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観劇レビュー&旅行記

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ショパンコンクールで1位・3位・5位受賞者が選択した【FAZIOLI】の調律師の想い!

2021年12月23日(木)

 2021年の【ショパン国際ピアノコンペティション】
 (日本での略称『ショパンコンクール』)で、一躍世界の脚光を浴びたのは
日本人二人の入賞ではなく、1980年代に創業されたイタリアの新興手造り
ピアノ専用メーカー【FAZIOLI】!

今年は、87人のコンテスタンテの約1割の8人が弾き、
優勝したブルース・リュウさんをはじめ、1位・3位・5位の
受賞者が第1次予選の時から【FAZIOLI】を弾いたとのこと。

20211219_NHK-ETV_ Bruce Liu -01
   予選の時に【FAZIOLI】で演奏する優勝者ブルース・リュウさん

残念ながら【YAMAHA】は、最終選考者には誰からも選択されなかった。
2010年にはロシアのアブデーェワさんがYAMAHAを弾いて優勝したことも。

一方【Shigeru KAWAI】は、最終選考者6人に弾かれて 2位と6位を受賞。

と言うことは、次のような順位になる

第1位:Bruce(Xiaoyu) Liu : FAZIOLI
第2位:反田 恭平 : Steinway
第2位/ソナタ賞:Alexander Gadjiev : Shigeru KAWAI
第3位/コンチェルト賞:Martín García García : FAZIOLI
第4位:小林 愛実 : Steinway
第4位/マズルカ賞 :Jakub Kuszlik : Steinway
第5位:Leonora Armellini :FAZIOLI
第6位:J J Jun Li Bui :Shigeru KAWAI

YAMAHA と Steinway は、ショパン協会『御用達』だったが
今年は、YAMAHAは無残な結果に!

   *******

その【FAZIOLI】に調律を委託されたフリーランスの調律師の
ベルギー人・オルトウィン・モローさんのインタビューが興味深い。

超長い記事なので、リンクと要点のみ引用して紹介します。


ファツィオリ調律師さんインタビュー
(ショパンコンクールのピアノ)

 ピアノの惑星Journal - 2021年12月23日

FAZOLI_Tuning.jpg

(引用)
ファツィオリは1981年創業のイタリアのピアノメーカー。今回の4社の中ではもっとも若く、ショパンコンクールの舞台に初めてピアノを出したのは、2010年のことでした。しかしこのときいきなり、ファツィオリを弾いたダニール・トリフォノフが第3位に入賞、ピアノ好きの間ではけっこうな話題となりました。

今回は、1次予選で87人中8人がファツィオリを選択。そのうち3人がファイナルに進出、しかも、アルメリーニさんが5位、ガルシア・ガルシアさんが3位、そしてブルースさんが優勝するという、輝かしい結果となりました。
(以下略:超長いです)



【関連記事】

カワイ調律師さんインタビュー(ショパンコンクールのピアノ)
 ピアノの惑星Journal - 2021年12月22日


ヤマハさんインタビュー(ショパンコンクールのピアノ)
 ピアノの惑星Journal - 2021年12月21日




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