逃げ上手の若君 BS11(9/28)#12終
最終回 第12回 がんばれ時行、鎌倉奪還のその日まで
領主保科が撤退を決意する。
撤退戦でも数の力で押し込もうとする国司軍。
吹雪の策で玄蕃が惑わせて戦力を割く。
狐次郎は独自の判断で戦場を駆け回る。
肉体的な不利な子供ゆえに、戦場を駆け回て一撃離脱を繰り返す。
戦場の弱い部分を助けて回る。
戦場が見えてきた狐次郎は撤退先の領地に辿り着きそうな敵兵を削除する。
それには味方の兵士の力が必要。
数人に声を掛けて女、子供の撤退を守る。
川中島の合戦場に敵将が到着する。
騎馬兵は歩兵を簡単に薙ぎ払う。
狐次郎が相手をしないと味方の兵が一層される。
騎馬戦では相手の肉体的な有利さが大きい。
狐次郎の身軽さが上手く活かせない。
打撃を受けるだけでも消耗する。
時間は稼げたが、そろそろ危ない状況。
保科勢は小次郎の名前を知っている。
それは時行が狐次郎を褒めて自慢したかららしい。
負けは主の負けにも通じる。
主の為にも負けるわけには行かない。
それでも一矢を報いただけで限界は近い。
そんな時、保科勢が助けてくれた。
騎馬の敵将を引きずり落として抑えてくれた。
手柄を譲ってくれるので、狐次郎は奮起する。
国司軍の本陣は霧に包まれて視界不良。
都から派遣された貴族の国司は戦場も初めて。
それを利用する吹雪。
霧に紛れて接近する吹雪を並外れた聴覚で察知する市川。
しかし一歩遅く、吹雪の剣が国司に斬りつける。
殺害しては利用できなくなる。
襲われて怖がる国司は前線の兵士を呼び戻す。
これでは、追いかけることが叶わない。
女、子供の撤退が完了、武士たちの撤退は難しい。
相手を撃ちながらの撤退戦。
逃げながらの攻撃は時行の好みの戦場。
殿を務めることに生きがいを見出してしまう。
それは諏訪の御使様としての立場を向上させる。
兵士は勝ち戦なら褒美を考える。
終盤では褒美を求めて突撃を避ける。
亡くなっては褒美も貰えないと足が鈍る。
見事に撤退に成功する保科党。
領地は半減したが、生き延びる大事さを感じる。
領民の笑顔は負け戦を勝ち戦にも感じさせる。
この後、保科党は領地を転々としながらも生き延びた。
そして時行に主従を誓うのだった。
時行は理解した、死にたがりの武士を啓蒙して生き延びさせる。
そうすれば、味方にできる。
ーーー最終回ーーー
保科の撤退戦に成功する逃若党でした。
狐次郎は戦場でも反省して成長できる。
子供の頭脳は柔らかい、成長も早い。
子供の頭脳は柔らかい、成長も早い。
そうして時行も学んで成長していってます。
武士は名誉を重んじて死にたがり。
それを反転させれば仲間にできる。
良いところに気付きましたね。
という事で、終了ですが、続編は今後の売れ行き次第?
