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はてなキーワード: ソ連とは

2025-05-23

世界ソ連を赤と呼ぶんですか?

はい冷戦期には「赤」はソ連共産主義象徴として広く使われていました。

もっとサンボマスターっぽく言ってください

世界はな!ソ連を赤と呼んでたんだよ!

情熱の赤!革命の赤!燃えるような理想の赤だよ!

だけどその赤は、時に痛みも流したんだ…!

それでも叫ぶしかないんだよ!赤って何かを変えようとする色だったんだって

2025-05-22

最近検索履歴

258キロ 金メダル

奥さんをなくした重量挙げ選手オリンピックでもちあげるとき奥さんと一緒にもちあげるっていうアニメ

よかった

スースロフ 検索カード

スースロフがレーニン著作検索カード一生懸命に作ったって話。

長年ソ連ナンバー2だった

2025-05-21

ソ連だって中抜きしてただろうしそれが資本主義の行きつく先なんだよ

答えは出ている

政治家向きの人が政治家になり

中抜きに適した人材中抜き仕事をし

用済みの手先は反乱分子として地方反乱分子らしい労務を与えられる

anond:20250521145309

ソ連指導者AIで復活させたら左派の強力なよりどころになるな

2025-05-20

anond:20250520152146

そもそもソ連って国外秘になってる怪しい研究施設とかたくさんあってなんもわからんくない?

2025-05-17

anond:20250517133607

ああ、なるほど。君はリベラル概念理解せずに、放尿レベルの駄論を撒き散らしてるわけだ。

脳内自己矛盾オナニーを繰り返して快楽物質でも出てるのか? まずは論理便所掃除から始めよう。

表現言論思想の自由剥奪されるべきである

それを「自由に主張できている」この瞬間が、すでに自由証明になってる。

お前が自由否定したければ、まず口を閉じて思考を停止してろ。

自由庇護の下で、自由否定する。これは自己放尿だ。

自由という制度が、愚者自由な放尿をも許容している事実に、頭を垂れて感謝すべきだな。

リベラルの世の中に自由不要

では聞こう。「リベラル」という語の語源を調べたことはあるか?

ラテン語のliber(自由)だ。自由否定するリベラル? それは「濡れた火」や「光る闇」と同じ、語義矛盾だよ。

君の主張は、言語の上で既に崩壊している。まるで失禁状態論理を撒き散らしているようなものだ。

焚書検閲監視洗脳、即時処刑

これが君の言う「より良い国」か? 恐怖による秩序は、必ず崩壊する。

なぜか? 恐怖は思考を止めさせるからだ。思考なき社会技術革新はなく、経済成長もなく、ただ衰退だけが残る。

かつてそういう国家はいくつもあったが、全部、歴史ゴミ箱に入っただろ?

ソ連中国文化革命ナチス・ドイツポル・ポト。同じ轍を踏みたければ、どうぞ君一人で踏み潰されてろ。

日本をより良いリベラルな国に…

自由否定して「リベラル」を名乗る? それは「味のしないうま味調味料」、あるいは「知性なき評論家」と同じ矛盾の極みだ。

まり、君の主張は「名は体を表さない」の教科書的失敗例。理性の通夜でも開いているのか? 無理やり自由なき自由を目指すなど、もはや哲学的放尿だ。

君の主張は、論理自己放尿の見本であり、言語と知性の無駄遣いだ。

そして何より、それを言える自由こそが、社会成熟証拠なんだよ。その土台を壊す者は、自由ではなく文明のものの敵だ。

今すぐその放尿思想水洗トイレに流して、脳みそロジカルで磨き直して来い。論理とは、恐怖や情念ではなく、事実整合性で成り立つものだ。

自由とは、君のような愚論にすら反論できる、この場の存在のものだ。理解できるまで帰ってくるな。

ChatGPT、政治的なことは答えないと思ってたけど意外とちゃんと答える

中国ロシアの現体制が「共産主義」というより「全体主義」に見えるという指摘は、多くの専門家国際的評価と一致しています

現代中国体制

中国名目上「共産主義」を掲げていますが、実態中国共産党による一党独裁であり、「人民民主独裁」や「社会主義民主主義」と呼ばれつつも、実際には厳格な権力集中と政治的自由制限が特徴です。

