アルテ TokyoMX(6/20)#12終
最終回 第12話 弟子
母、ソフィアの肖像画が完成した。
一応は合格点、カタリーナはアルテが帰るので寂しい。
ダーチャは心配で工房を覗いていた。
深夜にマテイがアルテを訪ねてきた。
先日の発言を謝りに来たのだった。
教養もあって貴族で女性、珍しい存在で素晴らしい。
その発言はアルテを悩ませてしまったかもしれない。
いつ、独立できるか分からないので羨ましかった。
アルても男に生まれたかったと心のなかで嫉妬することがあるので同じ。
女性らしい柔らかいタッチは男では真似できない。
しかも装飾品や衣装も素晴らしい。
生まれも教養も女性も全てが才能です。
それは大事にして下さい。
考えた末にアルテはヴェネツィアを去ることをユーリに伝える。
私には女性ゆえの価値があると気づいた。
だからユーリ以上のお客を見つけたい。
それならば頑張れと送り出してくれるユーリ。
カタリーナに会うと別れの挨拶は嫌いと冷たい素振り。
私のために怒ってくれてありがとう。
カタリーナの言葉で道が決まった。
アルテの絵画はカタリーナには一生の宝ものだった。
帰ってきたアルテはレオに何と言って報告しようか?
悩んでいるとダーチャが訪れた。
レオが発熱して床に伏せている、それを知って帰ってきたのでは?
ウベルティーノさんの屋敷で療養している。
駆けつけたアルテはレオの仕事が滞っていることを知る。
復活祭までに仕上げたいが残りは1週間。
アルテが続きを引き受ける。
1人で頑張るアルテだが納期を守れそうにない。
アンジェロが親方の了承を得て手伝いに来てくれた。
ヴェロニカから食事の差し入れをダーチャが届ける。
いつぞやの工房の徒弟も手伝いに来てくれた。
なんとか期日に間に合ったが、レオは光の計算を忘れている。
朝日と夕陽では光の当たり方が変わる、それは俺が塗り直す。
誰かを勇気づけるレオのような絵を描きたい。
だからレオにまだまだ教わりたいことがたくさんある。
復活祭の日に母親が天井画を眺める。
アルテの仕事に納得する、女の幸せは結婚しか無いと考えていた。
両親もカタリーナもヴェロニカも密かに描いていた。
カタリーナに手紙を書いたアルテ。
ユーリもアルテの絵を見たいと了承する。
---最終回---
綺麗にまとまりましたね。
ストーリーは女性でも頑張るアルテを描いた作品。
明るく元気で前向きなアルテ。
女性差別の残る時代なので、アルテには逆風が多い。
そんなエピソードばかりが目についたのは少し残念。
ヴェネツィア編ではカタリーナともっと仲良しになったエピソードも見たかった。
でもアルテの笑顔に救われる作品でしたね。
王道的な内容で楽しめる作品でした。
アルテ TokyoMX(6/13)#11
第11話 ファリエル家の肖像画家
アルテは忙しい。
もっと私と話して欲しいと寂しくて拗ねてしまう。
仕事が終わったら帰ってしまうのに。
アルテが工房を見学に行く、カタリーナも無理やり同行する。
中では職人が忙しく働いている、カタリーナは興味津々。
アルテが女性でも大仰には驚かない。
貴族で教養もあり女性なんて羨ましい。
今までとは反対のことを言われて逆に困ってしまう。
それからアルテは寝る間も惜しんで一層、頑張ってしまう。
無理やり努力してみたが答えは出なかった。
アルテは行き詰まりを感じてレオ親方に頼りたい。
レオはアルテの居ない生活に戸惑っていた。
工房が妙に静かで逆に居心地が悪い。
仕事も捗ってしまう嬉しそうではない。
アンジェラからアルテの帰りを尋ねられるが初めて会う徒弟だった。
アルテは町にすっかり馴染んでいてレオは同じ質問ばかりされる。
アルテが無理をしすぎて倒れてしまう。
カタリーナは心配で側に付いていた。
ユーリはカタリーナを泣かせたことを怒る。
君の事情には興味がない。
カタリーナはアルテを監視していた。
画家は肖像画を描く場合、衣装や宝飾品に拘る。
そのためには色んな絵画や彫刻を模写して考える。
そんなアルテの行動にカタリーナも影響される。
今は貴族の教養を身につける必要がある。
このままヴェネツィアに残って暮らさないか?
