2013年1月19日(土)
今週の月曜日と金曜日に、バレエ・ドキュメンタリー映画・二題を見ました。
一つは、バレエ・コンペティションを扱った【ファースト・ポジション】
こちらは、数日に亘って開催されるバレエ・コンクールを、多数の参加者の中から数人に
密着して取材したドキュメント映画。
フォローしている中の一人はミコと云う日系人ハーフ。母親がステージママで
母娘とその弟は、日本語で会話しているらしい。母の読むバレエ本は日本語でした。
バレエに関わる若い人には、極めて興味深い映画だと思います。
採点する審査員の声も取り上げて、採点で重視するポイント等も紹介。
フォローしてきたコンペティターが殆ど受賞している処を見ると、
入賞しなかった人々も編集カットはされたがフォローしていたのかも。
ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ! - goo 映画
【ファースト・ポジション】 公式サイト
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もう一つは、長年バレエに携わってきた夫婦を描く 【パリ・オペラ座のふたり】
こちらは、バレエダンサーとして活躍後、振付師として活動するピエール・ラコットと
ギレーヌ・テスマー夫妻の業績を1950年代から、2010年代までの写真や映像で自らが
語る歴史的記録ドキュメンタリー。
これもバレエ好きの人々には興味深い映画だと思われます。
ただ、最近の映像も映画がカラー化された直後の映像同様の画質で、
画面がピンボケで汚い。 敢えてそうしているのか?
2010年に渋谷の【BUNKAMURA】(東急文化村)で撮影された映像でさえ、
画質が極めて悪かった。
バレエに生きる ~パリ・オペラ座のふたり~ - goo 映画
【バレエに生きる ~パリ・オペラ座のふたり~】 公式サイト
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goo映画による作品紹介解説
解説 - ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ!
ユース・アメリカ・グランプリ(YAGP)は、9歳から19歳までのバレエダンサーを対象とする世界最高峰のバレエ・コンクール。世界の名門スクールへの奨学金や、バレエ団への入団を目指し、毎年5000人ものダンサーたちが世界各地の予選に参加する。カメラはこのコンクールに参加する少年少女たちの努力と、指導者たちの思い、金銭的、精神的な家族の協力の様子などに迫る。幼い頃からバレエに魅せられ、夢を持って努力を重ねる子どもたちのストイックな姿には、感嘆せずにいられない。それだけに、たまに彼らが見せる子どもらしい表情に、ホッとさせられる。自身も14歳までバレエに打ち込んだ経験を持つベス・カーグマン監督は、本作がデビュー作。
プロを目指して世界最高峰のバレエ・コンクールに挑む6人の子供たちを追ったドキュメンタリー。製作・監督・編集を手がけたのは、本作で監督デビューを飾るベス・カーグマン。ユース・アメリカ・グランプリは、世界の名門スクールやバレエ団への足がかりとなるバレエ・コンクール。国籍を問わず世界中から毎年5000人を超える応募があり、世界各地での予選後、ニューヨークで行われる
最終選考に残るのは200~300人。
コンクールに挑む11歳の金髪少年、アラン・ベルは、その小さな体から才能がありありと見て取れる。痛いストレッチャーにも限界を超えるほど耐えているのは、バレエが好きでたまらないから。 シエラレオネ生まれのミケーラは、4歳でアメリカ人夫妻の養女になり、現在14歳。黒い肌、筋肉質な体型というハンデをも跳ね返す決意のミケーラは特訓の成果も上々だったが、本番直前、足に異変が……。 金髪に青い瞳、白い肌、17歳のレベッカは、アメリカのドラマに出てくるセレブ高校生そのもの。裕福な家庭で何不自由なく育ち、高校生活をエンジョイしながらプロのダンサーになるという夢のために涙ぐましい努力も重ねてきた。 16歳のジョアンは、故郷のコロンビアで才能を見い出され、一人で渡米。たゆまぬ努力は家族のため。まだまだ母親が恋しく、甘えたくてすぐに電話をかけるが、そのたびに両親からはプレッシャーをかけられる。しかし最終選考を前に久しぶりに帰郷してリフレッシュできた。 カリフォルニア州に住む12歳のミコと10歳のジュールズは、日英ハーフの姉弟。日本人のママ、サトコはいわゆるステージママだ。姉のミコは情熱を持ち、普通の子どもらしい生活を諦めてまでも、よりレッスン時間が取れる自宅学習を選択する。だが天真爛漫でマイペースなジュールズは、姉ほどの才能も情熱も持てず、もう踊りたくないと言い出す始末。 そんな中、いよいよファイナルステージの幕が切って落とされた……。
監督: ベス・カーグマン 製作総指揮: ローズ・カイオラ 製作: ベス・カーグマン 撮影監督: ニック・ヒギンズ 音楽: クリス・ハジアン 編集 ベス・カーグマン アソシエイト・プロデューサー: ニック・ヒギンズ
goo映画による作品紹介解説
解説 - バレエに生きる ~パリ・オペラ座のふたり~ 生きることそのものがバレエ。ゆえに正直に誠実に仕事をする。世界最高峰のバレエ団パリ・オペラ座と縁の深い夫婦、ピエール・ラコットとギレーヌ・テスマーの生きる哲学はとてもシンプルだ。第一線を退いた後も若い世代を育てることに力を注ぐ彼らは、「ダンサーに楽しく踊ってほしい、それだけ」(テスマー)、「実子はなくともオペラ座にたくさんの子どもたちがいる」(ラコット)と語る。『マチュー・ガニオ&カルフーニ ~2人のエトワール~』の監督マレーネ・イヨネスコによるバレエ愛に満ちたこのドキュメンタリーは、過去の貴重なバレエシーンの数々と共に、刺激し合い高め合う芸術家カップルの理想的な生き方を描き出している。
あらすじ - バレエに生きる ~パリ・オペラ座のふたり~
1951年から振付師として活躍し、ロマンティック・バレエの復活に多大な貢献を果たしたピエール・ラコットと、パリ・オペラ座のかつてのエトワールで、引退後も後進の育成を続けるギレーヌ・テスマー。“バレエ愛の伝道師”ともいえるパリ・オペラ座と縁の深い夫婦が、バレエに生きることの喜びに満ちた、幸福な世界へと誘う。
フランス、アメリカ、ロシア、モナコ……と、世界を巡った2人の軌跡をたどることで、これまで語られることがなかったバレエ史の一片と、パリ・オペラ座の歩みが見えてくる。 ロマンティック・バレエの代表作『ラ・シルフィード』、『ジゼル』のほか、エディット・ピアフの歌声に振付したラコットのオリジナル作品『声』や、『椿姫』、『ハムレット』、『三銃士』、『コッペリア』、『盗賊の娘』などの舞台映像、ガルニエにてテスマーがマチュー・ガニオを指導する姿など、貴重なシーンを収録。
ルドルフ・ヌレエフ、イヴェット・ショヴィレ、アニエス・ルテステュ、ミカエル・ドナール、エフゲーニャ・オブラスツォーワ、スヴェトラーナ・ザハロワ、エリザベット・プラテル、リュドミラ・パリエロなど、豪華ダンサーの名シーンがスクリーンによみがえる。
出演: ピエール・ラコット, ギレーヌ・テスマー 監督: マレーネ・イヨネスコ
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