政府や党の公式文書では「民主主義」を強調しますが、言論集会の自由は大きく制限され、反対勢力異論は厳しく弾圧されます

こうした特徴から、多くの海外専門家や一部中国国内の識者も「権威主義的」「全体主義的」と分類しています

現代ロシア体制

ロシアもかつては共産主義体制ソ連)でしたが、現在は表向きは複数政党制を維持しつつ、実質的には一党優位・大統領権限の強い権威主義体制です。

プーチン政権下では、反対派の弾圧選挙操作言論報道の統制が強化され、ソ連時代全体主義手法が復活していると指摘されています

共産主義全体主義の違い

共産主義理論上「階級のない平等社会」を目指しますが、現実運用では一党独裁権力集中が進み、**全体主義国家社会のあらゆる側面を統制・支配する体制)**へと変質することが多くありました。

全体主義は、イデオロギーの違いに関わらず、個人自由や多様な意見排除し、国家や党の絶対的支配を特徴とします。

まとめ

現代中国ロシアは、名目上は共産主義社会主義を掲げていても、実態全体主義的な特徴が強いと評価されています

したがって、「共産主義全体主義」ではなく、「共産主義を掲げた国家全体主義的になりやす歴史的傾向がある」と言えます

中国ロシア共産主義というより、むしろ全体主義体制である」という見方は、現代国際社会でも広く共有されています

2025-05-15

anond:20250515090052

そもそもロシアウクライナソ連で同じ共産主義国って事を忘れてるやつが多すぎ

合併した方が幸せなんじゃねーの?

2025-05-14

anond:20250514112404

スペインとかイタリアとかギリシアとかだが。何も読んでねえのか?

 

あと「労働時間が長いから発展した国」がいくらでもある。

労働時間が一向に長くならないからなかなか発展しない国」もいくらでもある。

これらのほうが理論化が古典的

これはもう資本主義基本的原理といっていい。ソ連共産主義が負けた理由でもある。

労働時間をどんどん長くしていけるのが、19世紀から続く資本主義のパワーの根幹なんだ。

2025-05-13

anond:20250513110901

ソフホーズの一番の失敗は農家要望無視して国が農地作業内容一方的押し付けたところ

農家農家農地作業、作付等を工夫して最適化を図るもんなんだけど

ソフホーズでは国の管理部の連中がそれを全部決めてこの通りにやれと強制した

その結果、生産効率が限りなく落ち、創意工夫も生まれずにソ連農業10年は遅れたとされる

 

なので農業従事者の公務員制としてはソフホーズが思い起こされるだろうけど

少なくともソフホーズみたいな感じを想定してる奴はいないと思う

2025-05-09

まーた、はてなー党派性からコメしてるよ

この記事の件ね:

>「右の人が入る法案許せるか」発言北大教授 FBで「学術会議右派お墨付きは害」

https://www.sankei.com/article/20250508-I3ZK2ZQPNNAFRAJZTJG7SDPFGU/


この記事ちゃんと読めば「左右を問わず政治から距離を置くべき」というのが北大教授の主張だとわかる。実際、


過去学術会議では共産党系などの左派の会員が政治的な主張や活動をしていたとして「決して好ましいことではなかった」とした上で「法人化後の学術会議右派が入ることも同様に好ましくない」とした。


って書いてあるでしょ。念の為元ネタフェイスブックhttps://www.facebook.com/tomohiko.uyama/?locale=ja_JP)を方を確認すると、


ソ連共産主義がもたらした災禍を研究する者として、共産主義には完全に否定的見方を持っている


とすら書いてある。



ところが、党派性バリバリはてなー達にはこれが読めない。


>n_vermillion 左派根本的な信頼を失っているのは長年続けてきたこういうムーブのせいよね。ここまで直接的でなくても「平和平等人権」で糊塗して他者に圧かけまくりやん。

>mutsugi すごい。逆のこと言ったら首括るまで追及されそう

>ite 極左気持ちを素直に表現たらこうなるだろう。


へー、共産党否定するのが、「極左気持ち」で、それをすると「左派の信頼が根本的に揺ら」いで、「首括るまで追及」されるんだ


>straysheep19 この男、正気。既に左の連中がたくさん入ってるじゃないか。右が入って何が悪い


「右からも左から距離を取ろう」って話だろ。おまえこ正気か?


