りの党も9条改正に反対だ。
あるいは9条を訴えた日本のこころはあまり伸びていない。
9条を触るのは取り敢えず止めておこうというのが選挙民の意志かと思う

富川
「ただ争点のなかで、民意が反映されてない中で勝手に変えられちゃうんじゃないかなという不安があるのは間違いない」


民意を表す国民投票があるのに「勝手に変えられちゃう」とはどういうことだ。

改憲反対派は3分の2を取られて余程冷静さを欠いているというわけか(笑)

ナレーション
「憲法改正が悲願だった人達。長年の運動が実を結ぶのでしょうか」


ここからは日本会議の問題と関連本が沢山でていると紹介。
山谷えりこ自民党候補者を日本会議が応援したとして偏向報道を続けた。
日本会議の会員は手弁当で応援している。

ナレーション
「海外メディアはこのように表現しています」

豪ABC
「日本会議は大日本帝国の復権を目指す超国粋主義的グループ」

仏ロブス誌電子版
「修正主義と権威主義を標榜し極めて影響力のある団体。その名を日本会議という」


そのあとシールズの「市民」運動を紹介。

ここで稲田朋美政調会長が登場。

稲田朋美
「自民党は憲法改正を党是としている政党です。私が選挙戦で訴えていたのは、私達は決して議論を逃げてはいない。
憲法改正すること自体が悪である、そして民進党の中には具体的に憲法改正の話をし、改正すべきだと考えている方も居る。
私は具体的な案を出して議論すべきだと思う。
安倍政権だったら憲法改正反対だと扉を閉ざすのではなくて、自分達はこの条項はこう変えるべきである。例えば枝野幹事長は9条について改定の提案をしていた。
そういった事があって初めて議論が深まっていくと思う」

木村
「稲田先生は2月の予算委員会で『9条2項を素直に解釈すれば自衛隊は違憲だ』と言っていたが、これは与党の政策責任者として自衛隊違憲論を取るつもりか」

稲田
「そうではない。日本も主権国家なので自衛権の行使ができる。1955年に憲法9条が出来たときには自衛権の行使は出来ないという解釈を1954に日本は主権国家なので自衛隊は自衛権を行使できると大きく解釈を変更した。それは最高裁でもその解釈だ。
しかし、文理解釈、そのまま読めば9条が自衛隊は軍隊かというと多くの憲法学者が違憲だとしているのも事実だ。
私は1954年に憲法解釈を変更し、最高裁でこの判断がなされた、その様に読める憲法にすべきではないかということを予算委員会で質問した」

木村
「ただ自衛隊を合憲化するために9条を改正する必要は少なくとも自民党としてはないと考えいるということでいいか?」

稲田
「質問の主旨が分からないが・・・」

木村
「自衛隊の合憲性を説明するために9条を改正する必要はないということか?」

稲田
「そうではなくて、1954年に解釈を変更して最高裁でも今解釈が固まっている9条の読み方が素直に読めるようにすべきではないかということを私は予算委員会で質問した」

木村
「わかりました。昨年の安保法制で付帯決議と閣議決定をして野党の提案に譲歩したという形になっているが、その辺の自民党の態度は大変立派だったと私は思うが集団的自衛権を行使するための事前承認あるいは事後的承認についての仕組みをきちんと整えるという付帯決議の閣議決定を法文化する考えはないか」

稲田
「付帯決議がされているということは重いものだ。そして国会の承認はできるだけ計るべきだと思っている。それについてはしっかり議論を進めていくべきだ」

木村
「法文化も含めて議論していくということか」

稲田
「そうだ」

ここからが問題の場面だ。

富川悠太(メインキャスター)が用意していたフリップを使って自民党の憲法草案に「国民の義務が多すぎる」と絡んできた。

2016071102.jpg

富川悠太
「自民党の憲法改正草案には義務指定が多い」

木村草太
「憲法上に義務規定を増やすと権利を制限して自由を制限する根拠になってしまう。
この義務を増やすということは自民党の憲法草案でも非常に評判が悪い


(ここでチャイムが鳴って、改憲勢力3分の2に達したとアナウンス)

小川彩佳(サブキャスター)
「これで憲法改正の発議の条件が整ったということになります」

富川
「歴史的な瞬間がいま訪れたという事になりますね!」

木村草太
「義務を増やして欲しいという国民はほとんど居ないと思います。なぜこの部分を撤回しないのか」


Ponkoはその少ない国民のひとりだ。

「国旗と国家の尊重」
「自由と権利には責任と義務が伴う」
「公益及び公の秩序に反してはならない」
「全ての国民は憲法を尊重しなければならない」


こんなことは日本人としては常識であり、憲法に明記しなければならないとは情けないことですらある。

ところが稲田氏はこんな馬鹿な憲法学者を相手にしたくない思ったのかはぐらしてしまったのは残念だった。

稲田
「私も今の自民党の憲法草案が全てだと思っていない、いろんな意見があると思う。私もそれは理解できる。なので、そこはしっかりと具体的にいろんな批判も含めて議論していくことが重要だ」


AHOのSOTAが付け上がって更に突っ込む。

木村
「国民の自由を制限しやすくするというような規定については稲田先生としてもあまり入れたくないと考えているのか」

稲田
「これはしっかり議論する必要があると私は思っている」

木村
「やはりこの部分を撤回しないと、折角の改憲論議が前向きな形にならないと思うが、なぜ義務を増やすということにそんなにこだわるのか」

稲田
「例えば憲法尊重義務、もちろん立憲主義、それから憲法は政府そして権力を縛るものだというのが根本だというのは私も思う。例えば基本的人権の問題だったり憲法違反の人権侵害だったりするのは、やはり国民私人間でも起き得る。憲法をしっかり国民みんなで守っていこうというのはあながち立憲主義に反するものではないと思う。
いま木村センセイの言うとおり、細かく憲法が国民を縛っていくということは私もどうなのかなと思う点もある。
なので、そこはしっかり議論をして国民の理解が得られるものから憲法の改正の発議をして行くべきだと思っている」


ここで稲田氏はオフラインになる。

木村
「自民党の憲法改正草案には義務を増やして国民の自由を制限しやすくするという点が沢山たるが、稲田先生も決して国民の自由を制限しやすくするようなそういう改正はしたくないと言っていたと思う。
これは非常に大事な言葉であり私達も今後キチンと守られるように見守って行かなければならない」


と勝ち誇ったように言う。

木村センセに言質を取られた稲田朋美政調会長には失望した。
もっとも、大事の前の小事、このクソ忙しい時にAHOに付き合っている暇は無いといなしたとすれば、それはそれで結構なことだが。

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