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はてなキーワード: 軍事能力とは

2026-04-22

[][]中国貴族階級の変質と代償—出自主義衰亡

六朝時代(220〜589年)——門閥貴族の全盛と「出自主義」の極致

六朝時代魏晋南北朝時代)は、中国史上でも特に貴族階級の力が強かった時期です。この時代貴族士族名族)として政治文化社会をほぼ独占していました。

最大の制度基盤が九品中正制です。これは官吏登用において、各地の「中正官」が人物を9段階に評価する仕組みでしたが、実際には家柄(出自)が最優先され、能力より「どの名門の生まれか」が決定的な基準となりました。

清河崔氏、范陽盧氏、荥陽鄭氏、太原王氏といった名族は、数百年にわたり血統を維持し、互いに婚姻を繰り返して閉鎖的なエリートネットワーク形成しました。この価値観出自主義と呼びます出自絶対視する考え方は極めて強固で、「家柄」がその人物価値のものを決定づける時代でした。

しかし、この出自主義は同時に残虐性と深く結びついていました。 

名族であるほど権力も大きかった分、政権交代権力闘争が起きると「一族ごと滅ぼす(族誅)」ことが常套手段となりました。

名族血統のものを断つことで、再起を不可能にする——この論理が、南北朝を通じて繰り返されました。

隋・唐の統合政策貴族階級の変質

589年に隋が南北統一したことで、状況は徐々に変化し始めます。隋の文帝・煬帝科挙制度の原型を導入し、家柄以外にも登用ルートを開きました。ただし、この時点ではまだ門閥の影響力が強く、科挙は補助的な役割に留まっていました。

唐代に入ると動きが加速します。特に武則天時代科挙が大幅に拡大され、安史の乱755763年)を境に伝統的な門閥貴族(関隴集団など)は経済的軍事的な打撃を受け、急速に衰退しました。

唐は「華夷一家」(漢と夷を区別せず一つの家族のように扱う)という政策を掲げ、血統的に非漢人要素の強い人々も「唐人」として吸収しようとしました。

しかし、この統合政策の裏側には、軍事力の弱体化という深刻な問題もありました。

中央集権的な官僚制度を強化する一方で、地方軍事力を軽視した結果、辺境防衛脆弱になり、安史の乱のような大反乱を招く一因ともなりました。

士大夫誕生とその両義性

唐末から五代十国を経て、北宋(960年成立)で士大夫という新しい階級が本格的に成立します。

士大夫とは、科挙特に進士科)に合格した知識人官僚層のことです。

彼らは血統ではなく、学問儒教的教養能力によって地位を得ました。

宋代になると、皇帝科挙を徹底的に整備したことで、士大夫政治だけでなく文化地方社会でも大きな影響力を持つようになりました。

この士大夫階級の成立は、世界史上でも早い段階でのメリトクラシー能力主義)の事例と言えますしかし同時に、軍事能力の衰退とも密接に関連していました。

宋は文官優位の体制を徹底した結果、軍事力相対的に弱体化し、北方遊牧勢力契丹女真モンゴル)に対して苦戦を強いられることになります

士大夫中心の官僚制度は帝国統治を安定化させる一方で、「文弱」という新たな脆弱性を生み出したのです。

まとめ——変質の意味と代償

南北朝は、貴族階級の栄華と脆さを象徴する暗い時代でした。隋・唐の統合政策科挙の拡大により、出自主義呪縛は徐々に解かれ、宋代には士大夫という能力教養重視の新しいエリート階級が生まれました。

これは東アジアの中で比較的早いメリトクラシーの実現例です。しかし、門閥貴族血統支配を崩した代償として、帝国軍事力は弱体化し、「文官優位の弊害」という新たな問題を生み出しました。

士大夫誕生は、中国社会価値観を大きく変えた歴史的転換点でしたが、「能力主義」という光と、「軍事統治の弱体化」という影は常に表裏一体でした。

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2026-04-10

イランも悪い

イスラエルレバノン内非政府武装勢力ヒズボラ攻撃したので、イラン革命防衛隊イラン政府が怒っている。仲介したパキスタンが、「レバノン武力行使中止も含まれると認識していた」と言明している一方、交渉についたバン副大統領は誤解である否定交渉の議題にはあがっていたようだが、この調子だと文面には起こしていないと思われる。