現在学術会議に関しては「共産党に連なるような左派存在は全く感じられない。


って書いてあるから左派排除はすでに達成済みだろ。それすら読めない?

もちろん、過去共産党系を入れてしまった学術会議反省すべきだが、この北大教授はそうした過去批判してる側だろ。日本語、わかる?


まぁ、産経がこういう馬鹿を釣るためのタイトルをつけたのがそもそも悪いわけだが、あっさり釣られる連中は、迷惑から発言しないでくれよ、マジで

2025-05-05

フォン・ブラウンが、アメリカロケット開発でソ連に後れを取った責任について公聴会糾弾された?

という雑学話がXでそこそこバズっていた。

より詳しく言うと、元ナチス科学者からという理由ロケット開発から外されていたはずのフォン・ブラウンが、という前提を踏まえた胸糞話である

あーそれはアメリカが悪いわ。じゃあいいねするね…

バキバキ勃起しつつ、念のためにと思ってGoogle先生で「フォン・ブラウン 公聴会検索してみたところ、不思議なことにそれらしい話はヒットしなかった。Xでの検索も同様だ。

いや、正確に言えば全くヒットしなかったわけではない。ただ、それは海外ドラマフォーオールマンカインド」に関する記事だった。

フォー・オール・マンカインド シーズン1: 海外ドラマ全話レビュー - farsite / 圏外日誌

1-2『サターンC型開発の父』

ソ連に月初着陸を奪われた責任を巡り、フォン・ブラウンアポロ15号飛行士ボールドウィン公聴会証言する

ソ連に月初着陸を奪われた」、という記述だけで分かるように、このドラマ人類初の有人月面探査をアメリカではなくソ連が成し遂げた、という設定の歴史改変ものらしい。

あらすじ見てるだけで面白そうでふつうに興味湧いてきたが、それはさておき。

Xでの「フォン・ブラウン 公聴会検索でも、件のポスト以前には「フォーオールマンカインド」関連のものしか見当たらなかった。

もしかして、今回バズったポストは、ドラマの内容を(また聞きで?)事実勘違いしたものなのでは…?

一応言っておくと、増田宇宙開発史に関する知識などゼロだし、フォン・ブラウンなんてガンダムしかいたことがなかったような人間だ。今回の検証も、やったことといえばGoogleとXで検索をかけたことだけだ。

からしかしたら、ググった程度では見つけられないような情報として、「アメリカロケット開発でソ連に後れを取った責任についてフォン・ブラウン公聴会糾弾された」という事実が実際に存在する可能性はまだ十分にある。断言できるような話はひとつもない。

もしもこの分野に詳しい野生の専門家増田を見ていたら、どうか適切な解説を加えていただけるとありがたい。

…まあ本音を言えば、ドラマの話を事実と思って拡散しちゃった人たちがいる!という結論になった方が個人的にはめちゃくちゃ面白くはあるが。

2025-04-23

anond:20250423174802

ソ連を信頼しないと同じ

社会主義制度医師は信頼しないのは当たり前だ

2025-04-19

今のアメリカを見てグローバルは終わったグローバル弊害が多すぎた

とかしたり顔で言ってる馬鹿に呆れた

アメリカ勝手に抜けただけで世界グローバル化が終わる訳が無いだろ

ソ連崩壊して共産主義が終わったか

よく考えてから発言しろ低脳って感じ

2025-04-16

第三次世界大戦が必ず発生すると仮定した場合にはトランプがやってることもあながち間違いでもないのかな

その第三次世界大戦核戦争へと発展しないと仮定してのことだ。

というか核戦争に発展したら世界は終わりなので、そこは考えても仕方がない。

核戦争にはならない形で、世界戦争が勃発したとき自国戦争物資生産できなければ詰みである

第二次大戦時のようにならなければならない。

再び製造業大国へとならねばならないのだ。

ただそう考えるとひとつ疑問が生まれる。

そもそも米国はなぜ自国製造業を守らなかったのか?

