2011年3月24日(木)
高校野球が始まった!
基本的にはナイターは無いし、東京電力・東北電力関内ではないので、
東北代表はもちろん、全校が全国民を励ますためにもフェアプレーで
大いに奮闘して頂きたい。
一方、プロ野球セリーグの方は、ナベツネの老害ゴリ押しで、どうしても
予定通り早く開催したかったようだが、選手会の思いと国民からの大ブーイング
に加えて、政府からも一声あり、ようやくパリーグとの同時開催に同意した。
東京電力・東北電力関内でも試合は行われ、基本的にはナイターが多いので
こちらの早期開催には私も大反対であった。(ブログ記事は書いていないが・・・)
最初から節度ある方針を示していたパリーグと同時開催になったことは良かった。
こちらもプロのプレーで、被災地のみなさんを含む国民を励まして頂きたい!
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大きな拍手受け…東北「本当に感謝」さあ開幕!(スポーツニッポン) - 2011年3月24日(木)06:00
◇センバツ開会式(2011年3月23日 甲子園)
東日本大震災の被災地から出場の東北(宮城)が、万感の思いで甲子園の土を踏みしめた。「がんばろう!日本」を大会スローガンにセンバツが23日開幕。簡素化されて行われた開会式では、スタンドから大きな拍手が送られる中で東北ナインが堂々と行進した。その後は、東北OBで元監督の若生正広監督(60)率いる九州国際大付(福岡)の第2試合をスタンドで観戦。同校は大会6日目の第1試合で大垣日大(岐阜)と対戦する。
国旗、大会旗が半旗で掲げられ、選手の左袖には喪章がつけられた。甲子園が静寂に包まれる。午前9時。開催が危ぶまれていた特別な大会は、黙とうで幕を開けた。被災者の思いを背負い、大会出場を決断した東北ナインも万感の思いで祈りをささげた。
「この状況にいられることを本当に感謝したいです。自分たちの役割は全力プレーや全力疾走だと思う。被災者の方がプレーを見て少しでも頑張ろうと思ってくれれば」
上村主将は自分たちに課せられた使命を口にした。
開会式は異例づくしだった。被災者のために球場内に募金箱が6カ所設置され、鳴り物の使用は禁止された。例年なら場内を一周する入場行進は、中堅からマウンド付近まで約70メートルに縮小された。東北の名がアナウンスされると、スタンドからは割れんばかりの拍手が巻き起こった。「関西の人も宮城の人もいい人ばかり。拍手してくれてうれしかったです」。上村主将ら東北ナインは、その短い直線を65秒かけて堂々と行進した。
開会式後はスタンドから東北OBで元監督の若生監督率いる九州国際大付に声援を送った。練習のため試合途中で引き揚げたが、同校は大会史上初となる1イニング3本塁打など猛打が爆発して7―1で大勝。この結果、大会6日目の第1試合は東北、第2試合は九州国際大付がともに三塁ベンチに陣取ることも決まった。若生監督は試合後「(仙台には)自分の地域のチームみたいに応援してくれる人も多い。故郷の皆さんに元気な姿を見せられて良かった。東北に刺激を与えられたんじゃないかな」と話し、同監督の教え子となる東北の五十嵐征彦監督は「素晴らしい野球を見せていただきました。あらためて教えられた気がします」と大阪入り後、投手陣のマッサージも引き受けてくれた恩師からのエールをしっかり受け止めた。
被災後は土の上での練習が不足していた。24日は東北の後に練習を予定していた九州学院のキャンセルで、たっぷりと練習することもできる。指揮官は「今は1分でも長く練習したい。試合を6日目にしていただいたので、しっかりと準備して一日一日を大事にしたい」と話す。
困難を乗り越え、ようやくたどり着いた憧れの舞台。日本中の声援を背に受け、東北の甲子園が始まった。
≪生徒会長がナインを先導≫開会式では東北の生徒会長、川名理玖(りく)さん(17)がプラカードを持ち、先導役を務めた。川名さんの自宅も震災で被災。家具が倒れ、ガスや水道、電気がストップした。それでも「みんなを、少しでもバックアップできるように」と野球部と一緒に19日夜に大阪入りした。被災地に残って頑張る仲間を代表しての大役で、スタンドからひときわ大きな声援と拍手を受け「いろいろな気持ちがあって重みがあった。全国の方々に応援してもらえて心強いと思った」と話した。
セも4月12日開幕=パと同時、東京ドーム使わず―プロ野球 (時事通信) - 2011年03月24日 16時03分
プロ野球セ・リーグは24日、東京都内で臨時理事会を開き、公式戦の開幕をパ・リーグと同じ4月12日に延期し、東京電力、東北電力管内での4月中のナイターを自粛することを決めた。
延長戦もパ同様、3時間30分を超えて新たなイニングに入らない。デーゲームでも電力を大量に消費する東京ドームでは4月中は試合を行わず、巨人の2カードはビジターとした。26日の12球団オーナー会議で正式決定する。
セ・リーグは当初の予定通り、今月25日開幕を目指したが、文部科学省から電力事情に配慮するよう要請を受け、4日ずらした29日開幕で、東京ドームは節電策を講じるとしていた。
しかし、パ・リーグが4月12日までの延期と4月中のナイター自粛を決めたため、文科省や蓮舫節電啓発担当相らから再考を求められ、日本プロ野球選手会からもセ、パ同時開幕を要求されていた。
パ・リーグでは、西武ドームで予定していた西武―日本ハムの開幕2連戦が札幌ドームでの3連戦に変更された。
[時事通信社]
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