分割2クールでは無かった様子。
鎌倉時代は、知らないことも多く、斬新でした。
それに資料も少ないでしょうから、色んな創作を埋め込むことが可能です。
文字、資料は貴族のもの的な時代ですからね。
天皇サイドには資料が多く残されていることでしょう。
でも負けて追われた北条氏の資料は残されていないでしょうから、
自由な発想で描くことができるでしょう。
後年まで残されるのは勝者の記録ですから。
後年まで残されるのは勝者の記録ですから。
逃げ上手の若君 BS11(9/21)#11
第十一回 死にたがりと逃げ上手
朝廷から信濃に赴任した国司の清原。
朝廷の威厳を傘に着て傍若無人のやりたい放題。
二毛作の裏作、麦には税を課さぬ取り決め。
それを破って徴税する。
そんな振る舞いに諏訪神党の一人、保科弥三郎が立ち上がる。
諏訪は朝廷との戦いになるのは早すぎると援軍を送らぬと決める。
ただし保科の討ち死には戦力低下なので避けたい。
そこで時行の逃若党に彼らの撤退を任せる。
時行のステップアップとして団体の逃げを学ばせたい。
吹雪たちと対戦の地、川中島へ向かう。
保科を説得して撤退させる大役を仰せつかる。
到着した保科の陣は武士として討ち死にを考えていた。
武士の誇りと名誉のためには死ぬことこそ尊い、格好良い。
そんな考えに酔いしれていた。
彼らの集団的な狂的な心酔状態は冷ますのも大変。
翌日の対戦で玄蕃、吹雪、狐次郎の働きで被害を最小化する。
それが保科には援軍にも似た状況に感じられる。
540対149で全滅必至だったのに。
しかし諏訪明神の御使い役の時行の立場的には逆効果だった。
それでも鎌倉での悲惨な戦場を思い出すと耐えられない。
北条家は保科と同じ、死ぬことを大義と考えて潔かった。
それ故にほぼ全滅となった。
後年、北条家を褒め称える者など居なかった。
そんな悲惨な戦場を知る時行は保科に反論して戦いを求める。
新たな技、ヒップアタックを開発した。
領民のためにも生きて国司に反撃すべきだ。
北に逃げれば彼の軍勢と合流できる。
幼馴染の彼の説得は届かなかった。
時行のヒップアタックで冷静になれた保科は四宮の言葉に従う。
家族を連れて、保科党は撤退を開始する。
その音を聞きつけて国司は追手を差し向ける。
時行は死にたくない、足掻いて生き延びたい。
そんな彼の生き様を見届けると狐次郎は告げる。
追っ手を撒いての撤退戦が始まった。
ーーー最終回 「」ーーー
虎の威を借る狐、国司の清原はヘイトを貯める格好の悪役。
だが、国司としての立場上、簡単に討つことは出来ない。
という事で、彼にとっての一番困ることは税収が減ること。
領民たちも逃げれば、怒り心頭で自滅しそう。
でも逃げて働ける場所があるのかが問題。
まあ、簡単に土地を捨てることは難しい。
まあ、今回は撤退、避難に成功すれば良い作戦。
続きは、制作されるのだろうか?
逃げ上手の若君 BS11(9/14)#10
第十回 変態稚児と神力騒動
吹雪と中山庄を守った時行。
その地の重要性に納得して警備兵を常駐させる。
孤児たちは諏訪神社で預かることにする。
今回の騒動で頼重は自分の非を認めて神力に関して打ち明ける。
未来視が働かなくなる時がある。
今回の事件の間に発症して何も次善策が打てなかった。
そう告げて復活に協力を依頼する。
うなぎを食べる、行者大蒜を食べる。
色んな要求にするが、時行は亜矢子や女子衆に依頼する。
そして巫女装束の藁人形を求める。
流石に、この製作は変態の誹りを免れない。
周囲の冷たい目に怒ると上流の山中にある神域の湧き水を求める。
そこには雫が神獣と舞う神域だった。
一時的に時行にも神獣が見えるようにする。
そこには見えざるものが集まる誰も知らない場所だった。
頼重の目的を理解した雫は力を込めた湧き水を手渡す。
それを飲むことで神力は復活する。
尊氏は実弟の直義を呼び寄せた。
北条の残党が鎌倉奪還を目論んでいるはず。
それを阻止するために直義が秘策を実行する。
直感の尊氏に知恵の直義と正反対の2人だった。
だが仲の良い兄弟だった。
鎌倉と京を守ることが重要。
人が増えて土地に根付く事は不可思議な場所を失うこと。
見えざる地には神力や神獣が集う。
そんな不可思議な力を利用することが出来る最後の時代。
当時の文献には法術、法力、祈りで勝ったと記述されている。
祈祷は公共事業でもあった時代。
でも領民が時行を変態性癖の持ち主と勘違いした。
その責任は解消してもらう、変態性癖の愛好者は頼重と訂正する。
ーーー次回 「」ーーー
雫は不可思議な神域で神楽を舞う。
神獣を見たり、神力を操作出来るらしい。
未来視はどれほどの役に立つかは不明。
でも頼重の行動の規範となる能力でした。