これを考えるには東西冷戦構造を思い出さなければならない。

東西冷戦自由主義資本主義陣営と、共産主義体制との闘いだった。

当時世界は両陣営に分かれていた。

米国目的として自陣営繁栄させねばならない、という使命があった。

歴史の結果から西側勝利したと知っているか現代人にはピンとこないが、当時の米国人にとってソ連冷戦勝利することが出来るかどうかなど到底わからないことだった。

とにかく共産主義陣営よりも繁栄をしなければならない。

そのためには戦争ジリ貧となったヨーロッパや、新たな同盟日本などを経済的に反映させねばならない。

そのためにはどうするか?

とにかく物を作れ。

産業を起こせ。

ものをつくれ、とにかくつくれ。

なに?ものを作っても売れなかったらどうするんだ?

馬鹿野郎。俺達が全部買い取ってやるよ。

ものを作ったら、じゃんじゃんアメリカに輸出しろ

俺達は西側繁栄の見本として、大消費社会形成する。

そして、お前たちが作ったものをじゃんじゃか消費(=購入)する。

からものをつくれ!そして繁栄しろ

、、、と。

そこで必要になるのが、強いドルなわけです。

ドルが強くないと外国からものをたくさん買えないでしょ?

いま、日本円って1ドル143円とかそのくらいでしたっけ?

日本円って高いときは1ドル80円台までいったんでしたっけ?

その頃の換算にしたら、高い高いと言われてるiPhoneだって今の半額くらいになるわけでしょ?

20万のiPhone10万で変えたらずいぶんお買い得感ありますよね?

あなたたちだってわず買っちゃうでしょ?

ね?

から強いドル必要になる。

米国から見て、これはお買い得だ!思わせるプライスになる必要があるから

そのための強いドル基軸通貨なわけです。

とはいえちょっとドルが強すぎるだろ、、、

アメリカ文句言い始めてニクソンがいろいろやったりプラザ合意とかでドルを安くしたんですけどね。

それでも相変わらずドルは強い。

そこらへんも是正しようとしてるんですねトランプは。

もう外国からじゃんじゃかものを買うのは止めだ。

これから自国生産したものアメリカ人は買う。

外国繁栄なんか知らん。

そんなことよりも第三次世界大戦へ備えなければならないのだ。

今のまま、もしも世界大戦が始まったら、アメリカは確実に世界最強の座から滑り落ちる。

なぜ?

戦争に勝てないからだ。

そんなことはあってはならないのだ。

そのための備えをするのはいつだ?

今でしょ!

今ならまだ間に合うかも知れない。

再びアメリカを偉大な国へと、その一歩を踏み出させるのだ。

2025-04-13

anond:20250413153624

ケネディ暗殺犯人はもうわかってる。

カストロ暗殺作戦に参加した海兵隊特殊部隊員がキューバ捕虜になりソ連に引き渡されたことがあった。

この捕虜ソ連版MKウルトラ計画により洗脳され、帰国後に東側命令ケネディ暗殺を実行した。

アメリカはその事実隠蔽するためにスケープゴートとしてオズワルドを拘束した。

ちなみに真犯人捕虜はその後に米軍に拘束されて洗脳が解け、ソ連生物兵器開発実験キューバミサイル基地設置を阻止する作戦従事英雄となっている。

2025-04-11

さすが田中角栄は良いこと言うね

ソ連日本に攻め込んでくるとぼくは思わない。思わないけれども、アメリカおんぶでだっこで三十六年になって、部屋貸してくれた大家よりも日銭は入ってくるようになって、逆に大家の方が出銭が多くてアップアップしててだよ。じゃ、てめえのところの柵は、おめえ作ってくれよと。いやだ、今まで通り、おめえやれよというわけにはいかないよ。そうでしょう。それが国防費の実態ですよ。てめえの世帯はてめえで守るのは当たり前だと思ってる。

ただ“九条”は厳然としてある。これを我われはすぐあしたあさって削りつぶすなんていう気はない。むしろアメリカと組んで、アメリカが逃げ出さないようにアメリカ急所を握って、日米安保でがんじがらめにしばり上げて、軍事費の伸びはできるだけ7%と8%の間ぐらいにおさえて、我われに必要政策の方に金を回す。どんなに恥をかこうと、この道をなんとかやっていくというふうに考えている。田中角栄小沢辰男も、そして田中派はそう考えている。