ユーリがパトロンになって生活を保証するから。
女性で貴族出身だからの提案ですか?
未だアルテには自分の実力以上に評価されている気がしていた。
ソフィアの肖像画が完成するまでに決めてほしい。
完成した自分の肖像画を持って工房に走るカタリーナ。
カタリーナは工房での会話を聞いていたのだった。
アルテは女性で貴族だから肖像画を描いているわけじゃない。
立派な絵が描けるのと徒弟に話す。
カタリーナは怒っていた。
貴族に生まれた事実は変えられない。
だったら貴族として相応しい振る舞い立派な教養を身につけるしか無い。
そして一人前となったことを認めさせるしか無い。
レオに言われた独立後の生活を考えろ。
ヴェネツィアに残っても良い、その言葉を思い出す。
---次回 「弟子」---
カタリーナと仲良く暮らすエピソードを見たかった。
尺の都合で彼女との仲良しシーンは見られない。
逆にアルテが出口を見つけれられない迷路に入ってしまう。
女性だから、貴族出身だから。
そんな特殊性が気になってしまう。
純粋に絵の実力を認められたわけじゃない。
でもアルテだけが持つ武器を利用するのも立派な政略であり生活の知恵です。
カタリーナもアルテの素晴らしさを理解しているが、それを伝えられないもどかしさ。
ユーリは最初から貴族で徒弟のアルテだからカタリーナの家庭教師に選んだ。
それは間違っていないし正しい選択。
早速、最良の結果を与えられたのだから合格。
パトロンになるとまで言われる。
今回は褒め殺しみたいな対応に戸惑い悩むアルテでした。
結果が見えてる悩みだけに引きも弱いし、続きが気にならない。
レオの下に帰るのが分かっているだけに残念な演出です。
アルテ TokyoMX(6/06)#10
第10話 カタリーナの晩餐
カタリーナに晩餐に招待されるアルテ。
これは口止め料だから。
ユーリはここに来た世話係はアルテが初めてだと告げる。
カタリーナは貴族の振る舞いが嫌い。
何につけても自分たちを高貴だとひけらかすようだから。
ユーリはアルテが最後まで仕事を全うするなら全てを話すつもり。
アルテは誰の何のために雇われているのですか?
カタリーナの幸せのためと言われてユーリの話を聞く。
ユーリの食事係の妻、ボーナが最も乳の出が良くて乳母となった。
息子のジモとも仲良くなって家族のように暮らした。
でもボーナが急死して実家に呼び戻された。
カタリーナの幸せは兄の家にしか無い。
パン粥が大好きだったカタリーナ、帰る時は不機嫌になる。
実家では彼女を誰も見ていない違和感に気づく。
ボーナは家族ではないと告げた、実家に帰るべきだから。
ジモにも手紙を書いたが、二度と会わないと返信が届いた。
ジモに会いに行こうと告げるが拒否される。
ユーリはジモの住む住所を教えてくれた。
使用人も誰もユーリには逆らえない。
君を選んだ自分を信用しているから。
ソフィアの肖像画を描く時間を忘れてしまった。
駆けつけると父のマルタが怒っていた。
これでは高額な持参金を持たさないと結婚できない。
アルテの両親も同じで娘の将来を考えては言い合いをしていた。
アルテはマルタの言うことは聞けないと断言する。
それ以上に誰もカタリーナのことを真剣に考えていない。
もっと真剣に彼女と向き合うべきだ。
カタリーナにジモと会うことを提案するアルテ。
このままではどこにも進めない、前進できない。
自分で進路を決めるべきだ。
アルテの言葉に納得してムラーノ島へ向かう。
ボーナが死の間際に二度と会うべきではないと告げた。
私達は家族ではないのだから。
ジモはカタリーナに問いかける、前に向かって進んでいるか?