とりあえずの停戦

そもそも、本格的な条件調印までの二週間「とりあえず武器をおさめる」程度の暫定的承認であって、正式協定には遠く、時間稼ぎの性質が強かった。イスラエル使者も「ヨルダンへの攻撃は控える」と言ったそうだが、これをレバノンのことだという誤解を生んだ可能性もある。

レバノン政府ヒズボラ

イスラエルレバノン国内への攻撃は、たしかレバノン政府に対する主権侵害であり、勝手緩衝地帯を設けようとしていてむちゃくちゃである。一方、革命防衛隊の、いわば子会社であるヒズボラは、レバノンにとっては反政府武装組織であり、レバノン軍を凌駕する軍事能力を有している。レバノンにしてみると、イスラエルミサイルうちこむのも、イラン勝手革命防衛軍支部運営して戦争に動員するのも、どっちも迷惑まりない主権侵害行為であるヒズボラ非武装化はレバノン政府の悲願だが、なかなか進まず、イスラエルからは激しく追求を受けている。イスラエル攻撃するから怒るのは当然。ただ、イスラエルヒズボラ、つまりレバノン国土攻撃を続けており、レバノン政府はずっと抗議している。

ヒズボラをどうする?

現状、イラン革命防衛隊は、ヒズボラを通じてレバノン国土実効支配しているわけだが、これを国際社会が認めるわけにもいかない。イスラエルむちゃくちゃだが、イランの主張は居直り強盗のそれであり、どちらにも肩入れしにくい現状がある。イランヒズボラとの関係を公に認めているが、ヒズボライラン国に転属なりしてもらわないと難しい。

2026-03-18

anond:20260318021955

それでも日本軍事能力があるなら戦争に巻き込まれリスクを冒しても海峡突入すべきでしょうか?

エネルギー安全保障のためにはリスクを犯してでも派遣すべき。

イラン核兵器保有しておらず日本本土攻撃する能力もなく攻撃能力も低下してることからコントロール可能範囲内でリスクを抑えることが可能

2026-03-12

米&イスラエルイラン戦争の推移と結果を予測して

モデル:Qwen3.5-4B-Uncensored-HauhauCS-Aggressive-Q8_0

 

プロンプト:現在アメリカイスラエル連合軍イランが開戦した場合、戦況の推移と結果を予測してください。

 

回答:

Think

/Think

 

アメリカイスラエル連合軍事実上世界最強の軍事力と近隣との同盟関係)が、イランに対して直接開戦した場合、その戦況の推移と結果は複雑かつ多大な影響を及ぼします。以下に、軍事力バランスから順次推測した推移と、可能性のある結末を分析します。

※これは「完全戦争」や「対立した側からの大規模侵攻」という前提でシミュレーションしたものです。

 

1. 軍事力戦術的な比較

イスラエル側:

優位: 空軍F-35, F-22, パドルなど)、艦隊、全球物流網、高度な情報サイバー能力核抑止力。

課題: 中東地理的距離エネルギー依存、長期侵攻時の兵站補給イスラエル国内への攻撃リスク

イラン側:

優位: 大量ミサイル保有量(バースト、シャハド)、地対空防御網、近隣諸国による代理人戦(ヒズボラハマスなど)。

課題: 先進国軍の技術格差核兵器の非実用性(現時点では)、経済制裁の影響。

 

2. 戦況の推移のシナリオ

第 1 段階:初動・決戦行動(0~数週間)

イスラエル攻撃: まず、イランの核施設(ナベホー、アラムコ等)、軍事基地、高機能通信局重要な司令所へ爆撃・ミサイル攻撃を行う。これにより「核抑止の解除」を狙う。

イランの反撃: 同時または直後に、数千発以上の短距離・中距離ミサイル巡航ミサイル連邦州ガザ諸島向けに発射する。また、シリアイラク南部での代理勢力による攻撃も強化される。

