TVドラマ 【半沢直樹】(第6回)を見ました。

このドラマが、極めて高い『視聴率』を記録していると云う。
このTVドラマが始まる前には、経済誌 「DIAMOND online」
でも、わざわざ取り上げるほどのフィーバー状態。
記事は長いので、リンクのみ紹介します。
原作とドラマ、似て非なるもの
「半沢直樹」ドラマ化記念 池井戸潤・特別寄稿
(DIAMOND online)- 2013年7月5日
「倍返し」できる銀行員は本当にいるのか?
――ドラマ「半沢直樹」、現役バンカーはこう見た!
(DIAMOND online)- 2013年7月26日
(何故、「DIAMOND online」がTVドラマを取り上げたのかの種明かしは後で・・・)
私も、放映された内の3回ほどは見たが、受けた原因は上司や取締役にでも堂々と物を言う
半沢直樹のイサギヨサと、これを演じるが堺雅人が格好イイからだろう。

画像は(マイナビニュース) 2013年8月8日(木)より
実際に、日本を代表する例えば「東京三菱」のような大銀行で、半沢直樹のような
熱血漢が本当に居るのだろうか? と考えると、ちょっと有り得ない気がする。
上の「DIAMOND online」の『ドラマ「半沢直樹」、現役バンカーはこう見た!』
を読んでも、銀行の暗闇部分は有り得る話と言いながら、半沢直樹のような正義感に溢れた
人物が居るとは現役バンカーは言っていない。
しかし、上から目線で、半沢直樹達を見下していた上司などが、半沢直樹の突き出した
証拠を見聞きすると、急にヘリクダッテ許しを請う姿は如何にも見苦しくて漫画的!
まぁ、そう云うドンデン返しや有名になった「倍返し」と云う啖呵も人気の所以だろう。
確かに、『人ごと』として見ている限り爽快なリベンジ物語ではある。
以下は、今日付けの「毎日新聞」記事。
「半沢直樹」:視聴率急上昇 分かりやすいヒーローに共感
(毎日新聞) - 2013年8月25日(日)11:12
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ドラマ満足度が最高値を記録『半沢直樹』
(ORICON STYLE) - 2013年8月24日(土)07:00
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「半沢直樹」原作本シリーズの最新作が30万部突破
(スポニチ) - 2013年8月23日(金)13:30
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【スタッフ】
原作:池井戸潤
「オレたちバブル入行組」
「オレたち花のバブル組」(文春文庫 刊)
» 詳細へ
脚本:八津弘幸
脚本協力:坪田 文
音楽 :服部隆之
「華麗なる一族」(TBS)
・大河ドラマ「新選組!」(NHK)・「HERO」(フジテレビ)
演出:福澤克雄
「砂の器」「華麗なる一族」「3年B組金八先生」「南極大陸」
「MR.BRAIN」「さとうきび畑の唄」映画「私は貝になりたい」
棚澤孝義 田中健太
プロデューサー:伊與田英徳 飯田和孝
製作著作:TBS

【キャスト】
半沢直樹(はんざわなおき)…堺 雅人
半沢 花(はんざわはな)…上戸 彩
渡真利忍(とまりしのぶ)…及川光博
黒崎駿一(くろさきしゅんいち)…片岡愛之助
近藤直弼(こんどうなおすけ)…滝藤賢一
《東京本部》
内藤 寛(ないとうひろし)…吉田鋼太郎
岸川慎吾(きしかわしんご)…森田順平
高木専務(たかぎせんむ)…三浦浩一
小野寺順治(おのでらじゅんじ)…牧田哲也
坂本新之助(さかもとしんのすけ)…岡山天音
貝瀬郁夫(かいせいくお)…川原和久
古里則夫(こざとのりお)…手塚とおる
時枝孝弘(ときえだたかひろ)…髙橋洋
福山啓次郎(ふくやまけいじろう)…山田純大
田宮基紀(たみやもとき)…前川泰之
野田英幸(のだひでゆき)…利重剛
湯浅 威(ゆあさたけし)…駿河太郎
戸越茂則(とごししげのり)…小林隆
油山(あぶらやま)…木下隆行[TKO]
島田亮太(しまだりょうた)…竹財輝之助
木下 愛(きのしたあい)…近野成美
来生卓治(きすぎたくじ)…ダンカン
半沢美千子(はんざわみちこ)…りりィ
近藤由紀子(こんどうゆきこ)…山崎直子
岸川夫人(きしかわふじん)…松居直美
銀行イメージキャラクター…夏目三久
ナレーション…山根基世