カタリーナも家族だと思っている。
前に向かって進んだら、また会ってくれる?
楽しみにしているよ。
涙を流すが、大丈夫だからと帰るカタリーナ。
アルテの解雇が告げられた時、カタリーナは訪れた。
貴族の挨拶をしてアルテの解雇撤回を求める。
ソフィアもマルタに反論、カタリーナを応援する。
初めてのことなので震えていたソフィア。
でも母としてどうすれば良いのか分からない。
強く抱きしめて。
---次回 「ファリエル家の肖像画家」---
アルテがようやくカタリーナの過去と望みを知ったエピソード。
アルテと同じで娘は結婚するのが最良の幸せと考える時代。
貴族なら政略結婚もあるので結婚が大事。
それと反発する女性のエピソード。
ユーリは分かっていて、立場もあるのか何もしない。
貴族ですから家の継続、隆盛も大事ですからね。
でもカタリーナが自分で決めて自分で行動できるなら後押しはしてくれそうですね。
そしてアルテは彼女には良い見本ですよね。
母親のソフィアも娘が可愛いのでカタリーナと向き合って夫に反論できるように
なりそうで円満解決できそうですね。
1人、当主のマルタだけは不満そうですが。
アルテ TokyoMX(5/30)#09
第9話 悪童
早速両親から夕食に招かれるアルテ。
カタリーナにはアルテ以外にもたくさんの教師が雇われていた。
手掴みで食べるカタリーナ、父のマルタは人前に出せるようになって欲しい。
厳しくても構わないと告げる。
だから眠りたいと両親の前ではわざとマナーを無視していた。
どうやら人前には出たくない様子。
悩んでいるとダフネを見つけて声を掛ける。
カタリーナの振る舞いは使用人全員が理解していた。
母親のソフィアに肖像画の構図を見せる。
カタリーナに関して尋ねられるが何も言えない。
ユーリには画家としてよりも家庭教師として期待されていた。
カタリーナの部屋から夜でも明かりが漏れていた。
気分転換に教会に行きたいので道を尋ねるとダフネが案内してくれる。
ダフネは本気で怒ってくれるがアルテは慣れているので気にしない。
ヴェネツィアもフィレンツェも同じだと分かった。
普段着に着替えてカタリーナに理由を尋ねる。
ダフネからもらった捨てる布を3日間、夜鍋して衣装を縫った。
それに着替えたカタリーナと野外授業を始める。
カタリーナは以前住んでいた場所で遊んだ経験があるので得意。
料理の味付けには詳しいカタリーナ、でも夜に眠くなるのは困る。
ソフィアの肖像画を描くアルテにカタリーナに関して尋ねる。
実はカタリーナとは打ち解けているとは思っていないソフィア。
二人の兄がいるが別荘地に送られている。
父親のマルタは息子にしか興味がない。
娘はいずれ嫁に出すので長く別荘ぐらしをしていた。
最近、6歳になって戻ってきたばかりらしい。
夜中にカタリーナの部屋を訪れると悲鳴が聞こえて中に入る。
彼女は夜中に料理の勉強をしていたのだった。
調理場を借りて密かに調理を行っていたカタリーナ、ユーリも手伝っていた。
両親に告げられたと思っていたがアルテは何も言わなかった。
確認すると好きなものを取り上げられる辛さを知っているアルテ。
母親に絵を燃やされたから。
彼女のスケッチを見せてもらう、見たもの全てを描いている。
これは仕事で利用する資料になるので財産。
絵画の徒弟になって辛いこともたくさんあった。
でもそれ以上に楽しいこともあった。
初めてアルテと呼んで、変わってるわね。
そう言われない?