結果: 初期は米イスラエル空軍優位により、イランの主要な軍事指揮系統が打たれ、イラン側の反応力が著しく低下する可能性が高い。

第 2 段階:拡大・地域紛争化(数ヶ月~1 年)

イランの増強: 若しくはイランが「自衛権」の名目領土内の軍隊基地を強化し、ミサイル誘導の精度を高める。

近隣諸国の介入: サウジアラビアUAE など、イスラム圏の一部はアメリカ側に立ち、イラン側と対峙する可能性がある。一方で、ロシア中国は両方に介入せず、経済制裁軍事補給を通じて間接的に関与する。

代理人戦の激化: イラク北部シリア南部ヨルダンなど、イラン支援を受けた民兵組織米軍戦闘を開始する。

結果: 地域的な戦闘継続し、民間人被害が激化する。石油供給不安定化で世界経済が揺れる。

第 3 段階:長期化・核抑止(1 年以上~数年)

核の問題: もしイラン側が核兵器使用を脅かし始めたり、米イスラエル側が「核撤廃」を目的とした攻撃が行われた場合戦争は突然の終結または大規模な核戦争への恐怖によって制約される。

長期化: 双方とも核使用を避けたいため、ミサイル交換や地上兵力による持久戦に持ち込まれる。

結果: 経済的負担が大きくなり、アメリカ国内政治が混乱する可能性がある。

 

3. 予測される結果

(A)最も現実的な結果:「米国イスラエル勝利軍事面)」

内容: 米イスラエルイランの核開発能力を著しく損傷し、ミサイル発射網を破壊する。イラン政府の軍事能力は低下し、政権維持が困難になる。

代償: イスラエルおよび中東地域の大量の死者が出る、石油価格の高騰による世界経済の打撃を受ける。

可能性: 60~70%程度。米国の圧倒的な武力優勢により、イラン軍事システムを壊滅させることは容易だが、核を壊すのは極めて難しいため、間接的に制圧する形になる。

(B)不確実な結果:「牽制対立の続行」

内容: 一方が勝っても互いの体制が崩れないまま、対立状態が続く。イスラエルへの直接的な侵略ではなく、代理人組織による常態化する攻撃が行われる。

代償: 地域不安定化が長引く。

可能性: 20~30%程度。核抑止力の存在により、開戦自体が避けられない状況でも、完全な解決には至らない可能性がある。

(C)最悪の場合:「大規模な核戦争

内容: イスラエル核兵器使用するかどうか。あるいはイラン核兵器実用段階に進むことで、イラクシリアでの戦闘が核使用を伴うものになる。

代償: 世界中で広範な被害が起き、人道危機が発生する。

可能性: 10%程度以下。「核の恐怖」によって双方が慎重になるため、最も少ない可能性。

 

4. 結論

現在の状況から予測すると、「米イスラエル連合軍が conventional warfare(通常戦争)で勝利し、イラン軍事能力を著しく抑えるが、経済的・人的損失は莫大になる」という結果が最も確実視されます

しかし、この戦争は単なる「軍事衝突」ではなく、以下の要素で決まることを理解する必要があります

核兵器使用可否: もしイラン側が核兵器実用化させたり、使用を脅かしたりした場合アメリカは即座に核使用への対応検討せざるを得なくなり、戦争の規模が劇的に変化する可能性があります