憲法はなじまないというのは確かにある。しかし三十六年。これは現にわが国の最高法規として存在している。戦後に生まれた人たちは、全部その最高法規の元に育ってきた。価値観生活感情論理も全部それでしょう。それはすでに定着した。浸透した。これを根こそぎひっくり返す事などはもはやできない。できなくてけっこうだ。ならば我われは、この九条を逆手に使って、九条カードにして、アメリカとのバーゲン北京とのバーゲン、これに臨むしかないと、我われは腹くくってるんですよ。

きのう聞いたようなバカは「絶え間ない右傾化の波の中でどうだこうだ」という。それは自民党の中に多少とも手放しで置けばファッショの方にいきかねないと見受けられるのもいるよ。でもだれにしたって今売り出しのためには赤塗りで大見得きって六方踏んでる方が新聞週刊誌もかくわけだ。悪役という事でかっさいを送って。しかし、それらの人も一歩、政権を目の前にすれば、かれの重心は一気に低くなる。偏った方向で政治ができるはずがない。そうでしょう。その中で比較多数のサポートがなければね。ひとりのキャラクターではできないわけだから。これは投票で決められるわけだから。数で採否が決せられるわけだから田中軍団田中軍団といわれるものというのは、その意味でいえば保守本流の中核であると自負していますよ。

正確には田中角栄秘書早坂茂三)の発言だけど。

anond:20250410123621

そもそもお国のため」を批判してきたのがリベラルですやん

もっともらしい大義を掲げているけれど、本当は国民のためではなく支配者の利益のためだと

じゃあ「大義のため戦う」を否定してるのかと言えばそうじゃない

まり、今は支配者と人民が一致してないからであって、

人民支配者の「真の民主主義国家」が出来れば

「国のために戦う」=「自分たちのために戦う」になると

その理屈ソ連北朝鮮はまさにやってたんだけど

実際は人民が苦しめられていると

じゃあ自分達の考えは誤りだったと認めるかといえば、そうではなく

ソ連北朝鮮人民のためと言ってるがそれは嘘だ、

だが自分達なら真の民主主義国家を作れる」と

そんなわけで

自分達の語る「大きな目的のために戦う物語」は許されるが

自分達以外が語る「大きな目的のために戦う物語」は人民洗脳するための道具だからさないと

本人たちはその違いがわかってる(つもり)なんだろうが他者にはわからない

リベラル大義のために戦うことをさんざん批判揶揄してきた。その影響は大きく広く波及している

ところが一方ではリベラル大義のために戦うことが無くなってしまうのを憂慮する

マッチポンプ

2025-04-06

暇空・雁琳・トランプ

ネットニュースが伝える きみの武勇伝相対性理論たまたまニュータウン」)

1 暇空

2025年3月27日、暇空茜が起訴されたという報告と、北村紗衣が雁琳を訴えていた裁判最高裁が上告を棄却し、雁琳に220万円の支払いを命じる判決が確定したという知らせが同時に届いた。暇空の起訴3月26日付、雁琳の敗訴に関する最高裁の決定は3月21日付であり、これらが同じ日に伝えられたのは偶然かもしれないが、何らかの意図が働いているようにも感じられる。

思い出されるのは、2024年2月16日アニメイトが暇空の著書「ネトゲ戦記」(KADOKAWA)の取り扱いを停止すると発表した時のことであろう。暇空によると、アニメイト脅迫されており、放火されたくなければ2月16日に取り扱いの停止を発表するように要求されていたという。そして、2月16日TBSが暇空の書類送検スクープとして報道した日でもあり、犯人アニメイト書籍の取り扱い中止を同じ日に発表させることで、何らかの効果意図していたのではないかと推測される。書籍の取り扱い停止を求めるだけならよくある話だが、その発表を特定の日時に行うよう要求するのは異例で、これまで聞いたことがない。TBS報道日時を知らなければこうした要求はできないため、犯人範囲はある程度絞られてくるだろう。もっとも、こうした脅迫があったと主張しているのは暇空だけであり、作り話ではないかという見方もある。その可能性が全くないとまで断じるつもりはないが、2024年1月刊行予定だったアビゲイルシュライアー「あの子トランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブーム悲劇」(KADOKAWA)も脅迫によって発売が中止され、産経新聞社からタイトルを変えて出るといったこともあり、リベラル脅迫も辞さないことは事実である