*
羽根夏子(はねなつこ)…倍賞美津子
半沢慎之助(はんざわしんのすけ)…笑福亭鶴瓶
*
中野渡 謙(なかのわたりけん)…北大路欣也〈特別出演〉
大和田 暁(おおわだあきら)…香川照之
ところで、何故、経済誌「DIAMOND online」がTVドラマを取り上げたのかの種明かしは、
この原作が、同誌で連載されているから・・・ でした。
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「半沢直樹」:視聴率急上昇 分かりやすいヒーローに共感
(毎日新聞) - 2013年8月25日(日)11:12
◇逆転で敵に「倍返し」痛快/演技派で固めテンポよく/人気を支える中高年女性
大手銀行を舞台にしたドラマ「半沢直樹(はんざわなおき)」(TBS系、毎週日曜放送)の視聴率が急上昇している。7月の放送開始以来、俳優の堺雅人さん演じる主人公の決めぜりふ「倍返しだ!」がヒットし、2年前に視聴率40%を記録した「家政婦のミタ」(日本テレビ系)を超える勢いだ。「水戸黄門的な勧善懲悪」「任侠(にんきょう)ノリの武闘派エンターテインメント」--識者は人気の理由をそう指摘する。【小松やしほ】
7月7日放送の第1話の視聴率は19・4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったが、回を追うごとに数字はうなぎ登り。8月11日放送の第5話は29・0%、瞬間最高31・9%と、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の22・9%も抜き、今季の連続ドラマの最高を記録した。5話までで約10ポイントの上昇は「ミタ」を上回るハイペースだ。
元銀行員で直木賞作家の池井戸潤(いけいどじゅん)さんの原作本「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」の売れ行きも好調だ。文芸春秋によると、放送開始から1カ月で文庫140万部を増刷、累計で187万部を突破した(19日現在)。「倍返し」は、今年の流行語大賞との呼び声もある。
◆
上智大の碓井広義教授(メディア論)は「現代の時代劇だ」と解説する。窮地に陥る主人公と、損得抜きに彼の助太刀をする仲間、際立つ敵役。勧善懲悪がはっきりしていて分かりやすい。威勢のいいたんかは「水戸黄門の印籠(いんろう)」代わり。主人公は我慢を重ね、最後に勝負をひっくり返す。視聴者はそこを痛快に感じ留飲が下がるというわけだ。
半沢はコネも権力もない代わりに、知恵を駆使して内外の敵と戦う。その手法は正義一辺倒ではなく、政治的な動きもすれば、裏技も使う。5億円の債権を回収するためには手段を選ばないずるさがある。いわば「清濁併せのむヒーロー」像も、現実的で共感を呼んでいる。
通常なら一つの原作で10話前後のドラマに仕立てるところを二つの原作を投入して2部構成にし、テンポの良さと密度の濃さを生んだ。「あまちゃん」の北三陸、東京編と同じ効果と、碓井教授は指摘する。
「キャスティングのうまさ」を挙げるのはドラマ評論家のこうたきてつやさんだ。主役の堺さんは2012、13年と2年連続、日本アカデミー賞優秀主演男優賞など数々の賞に輝いた、どんな役柄でも幅広くこなす最も旬な俳優。「彼の切れ味のいいたんかや、目だけで表現する憤りの演技。それらをちゃちに見せないスケール感のある演出で、企業ドラマを任侠ノリの武闘派エンターテインメントにしている」と評価する。
半沢を追い込む支店長役の石丸幹二さんや、国税局統括官を演じる歌舞伎俳優の片岡愛之助さんら、敵役を演技派俳優で固めた。
演出を手がける福澤克雄監督は「原作の面白さと堺さんの演技」と言い切る。活劇好きという福澤監督が今回、手本にしたのが、黒澤明監督の映画「用心棒」。テンポ良く話を進めるため無駄な場面は作らない▽ヒーローはヒーローらしく悪役は徹底して悪役に描く--の2点を意識した。
演出では、臨場感を出すため、半沢の正面からのズームアップを多用。映画用のレンズの大きなカメラを使い奥行き感を持たせた。冒頭や劇中、歌詞付きの曲を使わずに音だけにしているのも、ドラマに集中してもらうためという。
◆
福澤監督は「登場人物に女性が少ないし、恋愛もない。舞台も銀行という男の世界だから、女性には見てもらえないのではと心配していたが、蓋(ふた)を開けてみれば、女性の方が見ていた」と手応えを語る。