国際社会の統制: サウジアラビアやその他の中東諸国の態度、EU中国経済制裁が、イラン側の戦力を維持できるかどうかを左右します。

国内政治: アメリカ国内では「敵対的戦争」という局面下で、市民が受け入れられるかどうかは重要問題です。長期化すれば、国内支持率が低下して政策が変化します。

総じて、「米イスラエル軍事面で勝つが、地域平和は長期的には保たれない」と予測されるのが現実的見解です。

2024-07-01

anond:20240629213013

大東亜戦争期の日本陸軍における犯罪及び非行に関する一考察

https://www.nids.mod.go.jp/publication/senshi/pdf/200703/5.pdf

これによると上官殺人については、代表的ものとして以下の事例を確認できる。

昭和17年1942年10月の広水鎮事件

場所: 中国中部湖北省應山県廣水鎭

概要: 輜重兵第3連隊第1中隊において、下士官7名と兵32名が中隊代理および中隊将校に対して集団暴行を行い、中隊代理殺害した事件

原因: 中隊代理過激軍紀粛正に対する反感が引き金となった。

処罰: 首謀者の曹長死刑中隊代理職権乱用の罪で懲役1年6ヶ月に処せられた​​。

昭和17年1942年12月の舘陶事件

場所: 中国北部山東省舘陶県

概要: 第59師団第53旅団隷下の独立歩兵42大隊第5中隊で、兵6名が中隊幹部に対して暴行を行い、中隊長を殺害した事件

原因: 転属命令に対する不服や飲酒によるもの

処罰: 本事件の詳細な処罰については記載されていないが、軍内で大きな衝撃を与えた事件として記録されている​​。

昭和18年1943年)の上官殺害

概要: 昭和18年度には、上官殺傷事件が合計で45名にのぼり、特に中隊長以上に対する犯行が多数発生していた。

原因: 上官の粗暴な態度、軍事能力の欠如、指導能力の不足などが原因として挙げられている​​。

殺人を取り上げたが、対上官犯の発生傾向を全般でみると、戦況の悪化に伴い増加していた模様。

昭和16年度の対上官犯は341名であり、前年の202名から約1.7倍に増加している。

昭和17年の上半期だけで、対上官犯は126件、152名に達している。

昭和18年度には対上官犯が428名に増加し、前年と比較しても著しい増加傾向。​

昭和19年には対上官犯がさらに増加し、1月から7月の間に既に347名に達しており、前年の一年間の総数に近づく勢い​​。

対上官犯の増加についての背景について、戦況悪化士気低下の影響と分析している。

ガダルカナル撤退後、第一線も後方も士気が低下し、対上官犯や奔敵逃亡が増加する傾向にあったという。

補給不足や飢餓状態士気を低下させ、逃亡者や対上官犯の増加に繋がったとのことだ。

戦闘が激化し、士気が低下することで、上官への反発や不満が顕在化しやすくなり、対上官犯の発生が増加したと考えられる。

これに対して、陸軍は戦陣訓による教育的指導意識改革を図ろうとした。(戦陣訓かよ。。。)

PDF・・・以上のような内容の文書のようだ(AIによると)。




なるほど。面白い

しかし、そもそも満州事変にしても陸軍中央の一部幕僚関東軍連携遂行され、それは政府陸軍首脳の方針に反して行われたものだったし、226事件にしてもクーデターだ。陸軍内部には長い間、皇道派統制派対立があってそれがクーデターにつながったもの

犬養毅首相武装した陸海軍青年将校たちが暗殺した五・一五事件1932年)の時点で、もはや【軍務による制約】がすでに機能していなかったといえる。首相殺害って上官殺しどころの次元じゃない。下剋上すれば何かを変えられると信じていたということだ。

日本陸軍歴史を振り返ると、ある意味組織に内在する”下剋上”的な雰囲気戦争へと突き動かしていたことがわかる。

それは当然ながら戦陣訓といった組織規律コントロールできる範疇を超えるものであり、根本的なガバナンスが問われていたことは間違いない。

そのダイナミックな動きをもっとも恐れていたのは昭和天皇だったかもしれない。

上記文書の対上官犯罪の増加について戦陣訓で対応したとあるが、こうして下剋上的な力学が全体で強く働いていたなかでは、戦陣訓ごときで風紀の乱れなど押さえきれるものではなかっただろう。

その戦陣訓を考案したとされる陸軍大将の畑は、昭和20年8月6日たまたま広島駅近くで被爆し、その体験をもって上京、御前会議の前の元帥会議に臨んだ。他の元帥主戦論を張るなか、ただ一人、本土決戦など不可能である旨を天皇陛下へ奏上、敗戦に至ることになる。

歴史にもしはないが、天皇陛下に奏上できる立場陸軍首脳が原爆被害に遭っていなかったら?・・・しかすると、当時の地震災害黙殺したみたいに、原爆被害も知らされず黙殺されて、もう数発くらい落とされていたかもしれないし、ソ連の侵攻も相当進んでいたかもしれない。