ユーリが連れてきたので変わってるとは思ってた。
もっと絵を見せて。
昨夜は断りもなく部屋に入ってごめんなさい。
もう無理に秘密を尋ねることはしない。
私の晩餐に招待されてみない?
そこであなたの知りたいことも話しても良い。
---次回 「カタリーナの晩餐」---
一筋縄ではいかないカタリーナ。
単なるワガママではなく、アルテと同じで好きなことがあった。
その道に進むには貴族の肩書が邪魔をする。
特に父親は結婚することしか考えていない。
アルテと同じ環境ですね。
ユーリも知っているが教えることはしない。
それはカタリーナが話すこと、気に入られなければ意味がない。
そしてアルテを信用しないと教えることは逆効果にもなりかねない。
まだ幼いので職人の徒弟は早いかもしれないが、家を出ることになりそう。
でも父親は直ぐには認めないでしょうね。
アルテ TokyoMX(5/23)#08
第8話 新天地
アンジェロは仲間から聞いて駆けつけてきた。
ダーチャとアンジェロは初めて、手を取られて気絶するダーチャ。
レオはアルテを見送る、独立後の仕事の取得に関して考えろと言われる。
携帯用の祭壇画を手渡される。
もう戻らなくても良いと言うことだろうか?
途中からは船に乗る、船は揺れるので歩くのも難しい。
濡れた衣装を着替えさせてくれていた。
幼いアルテには興味ないからとユーリ。
ユーリはアルテの悩みを見抜いていた。
アルテには貴族の立場を利用した仕事を得ることが出来る。
色んな可能性を上手く利用しろと言いたかったらしい。
その証拠にレオはユーリにアルテを頼むと伝えに訪れたらしい。
海から見るヴェネツィアは綺麗だった。
ユーリの部屋で先任が引き払うのを待つ。
東方の陶磁器を集めるのが趣味だったユーリ。
重い荷物も自分で運ぶアルテ、荷解きにもダフネが訪れた。
彼女の必要性もなく挨拶して握手する。
変な人の烙印を押される。
姉はどんな人か聞いたことがない。
恥ずかしがり屋さんだった。
荷物を自分で運ぶ変な人、興味がないから眠る。
カタリーナは猫をかぶっていた、こまっしゃくれだった。
---次回 「悪童」---
カタリナだとハメフラですが、姪はカタリーナでした。
母のソフィアはハメフラでも同じ名前のキャラが居ますね。
一筋縄ではいかないワガママ娘ですね。
手強いと言われた娘でした。
アルテの前向きで元気さが彼女を変えられるかですね。
何を見て、知って、気持ちが変わるのかですね。
船での勝負とか必要だったのだろうか?
なんというか、本編に必要性を感じない描写が多い。
無駄なエピソードよりも、本編に絡むエピソードを描くべきだと思うけれど。
アルテ TokyoMX(5/16)#07
第7話 ヴェネツィアの貴族
密かに期待していたらしく協会と徒弟にも認められたことを知っていた。
今後が楽しみだとアルテと話す。
アルテの絵画を見て女徒弟の絵だと知る。
町でダーチャに文字を教えるアルテ。
ヴェロニカから借りた本を見せると高級娼婦だと教えると驚かれる。
そこに貴族のユーリが訪れた、アルテを探していたらしい。
工房でアルテに仕事を依頼する。
ヴェネツィアの貴族ユーリ・ファリエルは有名な家系。
家庭教師の理由は、アルテが女性で貴族の出身だから。
そして家庭教師が最近辞めてしまったことも原因。
前例のないいい話で悩むアルテ。
レオはアルテの自由意志に任せる。
何かあればいつでも頼ってほしい、門戸は開かれている。
シェナの貴族に嫁いだが死別した。
持参金を返してもらえなくて取り戻しに訪れたらしい。
レオにはアルテが居て安心だと告げる。
ルザンナの実家は貴族相手なので持参金をたくさん支払った。
心理戦を仕掛ける、君はアルテ可愛さに強要したことはないか?