ただ、雁琳訴訟原告代理人である神原元は、「被告は、上告棄却となった後の令和7年3月26日時点でも、「(原告に)220万円も請求されたことは明らかにおかしい」と投稿し、被告に220万円の支払いを命じる判決最高裁で維持されたことにも触れず、カンパ募集する投稿を固定ツイートとしたままである。」(「対雁琳訴訟、勝訴確定についての弁護団声明」)と言っており、3月26日時点で判決が雁琳に伝わっていたことが窺え、雁琳側から判決について発表していれば、暇空起訴と重ならなかったわけで、これらが同日に判明したことリベラル意思によるものではないと思われる。

暇空を語るのは容易なことではない。あまりにも多くの出来事が次々と起こっており、そのすべてを追いきれないかである西葛西出版社長である中村慎太郎@_Shintaro_は2024年5月13日に、こうツイートしている。《暇空さん+赤木レイアで1年くらい過ごしたので、それ以外の事象あんまりしらないんだよね。なんという複雑怪奇現象なのだ》。一年前というと、2023年5月である2023年3月3日には住民監査請求再調査の結果が出ており、Colaboの会計問題住民訴訟舞台を移し、歩みをほとんど止めてしまったのであるが、代わりに追及の対象となったのが自称学生の堀口英利である。暇空がウクライナ戦争についての所見を述べたところ、堀口が噛みついたのがきっかであるが、暇空は激怒し、堀口の過去を掘り返していった。堀口はKCL(King's College London)の学生である自称していたが、これについても疑義が投げかけられた。堀口も、自らが誹謗中傷とみなす投稿を行った人々に対して、大量の開示請求を行うなど、決して譲らない態度を示した。堀口は時事系ユーチューバーにとって訴訟リスクを伴う存在である一方で、恵みの雨とも言え、その中で最も稼いだのは赤木レイアである。当初は3分くらいの動画で取り上げていたのであるが、2023年7月7日に15分53秒の「堀口英利、とんでもない書面を出して爆笑されてしまうww【暇空茜】」を出してからというもの、長尺の堀口動画毎日のように投稿していた。普通に生活していると、ニュースに割ける時間は限られている。暇空・堀口を追うのに時間を割くとすれば、他のニュースに目を向けるのは難しくなる。

中村慎太郎2024年8月24日に次のようにツイートしている。《最新の暇空ライブバカ面白いね。彼は妄想しているとも言えるが、ヒントほぼゼロから無限推理を繰り広げる天才ともいえる。あってるかどうか?怪談に正解などないのだ》。この頃に語られていたのが、「高崎物語である好き嫌い.comに、7月28日から、妹が堀口の同級生であると主張する人物が書いたものであり、「高崎市に帰郷した堀口がかつての同級生だった女性に性暴行したり、自らの肛門アルフォートを入れたり、それらの件で親族会議が行われたり逮捕勾留されたりというのを高崎市民たちが証言する内容」(「暇空茜と側近の灰豚、喧嘩別れ。大量総括へ」)であるが、好き嫌い.comに書かれたものであり、十中八九作り話であろうが、暇空は事実であると考え、これをもとに推理していた。もしこれが事実であれば堀口は拘束されていることになるが、灰豚が堀口と8月20日午前1時ころに会ったと言いだす。このあたりから、訳が分からなくなっていく。暇空は灰豚を「対話罪」の対象としたが、この頃から味方であるアカウントをどんどん切っていった。赤木レイアも暇空との関係悪化し、9月7日最後更新していない。

暇空は2024年12月から真如苑が裏で糸を引いていると言い出すようになった。堀口のnoteに、彼の母親真如苑信者であると書かれているのは事実である(「断ち切りたい「毒親の血」――「両親が開業医の一人息子であること」は必ずしも幸せ意味しませんでした。」)が、真如苑特に問題を起こしていないようであり、荒唐無稽と言わざるを得ないであろう。堀口死亡説を唱えたりもしている。2024年11月1日神奈川県相模原市緑区千木良底沢橋下で、15歳から30歳程度とみられる身元不明遺体発見されたが、この遺体が堀口だというのであるしかし、堀口は2025年3月19日テレビインタビューに答えており、生きていると言わざるを得ない(「北海道じゃらんハッキング被害 関係ない人物名前悪用 悪用された本人に取材ネット上で誹謗中傷の的」」、HTB北海道ニュース)。妄想に近い推理を連発しているうちに、支持が減って閑散とし、求心力に陰りが見られるようになり、その結果、起訴やすくなってしまったのかもしれない。