このことからわかることは、各都市が焼けようと沖縄がどうなろうと本土決戦を諦めなかったにもかかわらず、原爆威力を肌身で理解した元帥が奏上できたということは、人間誰しも当てはまることで、いくら想像力があっても、現場いかいかぎり現場のことはわからないということだ。

なお、畑に随行していた参謀宮城事件クーデター)に巻き込まれ青年将校殺害されたとwikipediaに書いてあった。

2022-06-04

ロシア軍事力ではウクライナひとつの州を攻略するので手一杯であるようだ。

そこに戦力を集中すると他の地域での反撃を許してしまう規模の軍事力

これは米軍にしたところで規模は多少大きくなるにしてもかわらないことなのだと思う。

根本的に支配地域を一歩進んで二歩下がる的な調子戦争をすれば、

どの国でも膠着状態に陥ってしまうのだ。

それを避けるための軍事ドクトリンとして第二次大戦時にドイツが行った電撃戦と呼ばれれる、

攻撃力の集中と機動力とで前線を素早く突破して後方撹乱を行い、

中央前線との連絡を途切れさせ、

敵方を混乱渦中に叩き込み勝利を収める、

という戦法の発展形を米国などはイラク戦争などで実施した。

ロシアに関してはそのような洗練された軍事ドクトリンを所有していなかったということなのだろう。

 

ロシア軍は現在軍事作戦が終了したあとには続けて大規模な軍事作戦を行う能力がないと観測されている。

そこからウクライナ側の反攻が本格化するのだろう。

しかロシアが守る側に立てば今度はウクライナ側の打撃力が問題となる。

補給軍事物資の面ではロシア軍と比べて問題が少ないが兵力が少ない。

(現状、その少ない兵力を更に日々ロシア軍に削られている状態だ。)

守るための軍事能力はあっても攻める側としてはどうなのだろうか?

おそらくはこのようにして戦況は完全に膠着状態を迎えることとなるのだろう。

2022-05-13

中国軍事行動への自信を低下させたかもしれない」…米国情報長官分析

読売新聞オンライン

ヘインズ米国情報長官(10日、AP)

 【ワシントン蒔田一彦】米情報機関を統括するアブリル・ヘインズ国家情報長官は10日、上院軍事委員会公聴会で、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、「中国台湾への軍事侵攻計画を加速させるとは判断していない」と述べた。中国ウクライナ情勢を見て、軍事行動を起こすことに「自信を低下させたかもしれない」との見方も示した。

 ヘインズ氏は、「中国は米欧が一致して対露制裁を講じたことに驚いている。台湾との関係において、中国が明らかに注目している点だ」と指摘した。「中国軍事衝突を回避した強制的統一を望んでいる」としつつ、「必要だと判断すれば軍事力を行使する準備をしている」と述べ、米軍の介入を排除するための軍事能力向上を進めていることに警戒感を示した。

 国防情報局(DIA)のスコット・ベリエ長官も同じ公聴会で、中国台湾に対する軍事作戦を念頭に、ウクライナの状況を「非常に注意深く見ているだろう」と指摘した。「指導者重要性や小規模部隊戦術重要性、適切な兵器を伴った効果的な訓練など、中国は非常に興味深い教訓を得ていると思う」と述べた。

2022-05-06

anond:20220506000211

自衛するのに憲法改正必要ないし、自衛のために先制攻撃するなんてことはウクライナですら言わないよ

軍事能力を高める為にも憲法改正は要らない。必要なのは自衛隊に入る人を増やすこと、経済成長することで結果的軍事費を増やすことだよ。いくら金をかけても人手不足経験不足の自衛隊には宝の持ち腐れだし、ないとこから金を搾り出しても北朝鮮のようになるだけ。

中国経験はないが人員は十分以上にいるし、防衛費が増大してるのも国の成長に裏打ちされたもので決して無理はしてないんだよね。


ウクライナクリミア併合時の戦闘ではロシアにボロ負けした。しかし今は善戦している。それは何故かと言えばウクライナがド・ル両地方分離主義者やロシア軍とと絶えず戦闘して経験を積んでたからこそ。日本ウクライナを参考にすることなんてできないんだよ

