2011年6月26日(日)
約1300年前の創建当時から現存する 薬師寺 「東塔」(とうとう)(国宝、奈良時代)
の解体修理 が 行われることになったのだという。
高校生の頃だから云十年前のことだが、父や姉や叔父と
薬師寺 「花会式」(はなえしき)に行ったことがある。
その時の「管主」は、高田好胤さんだったと思う。
大伽藍や 「西塔」(さいとう) の再建を目指し、百万巻写経プロジェクト を起こした方だ。
その後も、数度 薬師寺には行ったし、西山棟梁の本も読んだ。
という訳で、薬師寺には親しみがある。
【来月から東塔の周囲を覆う巨大な素屋根「覆い屋」が建設される予定で、 平成30年度まで外観が見られなくなる。】(産経新聞) とのこと。
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その大修理を行うために、棟札が降ろされて公開された
「棟札」 共同通信 より
これは、創建時や、何百年も前のものではなく、ほんの60年ほど前のもので、
「日本国政府」「奉行 文化財保護委員会」「芸術大学」「奈良県教育委員会」
「寺主凝胤 副寺主好胤」 などの文字が読み取られる。
「寺主凝胤」とは橋本凝胤さん、 「副寺主好胤」とは、高田好胤さんと思われる。
工事内容として、一層 二層 三層 大屋根 木組(?)瓦葺 相輪水煙
などの項目が見える。
また、護持(?)會役員として、小林一三氏 の名前が筆頭に上がっている。
この「小林一三」は、おそらく宝塚歌劇の創始者であり、阪急電鉄の創業者である
あの 小林一三 さんに違いあるまい。
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6月25日には、歌舞伎役者の市川團十郎さんが、奉納舞いを披露された
薬師寺・東塔の解体修理の着工法要で奉納舞を披露する市川団十郎さん =25日午前10時58分、奈良市(大塚聡彦撮影) (産経新聞) 2011年6月25日(土)15:18
団十郎さん奉納の舞 薬師寺東塔大修理 (産経新聞) - 2011年6月25日(土)15:18
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薬師寺東塔(奥)の解体修理を記念し営まれた着工法要(25日午前、奈良市で) =永井哲朗撮影 (読売新聞) 2011年6月25日(土)12:16
薬師寺東塔修理で法要、団十郎さん三番叟奉納 (読売新聞) - 2011年6月25日(土)12:16
薬師寺東塔 解体修理前に法要 NHKニュース - 2011年6月25日(土) 19時8分
薬師寺東塔の修理で法要 110年ぶりの本格解体で 47ニュース - 2011/06/25 11:31 【共同通信】
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団十郎さん奉納の舞 薬師寺東塔大修理 (産経新聞) - 2011年6月25日(土)15:18
奈良市の薬師寺で唯一、約1300年前の創建当時から現存する東塔(とうとう)(国宝、奈良時代)の解体修理の無事を願う「東塔大修理着工法要」が25日、同寺で営まれた。東塔前には舞台が設けられ、修理の由緒などが記された棟札(むなふだ)をおろしたり、歌舞伎俳優の市川団十郎さんの舞が奉納されたりした。
東塔は飾り屋根「裳階(もこし)」が付いた壮麗な姿で知られる三重塔。内部を貫く心柱が空洞化するなど劣化が進んでおり、約8年がかりで解体修理される。
来月から東塔の周囲を覆う巨大な素屋根「覆い屋」が建設される予定で、平成30年度まで外観が見られなくなる。
法要には約4千人が参列した。「棟札おろしの儀」では、東塔内部に安置されていた棟札が塔最上部の相輪(そうりん)からおろされ、山田法胤(ほういん)管主に手渡された。
続いて、山田管主が約110年ぶりとなる本格的な解体修理への決意を示す表白(ひょうびゃく)を読み上げ、僧侶らの読経が境内に響き渡った。法要は26日も行われる。
薬師寺東塔修理で法要、団十郎さん三番叟奉納 (読売新聞) - 2011年6月25日(土)12:16
奈良市の薬師寺で25日、奈良時代から残る国宝・東塔(高さ約34メートル)の解体修理を記念する「東塔大修理着工法要」が営まれた。
歌舞伎俳優の市川団十郎さんが、「 三番叟 ( さんばそう ) 」を奉納した。
解体修理は約110年ぶり。中央部を貫く心柱に大きな亀裂が入り、屋根の軒が重みで下がってきているため、今夏にも塔を素屋根で覆って本格着工する。
山田 法胤 ( ほういん ) 管主は法要で、「修復成就を誓い、工事の無事を祈る」と 表白 ( ひょうびゃく ) を読み上げた。
薬師寺東塔 解体修理前に法要 NHKニュース - 2011年6月25日(土) 19時8分
奈良の薬師寺で、国宝の東塔がおよそ110年ぶりに解体修理されるのを前に、25日、4000人が参列し、安全を祈る法要が営まれました。 東塔は近く修理用の囲いで覆われ、解体修理の終わる平成30年度末まで外観も含めて見ることができなくなります。
薬師寺にある国宝の東塔は、3重の塔に装飾的な屋根が付く構造が特徴ですが、建物の中心を貫くように立っている「心柱」の内部が腐るなど傷みが進んでいるため、およそ110年ぶりに解体して修理されます。 25日の法要には地元の人などおよそ4000人が参列し、まず僧侶が花びらをかたどった色とりどりの紙をまく、「散華」と呼ばれる儀式が行われました。そして、塔の内部に安置されている、「棟札(むなふだ)」と呼ばれる過去の修理に携わった人の名前を記した板が降ろされ、薬師寺の山田法胤管主が修理の無事と安全を祈りました。
このあと、歌舞伎俳優の市川團十郎さんが祝いの場で上演される舞「三番叟」を奉納し、集まった人からは盛んな拍手が送られていました。東塔は近く修理用の囲いで覆われ、解体修理の終わる平成30年度末まで外観も含めて見ることができなくなります。
薬師寺東塔の修理で法要 110年ぶりの本格解体で 47ニュース - 2011/06/25 11:31 【共同通信】 奈良市の薬師寺で25日、国宝の東塔が約110年ぶりに解体修理されるのを前に、着工法要が営まれた。
東塔は薬師寺で唯一、奈良時代の建造物として残る三重の塔。各層に「裳階」と呼ばれる装飾屋根が律動的な美しさを生みだし、「凍れる音楽」と形容される。
法要では、1950~52年の修理の際に記され、東塔の内部に安置されていた「棟札」(縦約120センチ、横約38センチ)をワイヤでつるして下ろすほか、歌舞伎役者の市川団十郎さんが演目「三番叟」を奉納する。
東塔では、心柱内部に大きな空洞が見つかり、礎石の沈下も判明。今回は修理に加え、構造診断で災害への耐久性も調べる。
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