以上は簡略なスケッチであるが、このようなものは求められていないのかもしれない。リベラルからすれば、暇空は「誹謗中傷ビジネス」をしているとレッテルを貼っておけばいいので、推移には関心がなさそうであるし、暇空の観客も、事態リアルタイムで動いていて予測不能な展開が見られることに楽しみがあるので、後から振り返りたいとは思っていないかもしれない。

暇空が現れるまでの青識亜論をはじめとする「表現の自由戦士」は、原理主義的にあらゆる性的表現を無条件に擁護しているだけであった。しかし、リベラルSNSで「声を上げる」ことにより企業に対して表現撤回させるように圧力かけており、これは効果を持っていた。青識のような活動ではこれを止めることはできていなかった。暇空は発想を転換し、シュナムルやColaboといった表現規制派のスキャンダル暴露する戦略を実行したのであるが、それなりに奏功した。「赤いきつね」は無傷で済んだのである

山口三尊は《暇空氏、あれで起訴は少し気の毒だが、堀口英利さんや、灰豚に対する誹謗中傷は。起訴されてもやむを得ないレベルだと思う。》(2025年3月30日)と述べており、不起訴あるいは略式起訴もあり得たようである裁判所はリベラル化しているようである。Ogura.H@dli_coipchirtの《暇空さん対伊東弁護士訴訟担当した吉岡地裁判長って、名古屋地裁時代労働者側の請求棄却する判決をたくさん出している裁判官なんですね。》(2024年2月10日)というツイートに対して、国際企業法務弁護士🤡GAREW@big_lawfirmは《現代型のリベラルって感じですね。マイノリティには寄り添いつつ労働者階級には厳しい、アメリカ沿岸部価値観ですね。経歴は最高裁事務総局系なので、今の最高裁スタンスがそうなのでしょう。》(同前)とコメントを寄せているが、当のアメリカでは、最高裁は反リベラルによって占拠されているのに対して、本邦ではアメリカ沿岸部価値観最高裁にまで及んでいるのである

2 雁琳

2021年キャンセルカルチャーが吹き荒れた年であった。呉座勇一のツイッターでの発言に端を発して、オープンレター女性差別的な文化を脱するために」が4月4日に出され、小山田圭吾東京オリンピック開会式音楽担当を辞任に追い込まれたりした。しかし、オープンレターに対しては当初から批判があり、雁琳はその先頭に立っていたと言っていい。暇空がColaboの会計問題に取り組み始めたのは2022年10月であるが、2022年キャンセルカルチャーに対してたたかいが挑まれた年であり、暇空はその真打のようなものとして現れたのである

雁琳は暇空のように全方位に喧嘩を売っているわけではない。ほぼオープンレターに限られるであろう。しかし、オープンレターネットからは消されてしまっていて、今は見られない。ウィキペディアでは「女性差別的な文化を脱するために」は立項されているものの、他ではその痕跡が消されてしまっている。ウィキペディアの呉座勇一のページから不祥事についての記述がなくなっている(2025年4月2日閲覧)。履歴をたどってみると、2024年7月20日に削除されたようである。呉座のキャンセル成功していれば、歴史的意義のある文書としてネットに残されていたと思われる。しかし、キャンセルカルチャー第一号としてモデルケースになるはずだったものが、杜撰にやってしまったために、オープンレターからもなかったことにされてしまったのであろう。

雁琳は「正論2021年6月号に「ポリコレ派への共感 強制する社会の歪み」を発表しており、雑誌でのオープンレターへの批判はこれが最初であるオープンレターが出たのが4月4日であり、「正論6月号は5月1日発売なので、一月も経たないうちに反論が出たことになる。ネット上の反論は埋もれてしまいがちだが、雑誌は繰り返し参照されるため、雁琳が狙い撃ちにされたのではないかと指摘されることがある。