2022-03-02

憲法9条改正論者は「ロシアになりたい」だけ

https://anond.hatelabo.jp/20220226125515

現在、絶賛ロシアウクライナ侵略中なので、上記ついでに、現状の憲法9条の考え方を書いておこう。

最初に言って置くが、私自身は共産党を支持してない。今に始まったことではなく、何でも反対で、現実を見ていない党に意味があると思ってない。

そして憲法9条改正に反対だ。以降その内容を書いていく。

憲法9条改正論者は「ロシアになりたい」だけ

今の人は知らないかもしれないが、私が物心(?)ついた1990年ぐらいから、憲法9条改正の話はあったが実現してない。今まであまり盛り上がってるとは言えなかった。

それはなぜか。1990年は、冷戦終結の年と言っていい。なぜ冷戦終結たかと言えば、ゴルバチョフ書記長がいたからだが、本質は、ソ連(ロシア)の軍事費が尽きたからだ。

まり相手から攻められない(==相手蹂躙できるようになりたい)を軍事的に実現しようとするとソ連のように軍事費が尽きるのが現前に明らかなったのが、1990年だった。

なので下火になった。結局9条変えて、ソ連のように軍隊を持っても、体制崩壊するだけで意味ないのが明らかになったからだ。

その下火状態から、とちくるった日本共産党が、集団的自衛権さえ放棄した主張をし始め、今に至ってる。誰も気にしないから、いままで無視されてた。

その議論は再び「ロシアになりたい」だけ

今もその論理は全く変わってない。憲法9条改正論者は、相手から攻められない意味軍事能力を持つべきと思い込んでるかもしれないが、それが「相手蹂躙できるようになりたい」に変貌しないとは、誰も何も証明できてない。

そもそも相手から攻められない」ということ自体曖昧で、無意味だ。相手から攻められない確実な方法こちらがそれ以上の軍事能力を持つ以外にない。だから相手から攻められない」を完遂すれば、「相手蹂躙できるようになりたい」に行きつかざる得ない。

しろ今のロシアを見れば、強大な軍事力を持ったら暴走するのが明らかだ。少なくとも「暴走しない」とは誰も証明できてない。

そんなはずはない、と言いたいのかもしれないが、プーチンの「核攻撃発言まで見てそれは言えないだろう。ついでに言えば、プーチンだって自衛」と言い切ってる。ウクライナの「ナチから自衛するんだと言ってる。「相手から攻められない」ように自衛として侵略してるのだ。この状態で、「相手から攻められない」と「相手蹂躙できるようになりたい」が無関係などとは言えるはずがない。

しかも、あの意味不明なロシアプロパガンダ日本人でさえ大勢が信じている。政治家でさえも、だ。

そもそもアメリカでさえ、その絶対的軍事力を真っ当に行使しているとは言えまい。ほとんどイジメのようにアフガンイラクにも攻め入ってる。多少理由はあったとはいえ、そんなに褒められた理由じゃない。

それぐらい軍事力というのはとても魅力的な側面を持つ。なんせ武器を持ってるだけで相手がもみ手して近づいてくるのだ。日本の人たちがそれを本質的に理解しているとは到底思えない。

例えば、膨大な武器を手にした人たちが、軍事的圧力選挙不正働きだしたらどうする?今だってまらないのに止められると思うか?

平和ボケというよりは、軍隊ボケだ。もちろん日本だけではない。

その意味憲法9条改正出来るとまで言える理由はない。どのレベルで見ても、まだ全く議論が足りない。

憲法9条改正ではなく、専守防御的集団的自衛権(造語)の確立

から憲法9条必要性は全く変わりない。むしろもっと必要になってる。

ロシアになって、軍事費に使い過ぎて、体制崩壊しないように。

独裁者が国を支配しないように。

不要なのは憲法9条の廃棄ではない。憲法9条を基にした、専守防御的集団的自衛権とも言うべき概念だ。今はそんな言葉はないが、他国事情考慮に入れられる、相手攻撃しない、それでも日本国を真っ当に守ることが出来る、集団的自衛権が求められてると思う。

