暴力タックルを受けた関西学院大学QBの奥野耕世選手も父親も
宮川泰介選手の発言を信頼して、寛大な処置を求めている、とのこと。
奥野耕世選手は宮川泰介選手に対して、
ルール内での正々堂々とした再戦を呼び掛けた、とのこと。
関学大QB「戻ってきて」日大選手に再戦呼びかけた
日刊スポーツ - 2018年5月28日9時56分
これぞ「フェア・プレイ」の鏡!
画像は本日(5月27日)付け日刊スポーツの大きな記事から。

関学QB父「法律上」やむなし苦渋の被害届&嘆願書
日刊スポーツ - 2018年5月27日9時16分

日大選手には「寛大な処分を」/QB父嘆願書全文
日刊スポーツ - 2018年5月26日17時57分

日大の主張一蹴、
関東学連が「内田監督の指示」認定
日刊スポーツ - 2018年5月26日2時0分
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関学大QB「戻ってきて」日大選手に再戦呼びかけた
日刊スポーツ - 2018年5月28日9時56分
アメリカンフットボールの定期戦で日大選手から悪質タックルを受けて負傷した関学大QB奥野耕世選手(2年)が27日、大阪・吹田市の万博フィールドで行われた関大戦で負傷以来3週間ぶりの実戦復帰を果たした。騒動後初めて取材に応じた奥野選手はこの日から名前を公表し、反則を犯して引退を決意した日大の宮川泰介選手(3年)に対して、現役続行及びルール内での正々堂々とした再戦を呼び掛けた。
(中略)
夕暮れのフィールドで、額に汗の残った奥野選手が初めて思いを発した。日大の宮川選手の話題になると冷静な口調を少し強めた。
「本人が『(競技を)やる権利がない』と言っていたけれど、すごくうまくて、戻ってきて活躍できる選手。正々堂々とルール内でしっかりプレーして(また)勝負できたらいいなと思います」
(以下略)
関学QB父「法律上」やむなし苦渋の被害届&嘆願書
日刊スポーツ - 2018年5月27日9時16分
アメリカンフットボールの定期戦で日大選手の悪質タックルから負傷者を出した関学大は26日、反則行為を行った日大の宮川泰介選手(3年)を支援する方針を示した。24日に日大から再回答書を受け取り、鳥内秀晃監督(59)らが兵庫県内で3度目の記者会見。負傷学生の父で別途会見した奥野康俊氏(52)も、被害届の取り下げは日大首脳陣から「真相」を引き出す狙いから「ない」としたが、宮川選手へは寛大な処分を求める嘆願書を募り、刑事告訴については慎重に検討を重ねる。
悪質な反則行為を受けた関学大が、被害学生の父とともに加害学生を「救済」する意向を前面に押し出した。鳥内監督の口からも、心温まる言葉が出た。
「私は宮川君が真実を語っていると思っている。私としては(競技を)続けて欲しい」。宮川選手は22日の会見で、反則は内田正人前監督らの指示が背景にあったと証言。だが、翌23日には内田氏、井上奨前コーチがそれを否定。一方で両氏は、宮川選手に競技復帰を求めた。92年の監督就任から10度の大学日本一に導いた鳥内監督は、無責任にも思える内田氏らの発言に「それなら監督、コーチは、なんでそんな指導をするんや。そういう追い込み方をするんや」と、宮川選手の苦しみを思いやった。
氏名を公表して記者会見に臨んだ宮川選手は、会見4日前の18日に家族を伴い、被害選手と、父の奥野氏らに謝罪した。同席していた関学大の小野宏ディレクターも「宮川君の話に信頼性があると考える。話をして、態度を見て、確信を持っている」と言い切った。
奥野氏は、宮川選手の誠実さに妻が涙したことも明かした。「宮川君は、すでに社会的制裁を十分に受けている」。おおよそ被害届を出した被疑者へ向けた心境とは思えない言葉だ。
24日に日大から届いた2度目の回答書も「1プレー目でQBをつぶせ」と指示した指導者と、宮川選手の受け取り方に相違があったとする従来通りの主張。奥野氏ら、関学大側が求める真相究明、誠意ある対応とはほど遠い。奥野氏らは、孤立が不安視される宮川選手を支援する方針を固め、小野ディレクターは「(宮川選手の)弁護士とも連絡を取っている」とし、宮川選手の支援へ協力を惜しまないと約束した。
被害学生の父、奥野氏も異例の行動に出た。「宮川君に寛大な処分を求める嘆願書を集めたい」。21日には大阪府警池田署へ被害届を提出。被疑者には宮川選手を外せず、苦渋の決断だった。だが、以降も学生に責任を押しつけるかのような内田氏らの発言で怒りが増幅。「法にかかるほうがプレッシャーがかかると信じたい」とし、内田氏らへ圧力をかけ続けるため、刑事告訴も検討を重ねる。
ただ、真相究明を求めるほど、皮肉にも宮川選手を追い込む。もろ刃の剣。被害届移送先の警視庁は、傷害容疑を視野に捜査を始めた。奥野氏は「被害届を出しながら、嘆願書を出すのはあり得ない話。でも、日本の法律上そうするしかない」。青年の勇気をむげにはしない。【松本航】
日大選手には「寛大な処分を」/QB父嘆願書全文
日刊スポーツ - 2018年5月26日17時57分
◇ ◇ ◇
嘆願書
東京地方検察庁立川支部 御中
私は 平成30年5月6日、東京都調布市西町717所在東京スタジアム補助グラウンド(通称:アミノバイタルフィールド)において、関西学院大学体育会アメリカンフットボール部の●●●●選手が被害に遭った傷害被疑事件について、宮川泰介氏は、●●●●選手とそのご家族に直接謝罪をしたと聞きました。
また、宮川泰介氏は、同年5月22日に謝罪会見にて、改めて謝罪の意を表し、事件の経緯について詳細に語ったことは、非常に誠意ある対応をされたと思いました。
どうか宮川泰介氏に対しては寛大な処分をして下さるようお願いします。
以上
(住所、氏名は空欄:この嘆願書に賛同する方が自署する)
日大の主張一蹴、
関東学連が「内田監督の指示」認定
日刊スポーツ - 2018年5月26日2時0分
日本大アメリカンフットボール部の選手による悪質な反則問題を調査してきた関東学生連盟の規律委員会が「反則は監督とコーチの指示」と認定する方針を固めたことが25日、関係者への取材で分かった。反則を指示していないという日大の内田正人前監督と井上奨前コーチの主張を退けた。
調査結果を受け、関東学連は5月中に臨時理事会を開いて日大の処分を決める。罰則規定には<1>除名<2>資格剥奪<3>団体活動の一時的または無期限停止<4>公式試合の出場停止-などの処分がある。
規律委は反則をした宮川泰介選手や、内田前監督、井上前コーチら指導陣に聞き取り調査をした。関係者によると、宮川選手は指示があったと話したのに対し、内田前監督と井上前コーチは指示を否定したという。
しかし内田前監督が試合後、チームに「自分がやらせた」「俺がやらせたんだと言え」と話したとされることや、報道陣に反則を容認するような言葉を発していたことから、規律委は内田前監督の反則指示と判断したとみられる。
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