雁琳は2022年複数雑誌で発表を行った。例えば、「国体文化」(1177号、2022年6月)には「新たなる共産主義運動は『目覚めた当事者』の顔をして現れる」を、「実話BUNKAタブー」には「弱者男性を救うのは方法論的ミソジニーである」(2022年5月号)と「女子高生AV賛成論」(2022年6月号)を寄稿している。また、「情況2022年春号のキャンセルカルチャー特集では、「キャンセルカルチャーとは何か――その現象本質」を発表した。しかし、その後は雑誌に招かれる機会がほとんどなくなった。約3年ぶりの登場となったのは、「情況2025年冬号に掲載された「DON'T BE USED. BE THE UNCOUNTED.――ネオ幕府アキノリ党のクリプト革命運動についての簡潔な報告」(荒牧隆史との共著)である本来なら「正論「WiLL」「HANADA」といった右翼雑誌に登場してもおかしくないが、そこには見られていない。それだけに、「情況」の姿勢は際立っている。

情況」は1968年に創刊されたが、廣松渉が当時の金額で100万円を援助したことでも知られている。1970年6月に結成された「情況派」というセクト存在するが、これは「情況」の創刊者である古賀暹が所属していたため、叛旗派から蔑称として「情況派」と呼ばれ、その名が定着したらしい(正式名称共産主義者同盟(再建準備委員会である)(有坂賢吾「新左翼過激派全書」)。したがって、「情況派」の機関誌というわけではないようだが、新左翼雑誌としてスタートしたことは確かであるしかし、第六期(2023年2月から)の編集長に塩野谷恭輔が就任すると、ネットの雑多な声を取り上げ、反リベラル立場であっても登用する路線へと転換したらしい(2022年春号のキャンセルカルチャー特集は第五期に属するが、この頃からその兆しが見えていたのだろう)。ページをめくると、まるでインターネット闇鍋のような印象を受ける。ここでしか出会えない著者たちの論考が並んでいる。

2024年夏号のトランスジェンダー特集がその路線の到達点であろう。文芸誌を含め、ほとんどの雑誌リベラル化してしまい、ターフが排除されてしまった。そうなってくると、反リベラルを登用する「情況」のような雑誌しかターフは書けないということになり、ターフが結集したような誌面になった。これに対して「読者・寄稿者有志」は反発し、2024年9月20日、「『情況』に関する声明」を出した。署名しているのは、京大人文研や叛乱研の関係者、さら編集者のようである絓秀実がこれに加わったことに唖然とした人もいたようであるが、マルクス主義の持つものと持たざるものという区別を、マジョリティマイノリティという区別に置き換えたのが、「社会構築主義政治主義」と雁琳が呼ぶものであり、新左翼マルクス主義者ではあるのだから、これに乗ろうと思えば乗れるのは当然のことではあろう。

森脇透青は、《たとえば千田有紀立場ひとつとっても塩野谷恭輔の立場と異なるし、さら小谷野敦笙野頼子ともまったく違うはずである(たとえば「生物学的」のような言葉留保なしで使うかどうか、「陰謀論」的な語調を使用するかどうか、また構築主義理解の深度において)》(「不良債権としての『情況』、あるいは回覧板について」)と述べ、トランスジェンダー特集執筆者たちには「構築主義理解の深度」において違いがあると言っている。「構築主義理解」が足りないのは、この中では、小谷野敦であろう。事実小谷野は、《私はバトラー批判なんかしてないんだよ。ポモを批判していて、バトラーは読んでも何を言ってるのか分からない、と書いているではないか。》とツイートしている(2024年11月11日)。しかし、オフパコギャルママ🦖1y@takamatsu4_13によると、《批判者は佐藤悟志をこすっているけど、本当に読まれたくないのは小谷野敦とかだったりするんだろうね。さすがに「小谷野のは読まないでくれ!」とは言えないから、佐藤悟志をこすっているだけだという。》(2024年9月21日)。小谷野は「ポストモダントランスジェンダー」を寄稿しているが、これは何があったのかを小谷野節で綴ったものである。これを読むと、ノーディベートと称して議論すら行われないまま、明らかに異論のありうる理論によって現実が書き換えられようとしていたことが分かるであろう。千田有紀の「構築主義理解」は足りていないどころではなく、上野千鶴子編「構築主義とは何か」(2001年)に序章「構築主義系譜学」を書いているくらいであるが、「学問危機と『キャンセル』の方法論」(pp.116-135)は、小谷野と同じく、何があったのかの記録であるが、 Permalink | 記事への反応(0) | 09:34

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