◇ トランプ頼りの株価上昇 = ダウ平均は先週334ドルの値上がり。3週間の連騰で、史上最高値を更新した。7-9月期の企業業績は、わずかながら減益に。それでも株価は続伸した。このため市場内では「バブルの様相が強まった」という声も出始めたが、それでも「年内は上がる」とみる投資家は少なくない。その根拠は、米中交渉の進展と財政面からの景気対策への期待。要するにトランプ頼りというわけだ。
1株利益が大幅に減り、今後の見通しも引き下げたキャタピラー社。その株価が大幅に上がって、市場関係者を驚かした。米中交渉の進展に賭けた結果だろう。だがトランプ大統領や政府高官から出てくる情報は、楽観と悲観の繰り返し。実際に進展するかどうかは、まだ確認できない。そこで市場は、大統領選挙前の景気対策にも期待するようになった。
日経平均は先週541円の値上がり。こちらは5週間の連騰で、年初来高値を切り上げている。企業業績は2期連続の減益となるが、お構いなし。ニューヨークの活況に追随している。アメリカの短期金利が上昇して、円相場が下落したことも買い材料となった。今週も上昇するかどうかは、ニューヨーク次第。そのニューヨークは、米中交渉次第という構図だろう。
今週は11日に、9月の国際収支と機械受注、10月の景気ウオッチャー調査。13日に、10月の企業物価。14日に、7-9月期のGDP速報。アメリカでは13日に、10月の消費者物価。14日に、10月の生産者物価。15日に、10月の小売り売上高と工業生産。またイギリスが11日に、7-9月期のGDP速報。ドイツが14日に、7-9月期のGDP速報。中国が14日に、10月の工業生産、小売り売上高、固定資産投資額を発表する。
≪11日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
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1株利益が大幅に減り、今後の見通しも引き下げたキャタピラー社。その株価が大幅に上がって、市場関係者を驚かした。米中交渉の進展に賭けた結果だろう。だがトランプ大統領や政府高官から出てくる情報は、楽観と悲観の繰り返し。実際に進展するかどうかは、まだ確認できない。そこで市場は、大統領選挙前の景気対策にも期待するようになった。
日経平均は先週541円の値上がり。こちらは5週間の連騰で、年初来高値を切り上げている。企業業績は2期連続の減益となるが、お構いなし。ニューヨークの活況に追随している。アメリカの短期金利が上昇して、円相場が下落したことも買い材料となった。今週も上昇するかどうかは、ニューヨーク次第。そのニューヨークは、米中交渉次第という構図だろう。
今週は11日に、9月の国際収支と機械受注、10月の景気ウオッチャー調査。13日に、10月の企業物価。14日に、7-9月期のGDP速報。アメリカでは13日に、10月の消費者物価。14日に、10月の生産者物価。15日に、10月の小売り売上高と工業生産。またイギリスが11日に、7-9月期のGDP速報。ドイツが14日に、7-9月期のGDP速報。中国が14日に、10月の工業生産、小売り売上高、固定資産投資額を発表する。
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