そして尊氏は対北条の戦力として実弟の直義を指名する。
彼との知恵比べが始まるのでしょう。
更なる敵が増えましたね。
逃げ上手の若君 BS11(8/31)#09
第九回 わたしの仏様
時行は吹雪に剣の教えを請うた。
日本刀は引く時に最も切れる。
逃げ上手の時行には最も向いている。
左手を照準にして相手の刀が両手の間に入ったきに上半身を捻って逃げながら剣を振り下ろす。
甲冑の最も弱い内篭手を切ることが出来た。
腕からの出血では直ぐには死なない。
その間に時行を追い詰めて切れば良い。
亜矢子と狐次郎は薙刀の懐に入れなかった。
2人は子供ゆえの身の軽さが災いした。
薙刀の長尺ゆえのパワーに弾き飛ばされてしまう。
子供に快楽を教えなかった主君が愚かだと暗に時行をバカにされる。
亜矢子が内掛けを脱いで薙刀を掴んで離さない。
全身で抱え込んで動きを止める。
狐次郎が瓦礫の中から起きて斬りつける。
そして亜矢子が奪った薙刀で止めを刺す。
吹雪の相手は剣先を変化させる剣術を学んでいた。
厄介な太刀筋だが、手首による変化が上手く隠せていない。
微妙な肘の位置の変化で太刀筋の変化を見破ってしまう。
太刀筋の変化を見切ったので、もう楽しめないと倒してしまう。
時行の長寿丸には何か分からないが大きな隠し事を感じてワクワクしていた。
瘴奸は疲れていた。
腕の出血で動きが鈍りだした、時間切れが近い。
時行は逃げ上手、逃げることが楽しくて仕方ない。
剣先どころか血飛沫さえも避ける妙技。
楽しげな時行に高貴な仏を見えてしまう。
合掌状態で穏やかな顔で倒れる。
勝利したと思ったところに貞宗の兵が駆けつけてきた。
勝機を捉えたら逃さない貞宗は武士だった。
撤退するしかないと考えた時、玄蕃が頼重の部隊を引き連れてきた。
諏訪家の本隊と戦う準備はしていないと撤退する貞宗。
瘴奸がギリギリで止血が間に合った。
住民を根絶やしにしては税を得られないと怒る貞宗。
彼の働きを知って領地を与えて武士に取り立てる。
山賊は武士として迎え入れられた。
瘴奸の顔は穏やかで賊の悪鬼の表情が抜け落ちていた。
瘴奸は先祖伝来の土地を分け与えてもらえず兄と残った土地を守ることになった。
領地を持たぬ武士など武士じゃない。
守るべき領地を持たない彼は居場所を求めて賊となった。
悪行に身を貶めると快楽を得た。
闇の飲まれて悪事の限りを尽くしてきた。
最後の賭けだと戦に参加したが敗戦して取り立てられることはなかった。
それが思わぬ縁で領地を得て武士となれた。
頼重に吹雪を紹介して郎党に迎え入れると告げる。
吹雪は天下を狙える高位の主君に仕えたい。
例えば諏訪頼重を主君にしたい。
ここで正体を明かす時行。
北条家の跡取りの時行ならば吹雪には最高の主君。
喜んで郎党として時行に仕えたい。
ーーー次回 「」ーーー
貞宗が雇った武士崩れの賊、瘴奸との村を守る攻防戦。
そして思わぬ策士にして剣技に長けた吹雪と出会う。
彼の超人ぶりが何とも凄い。
粟や稗を食べてきたが諏訪家では白米が食べられる。
それだけでも、吹雪には好印象です。
逃げ上手の若君 BS11(8/24)#08
第八回 かくれんぼ戦争
吹雪を手伝って中山庄を守る逃若党。
雫と亜矢香は近隣の武士に援護を求める。
玄蕃は諏訪に戻って援軍を呼んでくる。
役割を決めて、次の襲撃に備える。
次は更に厳しい可能性が高い。
時行は吹雪に剣術の鍛錬を求める。
逃げ上手は理解した、攻撃は残念。
ピッタリの戦術、鬼心仏刀を伝授する。
あなたが敵の大将を討て。
当時の野党は武士崩れが多い。
なので一筋縄では倒せない。
ここまで3度の襲撃を跳ね返してきた。
だから、正攻法では勝てない。
そう考えて、最も攻めづらい場所から攻める。
夜の山中を選ぶ。
それでも吹雪は対応を怠っていなかった。
山中に弓兵を配置して高所から狙う。
夜の弓は精度が低い。
兵に突き進ませて下山する。
そこは地面が凍っていた。
昨夜のうちに川の流れを変えていた。
滑ってまともに進めない。
庄からも弓で狙って挟み撃ち。
臆すること無く前進させると落とし穴。
吹雪は相手の攻防を眺めていた。
作戦は順調、4人の兵が囲いを破って侵入してきた。
二人がかりでも倒せない強さは本物。
鎧武者の防御は鉄壁なのだった。
時行に任せて部屋に誘導、閂を掛ける。
逃げながら対応する時行。
逃げ場のない状況で反撃、瘴奸の腕から大量に出血。
2人は戻って別の相手に対応する。
吹雪は亜矢子と狐次郎が瘴奸を誘導したので、残りの2人と対応する。
近隣の武士には正面突破を仕掛ける野党の対応を任せる。
2人の剣技を二刀流で受け止める吹雪。
亜矢子と狐次郎が戻ってきたので1人を連れて離れて戦う。
あなたが一番強いのでしょう?