そんなつもりはないが気になってしまうレオ。
次の作戦を考えるユーリ。
ヴェロニカにルザンナの現状を相談する。
裏から手を回して交渉することは可能だが見たことのない相手に
対処するのも嫌われるかもしれない。
そんなきはサラサラ無いアルテ。
あなたに地位と権力を持つ知り合いなんて居ないでしょう?
ユーリの顔が思い浮かぶ。
レオに現状を知らせると工房を出ても戻ってこられますか?
個人の仕事ではなく工房の仕事だと依頼してもらえれば帰ってこられる。
ルザンナのことには礼を述べる。
ユーリと早速交渉するアルテ。
ルザンナの後ろ盾になることは問題ない。
ヴェネツィアには3ヶ月の居住にしたいアルテ。
間を取って6ヶ月、その後は交渉次第で了承する。
アルテに決めた理由は何ですか?
姪とユーリは感性が似ているから、つまりユーリがアルテを気に入ったから。
ルザンナは感謝してフィエナに戻る。
レオのことをよろしくね。
---次回 「新天地」---
アルテの大広間の習作を見て気になった貴族のユーリ。
ヴェロニカに届けられた絵画を見て決意は固まる。
本気で気に入った様子。
そこからアルテと交渉するユーリ。
かなりの策略家のようですね、しかも心理戦が得意。
敵に回すと厄介な相手になりそうです。
でも味方になると心強い人物にも思える。
そんな貴族に見初められた。
それと師匠の娘のルザンナ登場。
彼女もレオを好きだった気がする。
でもレオは恐れ多くて受け入れられなかった気がする二人の過去。
だからアルテの恋心にも気づいていると思う。
来週からはヴェネツィア編がスタート、水の都でARIAの舞台ですね。
ゴンドラが登場すればARIAを思い出しそう。
コラボしてくれると嬉しいが、あちらは火星ですからね。
ダーチャはお針子らしいがエピソードはカットされてますね。
回想で描かれれば良いのだけれど。
アルテ TokyoMX(5/09)#06
第6話 同業組合
亡くなった親方の家族と徒弟を面倒見ないといけない。
アルテのせいではないが居たたまれない。
親方の会議でアルテの話題が上る。
各親方が集まって壁一面に巨大な絵画を完成させる共同作業。
アルテは徒弟としての作業に専念する。
それが画家を続ける条件だった。
ローマ教皇は芸術に力を入れるのでフィレンツェからローマに芸術の都が移るかも。
現場で挨拶しても無視されるアルテ、大声で挨拶して存在をアピール。
アルテの度胸の良さにはレオも感心する。
もう慣れましたから。
女だからと特別扱いしないレオ。
翌日は体も慣れて作業のコツも学びつつあった。
複数の親方が集まって合同で描く。
描かれ始めると空間が絵画で満たされていく。
その空間を綺麗で楽しいと考えるアルテ。
作業中も笑顔で頑張ると他の徒弟たちも認め始める。
アロルド役員長はアルテを認める。
レオを信じてついて行くアルテは可愛くて仕方ない。
役員長は自分の弟子に欲しいと絶賛してくれる。
それでも夜は疲労困憊で寝落ち。
仕事が終わりかけるチームはカルチョで遊ぶ。
役員長はレオ以上の頑張り屋さんだと認識する。
ベネツィアから貴族のユーリがフィレンツィエを訪れた。
フレスコ画を描く現場で徒弟たちの練習を見つける。
漆喰を塗った壁に描いて練習するのだった。
その後にもう一度漆喰を塗ったり、絵画を描くので残らない。
どれも硬いゴツゴツした手ばかりだが柔らかい表現の手を見つける。
それはアルテの習作で女性だと聞かされると興味を持つユーリ。
---次回 「ヴェネツィアの貴族」---
