2018年5月24日(木)
日刊スポーツと西日本新聞の大きな記事から。
アメフット「日大選手、かわいそう」被害者の父が投稿 毎日新聞 - 2018年5月24日 13時10分 https://mainichi.jp/articles/20180524/k00/00e/050/274000c アメリカンフットボールの日本大の選手による悪質なタックルの問題で、負傷した関西学院大選手の父、奥野康俊さんは24日、前日の日大の内田正人前監督らの記者会見を受け、自身のフェイスブックに「前監督は一切の関与を否定。これでは(タックルした)選手がかわいそうでなりません。ひどすぎます」と投稿した。 奥野さんは「親の立場で(負傷した)息子と重ねると、日大選手は加害者ではありますが、指導者2人に対して体の震えが止まらない」として、2人に対する厳重処分の請願を呼びかけた。 内田前監督は暫定的に大学の常務理事職を停止して謹慎し、日大が設置した第三者委員会の調査結果に進退を委ねる。また、井上コーチも辞意を表明した。 【長宗拓弥】
被害者の父・奥野康俊氏から関連画像・映像提供の呼び掛け 内田前監督が問題のシーンを見ていなかったとしていることに、 動画、写真を撮っている人へ 「前内田監督が見てるシーン、顔の向きが分かるシーン、 何でも結構です。 そのデータを頂きたいのですがよろしくお願いします」 と呼びかけた。 ************** 関学大被害者父・奥野康俊氏、 日大首脳陣会見に怒り「体の震えが止まりません」 任期満了をもって現在務めている大阪市議に「ピリオド」 デイリースポーツ - 2018年5月24日 https://www.daily.co.jp/general/2018/05/24/0011286691.shtml
日大現役部員、監督、コーチ会見に怒りと動揺「もうフットボールは続けられない」 デイリースポーツ online ー 2018年5月24日 https://www.daily.co.jp/general/2018/05/24/0011286747.shtml # @Daily_Onlineより
アメリカンフットボールの定期戦で、日大選手の悪質な反則行為によって関学大選手が負傷した問題で、23日に行われた会見で内田正人前監督と、井上奨コーチが、指示を否定し、反則を犯した当該選手の判断であると主張したことに、24日、日大アメフット部員からは怒りと動揺の声が上がった。 取材に応じたアメフット部員は「この期に及んであり得ない。(つぶせの指示は)明らかにケガをさせる意味を持っていたと思う。監督にも大学にも失望した」と、唇を噛みしめた。 会見を見た部員の中には怒りの涙を流す者もいたという。 春のオープン戦はすべて中止となり、部員たちは自主練習の日々が続く。 問題の調査を進める関東学生連盟では、日大の秋の公式戦出場停止の可能性も視野に入れている。 「もうフットボールは続けられない」と、つぶやいた。 アメフット部の友人がいるという男子学生は「かなり落ち込んでいた。退部を決意している部員も多くいるみたい」と、明かした。
私は上層部が責任を末端に擦り付ける責任転嫁体質を 『 #安倍晋三現象 』と名付けたが、 日大アメフト部・内田監督と井上コーチも『 #安倍晋三現象 』 そのものだ!
私が名付けた『安倍晋三現象』 ************** 『 #安倍晋三現象 』 明確な証拠や証言が出て来ても無視して居直る! 上層部が責任を末端に擦り付ける責任転嫁体質! 自らの発言を都合の良いように次々と言いかえる! 決済された文書を後でコッソリ修正する! 等など・・・
同じように考える方々も少なくないようで、 きのうの日刊スポーツ【政界地獄耳】でも、同様の指摘が!
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日大の対応が政府や官僚の弁明とダブる
日刊スポーツ/政界地獄耳 - 2018年5月23日9時2分
★悪質なタックルは悪質な命令で行われた。それをしないことも出来たのに、自分はやってしまった。その責任は自分にあるとした日大アメフト部の学生は最近の国家公務員の謝罪などとは全く違い、真摯(しんし)なものだった。彼の会見での発言は、彼がまだ経験しない日本のサラリーマンや公務員たちに与えた衝撃は大きい。理不尽なことを要求されてそれを断る勇気は彼にはなかったが、世間の注目を浴び幾多のフラッシュをたかれた学生はメディアの質問にも丁寧に答えた。
★日大も守ってくれない。周りの大人に見捨てられた孤立無援の学生は、霞が関で正直に答えたばかりに孤立無援の戦いを続ける前文科事務次官・前川喜平をほうふつとさせる。正直な告白に「証拠はあるのか」「悪魔の証明はできない」「勝手にやったこと」「犯罪とは言えない」「全く問題ない」との反撃や答えに慣れてしまった国民には学生の行ったことは決して許されないものの、立派に謝罪した学生にむしろすがすがしさすら感じたのではないか。チームにはチームの理屈がある。まさに内部の論理の強さに対して社会では通用しない独自のルール。トップの尻拭いをこの学生がしていると感じたのは今の国会の状況と重なるからだ。
★アメフト部の監督、コーチは表に出てしっかり説明することなく、辞任で体裁を整えたつもりだろうが、代わりにテレビ中継で謝罪したのは学生1人だった。元首相秘書官や前国税庁長官のうんざりするような弁明と、日大中枢の対応がダブって見える。近畿財務局では関係者の死人が出ていても司直は動いてくれない。学生の謝罪に正義の居場所を見ながら、学校経営者・加計孝太郎がこの1年余りの騒動で1度も発言しないでいることを許していることを恥ずかしく感じる。今度は大人が答える番だろう。(K)※敬称略
日大指導者は選手になすりつけ、全否定で遠のく解決 日刊スポーツ [2018年5月24日9時3分 ] https://www.nikkansports.com/sports/news/201805240000189.html
騒動の経緯を懸命に語る日大アメフト部井上コーチ(左)の隣でほおをかく内田前監督(撮影・横山健太)
アメリカンフットボールの反則問題がふりだしだ。
6日の定期戦で関学大QBを負傷させた日大の内田正人前監督(62)と井上奨DLコーチ(30)が、23日に都内の大学本部で会見。 反則した3年DL宮川泰介選手(20)が前日22日に「監督、コーチにケガさせるよう指示された」と説明したが、2人は「指示はしていない」など真っ向否定した。 内田前監督は常務理事を謹慎し、その後は学内の第三者調査委員会に従うとしたが、問題は再び平行線で解決は先延ばしになった。
会見の最後に内田前監督は常務理事職は謹慎すると表明した。その後の進退については学内に設置された第三者調査委員会に委ねるとした。 日大職員の井上コーチはコーチ辞任を「考えている」。
宮川選手の真摯(しんし)な会見で解決に向かうかと思われた騒動。再び平行線で日大の幕引きの思惑が見え隠れする会見だった。
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テーマ:アメリカン フットボール
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