ーーー次回 「」ーーー
十分な仕掛けと罠で相手を待つ吹雪。
でも瘴奸も元は武士なので兵法に通じている。
下衆な人種ですが知恵と武術は確かなようです。
貞宗も武術が得意なだけに上手く人材活用している様子。
でも逆に最後は自分も滅ぼされるとは考えないのだろうか?
庄に入ってきたのは4人、1人が行方不明に思えるけれど?
逃げ上手の若君 BS11(8/17)#07
第7回 冬の子供たち
諏訪で迎える初めての正月。
時行に諏訪湖を案内する狐次郎と亜矢香。
諏訪湖は凍って神渡がある場所。
冬の諏訪湖で遊ぶ逃若党。
頼重は未来が見えない時を迎えていた。
たまにある絶不調時で不安に苛まれていた。
そんな時、小笠原が怪しげな動きを始めたが偵察隊が足りない。
時行が逃若党で偵察を申し出る。
時行の身が心配で決断できない頼重、未来が見えないので。
貞宗は武力強化のためにと悪党の瘴奸を徴用する。
彼らに諏訪家の領地を削りつつ奪うことを命じる。
貞宗は玄蕃に翻弄されて、武士の限界を感じても居た。
心配で仕方ない頼重を振り切って偵察に出る逃若党。
山中の村の入口で突然、襲われる。
相手の剣術はすば抜けており、狐次郎と亜矢香の攻撃を受けきれる。
二人がかりの剣戟でも倒せないのだった。
しかし雫を知っていた吹雪。
誤解は解けて村を襲う野党ではないと認められた。
実は三度もの襲撃を受けた中山庄。
食料を求めて通りがかった吹雪が追い払った。
しかし大人たちは殺され子供たちと守ってきた。
落とし穴を作り、松明や案山子で相手を幻惑した。
子供でも、策を講じれば戦える。
そして大食いの彼は食料を食い尽くしていた。
中山庄は諏訪領の急所だと告げる。
ここが落とされれば、最大領地の浅田庄を二方から責められて簡単に落とされる。
それ故に中山庄は重要拠点で奪われるわけにはいかない。
時行は吹雪の策士としての才能と剣の腕、子供たちを教える才覚が欲しかった。
雫は諏訪に戻って体制を整えるべきと進言する。
だが時行は残って彼と共に中山庄を守ることを提案する。
瘴奸は近隣の村を全滅させていた。
三度も襲撃して落とせない中山庄に本気で責めるつもりだった。
今までは賊の力で攻めてきたが武士に戻るつもりだった。
ーーー次回 「」ーーー
胡散臭い男たちが敵になる。
ヘイトを貯めて倒したときの爽快感をアップさせるやり方ですね。
そして新たな仲間になる吹雪。
OP,EDで登場してますからね。
平方に詳しくて剣術にも優れている。
こんな強い仲間は心強いですね。
逃げ上手の若君 BS11(8/10)#06
第六回 盗め綸旨、小笠原館の夜
綸旨を盗むために忍び込んだ蔵。
玄蕃は敵方に見つけられたことを察知する。
囲まれる前に脱出する、時行を守る仕事は請け負っていない。
だから頑張って付いてきなよ。
貞宗の配下、市河助房は異常な聴力を誇る。
火薬の爆発で視界を奪って混乱を生じさせる。
塀の外に囮の馬に乗った亜矢香と狐次郎。
そのまま、逃走したと思わせる。
しかし市河は聴覚だけで玄蕃と時行が屋敷内に隠れていると推察する。
敷地内の茂みを探す。
時行は一緒に逃げるのは楽しい。
一度は疑ったことを謝りたい。
そして裏切らないと誓う。
玄蕃が時行を守ろうとして動く。
今動くのは悪手、時行が逆に守る。
しかし背中に傷を負う。
大刀ゆえに大樹を噛んでしまう。
その隙に逃走する。
貞宗と市河が合体する。
闇夜でも正確に二人を弓で狙う。
時行の出血が止まらない。
玄蕃が幻覚の術を駆使する。
化かし合いなら負けない。
鳥の羽音で聴覚を奪う、弓の弦を切る。
綸旨を盗めと頼まれたが盗む必要など無い。
燃やせば良いと蔵から出火。
念の為にと戻った亜矢香と狐次郎に拾われる。
また隠れ鬼で遊ぼうね。