今回もアルテが女性だからとバカにする徒弟と親方のエピソード。
彼女の実力を知らないので女性だと言うことでバカにする。
男尊女卑の世界ですね。
アンジェロは良い人ですが周りに対して強く言えない残念さ。
こうして少しずつ周囲に認めさせる必要があるようですね。
男以上に頑張ったアルテでした。
レオもアルテを少しは認めた?エピソード。
レオも未だ誹謗中傷される立場でした。
この時代の絵画は芸術ではなく職人の工芸なのですね。
写真の代わりでもあったりする、日常で使用される絵画なのでした。
アルテ TokyoMX(5/02)#05
第5話 腐れ縁
16世紀のフィレンツェ、絵の具は薬屋が扱っていた。
お使いから帰ると仕事の依頼、お客と言い争うレオ。
再交渉しないといけないが、やる気がない。
アルテの気持ちは分かるが無理だろうと止める。
でも女性なら交渉可能かもと考え直す。
待合室には多数の絵画が飾られている。
しかしアルテには無理で帰ってきたが悔しいので再交渉したい。
戦略が必要だと考えてヴェロニカを訪ねる。
友達だから嬉しい、何をすれば良いの?
姿勢を正して、笑顔を絶やさない。
自信を持って貴族、女性を利用する。
仕事をさせてもらえれば嬉しい、そんな考えは捨てる。
1週間後に再交渉に訪れる。
材料費だけでは不十分、職人の腕の分を支払って欲しい。
そんな付加価値に費用を求めるのだった。
だから相手との交渉のための道具として利用している。
他にも教会への寄付などでも利用している。
絵画の良し悪しなど分からない。
アルテはいつか満足させてみせると告げると気に入られる。
待合室の絵画を見せて欲しい。
絵のタッチがレオだった。
レオの過去を知らないアルテには新鮮だった。
しかしレオのことになると急に怒り出す。
空腹なアルテに食料をプレゼントしてくれる。
断食をしていることも不服だった。
レオの過去を色々と聞いてきた。
教えて伸ばすのではなく、伸びてきた者に教える。
レオからは学ぶことが多い、弟子入りして良かったと思うアルテ。
実は師匠が今際の際にレオのことをウーベルティーノに頼んでいたのだった。
---次回 「同業組合」---
今回もレオのパトロンのエピソード。
相手を気遣っているのだが素直に言えないレオとパトロンでした。
ヴェロニカはお金儲けに必要な身なりや自信、利用できるものは全て利用する。
交渉とプレゼンでしたね。
いかに自分の絵に価値があるかを相手に伝える。
その価値の分を上乗せさせる。
独立した暁には必要な手段ですね。
今も芸術の価格なんて有ってないようなものですから。
画商などが決めているのかもしれない。
アルテ TokyoMX(4/25)#04
第4話 コルティジャーナ
アルテはパン屋の職人から生地作りを教わった。
顔が近づくと息苦しくなる。
今日はパトロンの依頼で肖像画を描くために外出。
コルティジャーナの彼女は1人で家族を養っている。
豪邸に住む彼女に挨拶。
大量の本を保有する彼女、全てを読んだのも相手に話を合わせるため。
アルテの言葉を気に入ってアルテに描いてもらいたい。
費用や経費はいつもと同じで良い。
ヴェロニカにも元気のない様子が分かってしまう。
そこで最近の異常を相談する。
それは恋ね、可愛い、初めての恋。
私たちのような、男の庇護の外で生きるなら燃え上がるような恋は身を滅ぼす。
ヴェロニカがアルテを外に連れ出す。
ヴェロニカの同僚だった高級娼婦が身をやつしていた。
彼女は恋をして地の底に落ちた。
アルテ、あなたの夢は何?