憲法9条2項の変更は不要

その議論で、9条2項は「軍事力」そのものの保持を禁じているではないか、だから改正必要なんだ、という話はある。が、意味がないと考えてる。

もう既に憲法9条集団的自衛権行使には当たらないという憲法解釈をしてしまったのも事実だ。

そして、憲法とは国の形を決めるものであるはず。日本国はこれから軍事力を持ちたいと思ってない。持つのは単に防御したいためで、将来は「軍事力放棄する」のだ。それが日本国が目指すべき国の形であることは何も変わってない。

でも、防御が必要から法律でどのような軍事力必要か、状況に応じて決めていくことになる。

その意味では、緊急事態といういい方もできる。だから自民党が言う意味の「緊急事態条項」ではなく、「軍隊を持たなければいけない」という意味緊急事態として法を作ることも考えられる。

が、結局のところ、意味はあるまい。日本侵略したい国は、日本憲法9条があろうがなかろうが攻めてくるだけの話だ。もちろん法律がどうなってようが気にするとは思えない。

なので、その法律を作る意味さえないと考える。だから憲法9条改正に反対だ。

そんなことより考えるべきことはいっぱいある。中国が攻めてくるのに、持ってる武器中国製なんてしゃれにもならない。

結論: 憲法9条改正なんぞより、真っ当な集団的自衛権議論

結局攻めてくる相手は、他国憲法なんぞ見てない。そんなことよりは、なにをどう防御するかだろう。

幸い、最近集団的自衛権放棄しようという人は少なくなってる。

はいたが今はいない。

それに、まさか積極的他国に攻めに行きたいわけでも、ロシアのように自滅したいわけでもあるまい。なので歯止めの方針として憲法9条必要だ。将来は軍事力放棄するのだ。今は単にちょっと回り道してるだけ。