国一つが報酬だからな。
天下を取れば、また遊んでくれるんだね。
後醍醐天皇に尊氏に味方した武士が群がった。
報酬としての領地が欲しい。
あまりの多さに帝も限界、領地は現状維持とした。
諏訪の領地を奪おうとした小笠原の目論見は泡と消えた。
頼重は足利尊氏の現状を知るべきだと告げる。
玄蕃の術でも尊氏は暗殺できない。
帝の子で将軍、護良親王が尊氏に斬りかかる。
帝に災いを招く、尊氏は早期に排除したい。
しかし彼の武力は異常、そして京の民にも大人気。
頼重は仲間と戦い方を時行に与えてくれた。
改めて礼を述べる時行。
ーーー次回 「」ーーー
風間玄蕃は忍者。
そう考えれば幻術が得意なのも頷けるかも。
そして武士とは相容れない戦術と戦法は疎まれる。
そんな今ならトリックスターの様な行動が時行には相応しい。
見事なコンビになりそうですね。
でも中の人が凄い、全然分からない男声は流石ですね。
みゆきち親分の後継者だと勝手に考えてます。
それ程に実力者。
逃げ上手の若君 BS11(8/03)#05
第五回 決着!犬追物、そして…
犬追物のポイントは1-5で不利な時行。
残りの矢は2本、犬を狙うと死角から馬をぶつけて狙わせない。
貞宗の馬の扱いは優れていた。
これでは、狙うことは難しい。
頼重は逃げて狙えと声を掛ける。
時行の得意科目は逃げ。
逃げてみると周囲が良く見える。
そして、考えが冴えてくる。
貞宗は犬を狙うと接近してくる。
それなら犬より大きい貞宗を狙えば良い。
しかし死角の位置に居るので場上から狙うのは無理。
それでも時行は考える、鐙から足を外して馬上から狙えば良い。
馬上で柔軟に姿勢を変える。
これはローマ軍に対抗したパルティアン・ショットに等しい。
そして落馬した貞宗に更に追い打ちの背後に討つ時行。
6-5で勝利する。
これで諏訪家を傍若無人に調べることは出来ない。
頼重は領内のあちこちに北条家が隠れていると噂を流した。
全てを調査するには時間がかかる。
その間に時行が成長すれば良い。
貞宗は帝の綸旨を持参してきた。
北条家秘匿の疑いがあると諏訪家の所領を半減させる内容。
これでは、代々使えてきた配下の者が行く場所を失う。
反乱するしかないが、今はその時ではない。
頼重は時行に風間玄蕃を郎党に加えることを指示する。
彼は天下の大盗人、彼に貞宗の御綸旨を盗ませたい。
今、帝は忙しく綸旨の発行には時間がかかっていた。
なので暫くは時間稼ぎが可能。
逃若党で玄蕃を探すことにする。
しかし彼の悪名を聞くと村人は自宅に逃げ込む。
誰も彼に良い感情を持ち合わせていなかった。
しかし自分の名が聞こえたと玄蕃本人が訪れた。
彼は父から技術を引き継いだ。
その盗みの技術は主君にさえ認められなかった。
そこで信じるものはお金だけ。
彼は時行に一仕事百貫文だとお金を求める。
お金でいいのと速攻で了承する。
働きから領土を求めるのが普通。
甲斐や武蔵を要求するのが当たり前なのに。
あっさりと了承する時行に拍子抜け。
狐次郎も雫も挑発する。
時行様が天下人になれば、もっと凄いお金がもらえるのに。
そんな一時金で良いの?
二人の精神的揺さぶりに逆に動揺して悩んでしまう。
御綸旨の盗みに条件として時行の同行を求める。
時行は武芸には秀でていないが、世話になったものには恩返ししたい。
見えないものに意味はない、玄蕃は現金主義だった。
鎌倉を追われた時に恥など捨てた。
時行は逆にワクワクする。
貞宗に化けて見張りを引き離す。
蔵に侵入して御綸旨を盗む。
しかし貞宗の配下に音で全てを聞き分ける者が居た。
彼は即座に貞宗に報告、逃走経路を固める。
ーーー次回 「」ーーー
犬追物と風間玄蕃の勧誘でした。
大盗人って何気に便利なのかも?