夢を叶えたいなら恋に気を取られては駄目。
一寸先は闇、夢に集中しなさい。
夕食も満足に食べられないアルテ。
夢のためにも無理して食べる。
初めて笑顔が怖いと思った。
下書きが完成したので仕上げと彩色を始める。
パン屋で教わった生地のパンは美味しかったと告げる。
パン屋はパンしか焼けないのに自慢するなと貴族男。
怒って男の肩を掴むアルテ。
お客には悔しくても怒ってはいけない。
それが職人のプライド、仕事が優先。
完成した絵画を届けると努力は尊敬に値する。
でも人を傷つけるのは許せない。
業の深い職業だから、死ぬ間際までかしら。
いつでも悩んだら訪ねてきてね、友人として相談に乗るから。
レオが近くでテクニックを教えてくれる。
ドキドキするが我慢して絵に集中する。
ようやく普段のアルテに戻ったと思われる。
---次回 「腐れ縁」---
今回は高級娼婦のヴェロニカと仲良くなる。
しかし、パン屋の職人と同じでヴェロニカもプロ。
本質は同じでお客が大事、そのためのテクニックが少々特殊だった。
プロの厳しさを知ったアルテでした。
エースをねらえ!でもあった一気に燃え上がる恋は危険。
ゆっくり時間を掛けて育む恋。
そんなアルテの恋でした。
燃え上がると何も分からずに全てを捨ててしまう。
それでは夢を捨てるのと同じ。
夢のためにも我慢ですね。
逆に地の底に落ちたヴェロニカの同僚。
恋は盲目で相手が貴族なら捨てられるのは当たり前なのに見えなかった。
そんな結果でしょうか?
ヴェロニカは江戸時代の花魁のような存在なのでしょうね。
豪商や上級貴族だけを相手にする。
一晩がとんでもない金額を必要とする。
だから豪邸も保有できる。
でも、そのための努力も惜しまない。
プロ意識の凄さですね。
この作品も既に作画完了らしいですので最後まで楽しめそう。
アルテ TokyoMX(4/18)#03
第3話 初仕事
笑う姿が珍しい、相手は高級娼婦でパトロンらしい。
解剖が行われていた、教会では禁止されている。
もっとよく見える場所に行きたい、押されて悲鳴を上げて帽子を落とす。
女性だと知られてしまいレオが担いで逃げる。
女性は教会が大目に見てもらえない。
男性を間近で初めて見る、絵のモデルとして観察すると女性とは大きく異る。
しかし胸が苦しくなる、なんだろう?
レオから背景を描けと言われる。
見習い3年なのに、異例の扱い。
既に絵を習っているし、年齢も上。
求められる背景はアルノ川の風景。
それでも描き直しで、どう描けば良いのか分からない。
この絵でいちばん大事なものは何だ?
お客は何を求めている?
レオのヒントでようやく分かった。
女性がメインで背景は引き立てばいい。
ようやく認められて板に直接描け。
それから着色までなんとか頑張る。
納期に間に合ってお客も気に入ってくれる。
アルテの部屋を尋ねるレオ。
部屋が暗いな、契約を結び直す。
若干、契約料が上がるぞ。
お前は何も考えず前を向いてバカ正直に突き進む。
結婚して死んだ目の女より遥かに魅力的だ。
父親が絵を描くことで明るいアルテを好きになる男がいればいい。
また胸が痛く感じる。
---次回 「」---
アルテが恋を感じる?
ちょっと早い気がするけれど。
今回は背景を任されたアルテ。
それから重要キャラっぽい高級娼婦の登場。
レオとの悲恋話がありそう。
堅気なら結婚していた的なエピソードかな。
絵のことには真っ直ぐ一直線なアルテでした。