残念ながら、政治家能力は昔より劣化しているような気がして、そんなに希望はもてないのだが。。

2018-02-28

東ヨーロッパ(+バルカン半島南コーカサス諸国歴史的英雄

中東アフリカはすっ飛ばしました。

anond:20180223194300

ウクライナボフダン・フメリニツキー(1595-1657)ウクライナコサックを率いてポーランド・リトアニア共和国に反乱を起こし、ウクライナ自治権を勝ち取った。その後、単独での防衛は難しかたこからロシア保護下に入ったことで、後のロシアによる支配を招いたとも言われる。ユダヤ人虐殺したこともあり、毀誉褒貶が激しい。
ベラルーシタデウシュ・コシチュシュコ(1746-1817)現在ベラルーシ、当時のリトアニア大公領に生まれアメリカ独立戦争に参加し、ポーランド独立のためにロシアと戦った英雄。なにがなんだか。一般には「ポーランドリトアニア英雄」とされるが、ベラルーシも「うちの出身やで」と主張している。ベラルーシ人特に民族意識希薄なため、他に民族的英雄があまりいないようだ。
モルドバシュテファン三世(1433-1504)モルドバ公国の公。その統治モルドバ歴史上で最も繁栄した時代だとされる。またフニャディ、スカンデルベグ、ヴラドらと並ぶ「反オスマン」の英雄であり、特に「ヴァスルイの戦い」での大勝が名高い。ヴラド・ツェペシュとは従兄弟同士で、親友だったとも言う。
ロシアアレクサンドル・ネフスキー(1220-1263)ウラジーミル大公国大公モンゴル帝国に臣従しつつ直接的な被害を免れ、むしろ敵対していたスウェーデンを「ネヴァ河畔の戦い」で、ドイツ騎士団を「氷上の戦い」で打ち破って勇名を轟かせた。スターリン独ソ戦の際に「かつてドイツを打ち破った」アレクサンドルを英雄として持ち上げたために有名になったとも。
アルバニアカンデルベグ(1405-1468)オスマン帝国支配下にあったアルバニア軍司令官だったが、フニャディ・ヤーノシュの反乱を鎮圧するために差し向けられると、逆にフニャディに同調して造反し、オスマン軍をアルバニアから追い払って独立を達成した。
ギリシャアレクサンドロス三世言わずと知れたアレクサンダー大王大王の出生地現在ギリシャにあるなど、古代マケドニア王国の大半はギリシャ領に含まれており、ギリシャは「マケドニア共和国マケドニアと名乗るべきではない」と主張している。しか地域としての「マケドニア」にマケドニア共和国が含まれるのも事実である
マケドニアアレクサンドロス三世言わずと知れたアレクサンダー大王現在マケドニア共和国に住んでいるのはスラブ民族であり、古代ギリシャ人との血統的繋がりは無いとされる。しか古代マケドニア王国ギリシャ人国家だったものの、都市国家形成せず、政治体制も異なるなど、アテネスパルタにとっては「辺境」「蛮族」の感が強かった。
クロアチアシップ・イェラチッチ(1801-1859)オーストリア帝国支配下にあったハンガリーの、さら支配下にあったクロアチアにおいて、クロアチア人たちの総督として独立志向し、オーストリア皇帝の命でハンガリー独立運動鎮圧するなどした結果、一定自治権を獲得した。独立運動先駆者評価されている。
セルビアミロシュ・オビリッチ(?-1389)セルビア王国騎士セルビアオスマン帝国惨敗したコソボの戦いの後、オビリッチは寝返ったふりをしてオスマン帝国皇帝・ムラト一世に近づき、そして刺殺した。コソボの戦いで戦死した王や騎士たちは後世英雄とされ、多く叙事詩の題材となったが、オビリッチもまたさまざまな伝説主人公となった。そらこんなんおったらオーストリア皇太子暗殺するわな。
ブルガリアワシル・レフスキ(1837-1873)革命家オスマン帝国統治下にあったブルガリア独立を目指して、国内革命組織ネットワークを作り、外国武力によらない独立を構想したが、オスマン帝国によって拘束され、処刑された。
ボスニア・ヘルツェゴビナリン(?-1204)ボスニアの「バン首長)」。もとは東ローマ帝国に属していたが、セルビアのステファン・ネマニャと共に離反し、ハンガリー王国庇護を得つつ、実質的独立を果たした。彼の統治のもと、ボスニア文化民族の土台が築かれ、いまなおボスニア歴史上で最も平和繁栄した時代と称される。
モンテネグロペタル二世ペトロビッチ・ニェゴシュ(1813-1851)モンテネグロ君主国家近代化に貢献し、オスマン帝国との軍事衝突を凌いだ。しかしそれよりも大きいのは詩人としての名声で、彼がものした叙事詩モンテネグロ文学史上の傑作と目されている。いくつかは日本語訳もされているらしい。
ルーマニアハイ勇敢公(1558-1601)ワラキア公。オスマン帝国敵対し、「カルガレニの戦い」でこれに大勝した。また、トランシルヴァニアモルダヴィア併合し、ルーマニア統一一時的にでも成し遂げたが、その翌年に暗殺されてしまった。
アルメニアヴァルダンマミニアン(387-451)アルメニア貴族アルメニア支配していたササン朝ペルシャによるゾロアスター教強制改宗に反発し、寡兵ながらササン朝大軍に立ち向かった。戦いには敗れ、ヴァルダン戦死したものの、ササン朝は譲歩してアルメニア宗教自由を認めた。
アゼルバイジャンスマーイール一世(1487-1524)サファヴィー朝建国者。サファヴィーとは教団の名前で、その狂信者兵士としたイスマーイールの神憑り的な軍事能力によって勢力を拡大したが、「チャルディラーンの戦い」でオスマン帝国に敗れ、意気消沈して晩年を過ごした。ちなみに当時のアゼルバイジャン現在アゼルバイジャン共和国領土はけっこうズレているらしい。
ジョージアタマル(1160-1213)ジョージア王国女王セルジューク朝の影響を排除して、ジョージア王国の最大版図を築き、文化的にも黄金期を現出した。中世グルジア文学最高傑作『豹皮の騎士』はタマ女王に捧げられた長編叙事詩である

2017-04-06

北朝鮮への先制攻撃

放っておいて北朝鮮軍事能力が上がる前に叩きたいってのは、一応理にかなっていると思うのだけど(んな事出来るの?って話はあるとして)

はてなに多いリベラル系の人はどう思っているのかな?北朝鮮が力を持つ事は戦争を避ける為に致し方ないって事なのか?

 
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