変装の達人とか、都合良すぎ。
逃げ上手の若君 BS11(7/27)#04
第四回 貞宗登場!
後醍醐天皇が復権した。
足利高氏は尊の字をもらい足利尊氏と名乗ることになった。
報奨は受け取らず、配下の武士に公家の役職を求めた。
彼の振る舞いは公家達には好意的に受け入れられた。
その笑顔には悪意が籠もっていた。
小笠原貞宗は信濃守護代を拝領した。
彼は真っ先に北条を裏切ったかららしい。
そんな彼は弓の名手だった。
時行は剣技には目を見張る才能を持ち合わせていなかった。
だが父が喜ぶので弓だけは鍛錬を続けてきた。
そんな彼の弓を成長させる師匠が必要。
小笠原貞宗は諏訪家の下働きだった。
それが下剋上で諏訪家の上に立った。
北条の残党狩りの使命を帯びて諏訪家を離散させたい。
挨拶に訪れた貞宗を見て頼重は時行の師匠にと考える。
彼の一挙手一投足を間近で眺めて技量を盗む。
隠れ鬼ごっこで勝ちましょう。
神事の犬追物が催される。
小笠原貞宗が飛び入りで参加する。
場上から犬を射抜く競技で鏑矢を使用する。
彼の技術は卓越しており、ポイントでトップになる。
諏訪家の者との一騎打ちで勝負しても構わない。
勝てば北条の残党探しに異を唱えないこと。
負ければ守護代の威光を盾に諏訪でヤリタイ放題を抑えること。
諏訪家では稚児でも勝てると時行を代表に選ぶ。
相手の体に当てると最高得点にするルールを追加。
頼重は貞宗の行動を逆手に取った秘策を時行に伝える。
初手は貞宗を狙う。
その後に矢を外して犬を射抜く。
その後は逃げてポイントを守る。
馬術も巧みで時行の死角に馬を操る。
一瞬の隙を狙って時行に矢を当てる。
こんな時でも楽しいとワクワクする時行だった。
ーーー次回 「」ーーー
足利尊氏は着々と立場を構築中。
彼の配下には危ないものも多い様子。
先ずは小笠原流の開祖とも伝わる小笠原貞宗登場。
弓の名手で残党狩りに、諏訪家の解体を求めたい。
そんな彼を師匠として弓の技量を盗ませたい。
と考えていると突然の勝負が始まる。
でも彼の技量は嘘ではなかった。
さてピンチの時行、逆転の秘策はあるのだろうか?
逃げ上手の若君 BS11(7/20)#03
第3回 神の住む森
伯父、宗繁を討った時行。
狐次郎、亜矢子、雫が同じ年で郎党となる。
諏訪大社は鶴岡八幡宮よりも小さい。
そんな諏訪大社で何が出来るのだろうか?
頼重は時行に学問と武芸を学ばせたい。
しかし時行には、それらが大事だとは思えない。
宗繁を撃てたのは皆の協力があったから。
これからも逃げを極めたい時行。
だからこその学習拒否だった。
今後は郎党を信じて強固な絆を構築する。
そして郎党を増やして、力とする。
頼重は時行様に信じてもらえる力を見せないといけない。
彼は策を弄して諏訪神党には1万を超える信者の数があると見せる。
でも事前に手配して熱狂さを演じさせていた。
騙されたと考えるが既に頼重を信じてみると言質を取られてしまう。
郎党と仲良くなるために行動を共にする。
狩りをして絆を強固にしよう。
ウサギを追いかけていると、二人が協力してくれる。
そのウサギを食べる魔道に堕ちたイノシシが訪れた。
矢も刺さらぬ牛鬼だった。
雫は3人が協力すれば倒せると秘策を伝える。
時行が逃げて時間を稼ぐ。
狐次郎と亜矢子は地の利を利用する。
彼らが準備した場所に誘い込む。
その崖下には黒曜石が毛羽立っていた。
そこに誘導して仕留めたのだった。
一仕事終えたら温泉で疲れを癒そう。
逃若党、ちょうじゃとうに決まる。
牛鬼の肉を捌いて食べよう。
頼重が先に食べ尽くしていた。
ーーー次回 「」ーーー
先ずは時行を信じて行動する郎党。
絆を構築して数を増やす。
仲間探しが主になるのかな?