TBSによると、年代別では、中高年女性の視聴率が最も高いという。こうたきさんは「男性は現実には半沢のようにはできないと諦めている。今の時代、半沢に感情移入できるのは、組織に忠誠心をあまり感じない女性の方。女性はいつか『倍返し』してやると思いながら共感して見ているのでは」と分析している。
◇銀行マンも話題に「ところどころに真実が」
銀行業界で「半沢直樹」はどう語られているのか。「取引先と雑談で話題に出たが、見逃した。録画していないのか」。放送開始当初、複数の大手行の広報部門には支店長、部長クラスから問い合わせが相次いだ。ある大手行の首都圏の支店では月曜昼の社員食堂で、「半沢の話題で盛り上がる」(40代男性)といった現象も起きている。
どこにひかれるのか。「全体を通してみればデフォルメされたマンガのようだが、ところどころに真実があるから」(大手行中堅幹部)という。「支店長のイエスマンになっている副支店長とか、『部下の手柄は上司の手柄』のようなシーン」などが真実という。一方でドラマでは5億円の融資の回収責任が半沢融資課長に押しつけられる設定について「あくまでも責任は支店長」との声も。それでも「あり得ないからこそ、見ていて痛快」(本店勤務の大手行員)なことも銀行員の関心を呼んでいる。【工藤昭久、高橋慶浩】
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◇日曜劇場「半沢直樹」
一部地域を除きTBS系列で、毎週日曜午後9時放送。大手銀行支店融資課長の半沢が、支店長の強引な指示で、無担保で5億円の融資を行うが、融資先は倒産。全責任を押し付けようとする支店長に、半沢は「5億円は取り返す」とたんかを切り、債権回収に奮闘する--が第5話までのストーリー。25日の第6話からは本部営業部次長に昇格した半沢が老舗ホテルの経営再建や銀行破綻の危機に立ち向かう。
【関連記事】
ドラマ満足度が最高値を記録『半沢直樹』
(ORICON STYLE) - 2013年8月24日(土)07:00
4話目の視聴率が27.6%を記録した『半沢直樹』。
満足度は「全体」が91.4%、
「主演」が94.1%を記録。
その他の項目も85%を超えており、全項目ともに調査を開始した12年4月期以降の作品で、もっとも高い数値となった。
4話目は、物語のカギとなる人物の居場所をついに突き止め、「倍返し」の策を練る内容。
視聴者からは、「ドキドキして引き込まれる」(20代女性/福岡)、「起承転結が分かりやすい」(30代男性/兵庫)、「悪役のオーバー気味な演技が最高」(50代男性/千葉)など、物語やキャスト、演出について絶賛するコメントが寄せられた。
『半沢直樹』に見る、新たな“ヒットの方程式”とは?
(ORICON STYLE) - 2013年8月24日(土)07:00
(前略)
女性視聴者をいかに取り込めるかがヒット作のカギを握っていることは今も昔も変わらない。だが、女性視聴者が真に望むものは、やはり“明快で面白いもの”なのだ。イケメンの主人公やきらびやかな最新ファッションに身を包んだヒロインの存在は、あくまで付加要素でしかなく、“土台”ではないのだ。良質な作品を作ろうという欲求がまず土台になくては視聴者にバレてしまう。
そのような意味で言えば、『半沢直樹』は、小気味いい台詞回しや場面転換の早さ、挿入音楽の使い方も含めて視聴者に息をつかせない。そこに、北大路欣也ら豪華なキャストはもちろん、ミュージカル俳優・石丸幹二や歌舞伎俳優の片岡愛之助らが、けれん味溢れる悪役を好演・怪演するのだから、まさに鬼に金棒といったところ。
(後略)
「半沢直樹」原作本シリーズの最新作が30万部突破
(スポニチ) - 2013年8月23日(金)13:30
TBS系で放送中の連続ドラマ「半沢直樹」の人気を受け、原作本シリーズの最新作「ロスジェネの逆襲」(池井戸潤著、ダイヤモンド社刊)の発行部数が30万部を突破したことが分かった。昨年6月に発売された「ロスジェネの逆襲」は「半沢直樹」の原作「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」の続編となる作品。

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