ブルーピリオド TBS(12/17)#12終
最終回 Ep. 12 色づき始めた自分
2日目は痛くない。


スケッチブックに油を垂らして半透明状態にする。
あの手この手で表現を試行錯誤する感じ。
絵だけではなく文字でもテーマや表現を描く。
裸のままの素の自分、それには自信がない。
世田介も自信がない、絵が上手いのは当たり前の事実だから。
自信がない八虎は恥ずかしいと思うので戦略を考える。
最後の試験日に母親は楽しんできてと送り出してくれる。
今日は冷えピタも帽子もなし。
裸の自分は情けない、だから服を着る。
そんなテーマで裸婦と受験者を描く。
自信がないから、ここまで描けたと思いたい。
ランチのとき、世田介は八虎のテーマを理解してくれた。
ムカつく、ちょっとの間に上手くなりやがって。
世田介に褒められて感激して泣いてしまう。
八虎の武器は努力と戦略。
スケッチブックも完成させて試験が終了する。
期せずして4人で揃って帰る。
橋田がラーメンに誘うが世田介、桑名は帰る。
八虎だけが同行する。
頭痛も蕁麻疹も全てが収まって元気になった。
友達の家に集まる。
卒業式と合格発表が同じ日なので出席できない。
龍二は八虎の合格を信じていた。
佐伯先生は八虎に尋ねる。
後悔はありません、反省点は山程あるけれど。
発表当日、桑名と会ってしまう。
誰とも会いたくは無かったのに。
桑名は無かったと先に帰る。
入学手続きを行う八虎は世田介と出会う。
彼も合格していたが、感動はない。
合格すると思っていたから。
両親にも連絡して大喜びの八虎。
今まで一番嬉しい。
予備校で大葉先生に報告する。
宣伝のための写真撮影に再現絵画を頼まれる。
油画コースに合格したのは3人だけの狭き門。
桑名はもう1年挑戦したい、姉は待ってるから。
橋田は別の大学に通うが、遊びに行くから。
卒業証書を受け取りに行く八虎。
美術室を訪れた先輩とはすれ違い。


再現絵画を良い絵ですね。
ーーー最終回ーーー
今回は試験日の二日目、最終日と合格発表まで。
桑名が落ちて世田介くんは合格。
主人公とライバルや仲間たちの結果が非情。
最も合格に近いと思われた桑名が不合格とは。
それ程に芸術は難しい。
八虎は一般入試に向けて勉強してきたので頭は悪くない。
そこで戦略が構図など色んな武器でデッサン力をカバーした。
正に頭脳戦で勝利した感じですね。
この続きも見たい作品ですね。
ブルーピリオド TBS(12/10)#11
Ep. 11 2次試験開始
目の痛みに耐えきれずに廊下の踊り場で蹲る。
声を掛けてくれたのは森先輩? どうして、ここに。
世田介くんだった、なぜだか見間違った。
桑名が駆けつけて荷物を運んでくれる。
本当に酷いなら医務室に行ったほうが良い。
本当に酷いなら医務室に行ったほうが良い。
予備校の荷物を引き取りに訪れた生徒たち。
各自が私立芸大に合格。
桜庭は3浪、バイトして受験対策集中講座だけを受講。
今年で受験は終わり。
正社員で採用してくれる本屋があるから。
受験生にとって費用負担は大きすぎる。
何とか教室に入るが、痛みは収まらない。
世田介くんとは同じ部屋で受験。
課題が発表される、モデルと室内を組み合わせる。
モデルは裸婦だったが、最近自分の裸を描いたのでむしろラッキー。
ランチタイムまで眠っていた。
しかし少しスッキリしたので考えがまとまる。
遅れを取り戻すためにも構図を決める。
初日が終了すると桑名と橋田は予備校で大葉先生に報告。
2人の構図やテーマ、戦略を褒めて伸ばす。
八虎は連絡があって部屋で休んでいる。
目を休めないと辛い。
大葉先生から電話で調子を尋ねられる。
受験のストレスによる眼精疲労と頭痛と蕁麻疹。
これはもう駄目かも?
裸婦でありのままがテーマなのは安易すぎですか?
八虎は諦めていなかった。
八虎は諦めていなかった。
構図を送ってもらって、それは良い感じ。
それは張りピタとメガネだった。
少し和らいだので二日目に集中する。
受験は1日5時間で3日間。
二日目に遅れを取り戻す。
遅れたことによる利点は他人の絵とテーマを見ることが出来る。
でも大概は下地を縫っただけで絵自体はスケッチブック。
八虎はいきなりの油絵でスケッチブックのテーマ性を描いていなかった。
やることはたくさんある。
世田介くんは今日だけは無理をする日。
モデルを眺めると肌の感触が自分とは違う。
今までは描きこむことに依って絵に厚みを表現してきた。
だが今回はキャンバスを利用して引き算で描く。
これなら描きこみ時間の不足を解消できる。
油で絵の具を落としていく。
桑名は八虎を気にかけていた。
世田介くんを森先輩と見誤ったのはなぜ?
森先輩の絵画はテーマが一貫している、それは自分には無い。
森先輩の絵画はテーマが一貫している、それは自分には無い。
龍二の言葉にヒントを得る。
ありのまま、自分の絵を素のままで表現する。
でも普通過ぎる気がする。
スケッチブックにも油をかけ始める。
奇行にも思える八虎に注目が集まる。
ーーー次回 「色づき始めた自分」ーーー
いよいよ2次審査。
ストレスで眼精疲労に頭痛に蕁麻疹。
色んな肉体的変化が八虎におとずれた。
今までとは異なる世界の受験。
自分には足りないものばかりで実感が湧きにくい世界。
それだけに焦燥感がストレスと成り肉体を蝕んでいく。
何をすればいいかと焦るのはよく分かる。
今まで培ってきた一般大学の勉強とは違う世界。
それだけに辛く厳しい。
それでも受験が始まる描くしか無い。
桑名が手伝ってくれたのが救い。
世田介くんも気にかけてはくれている。
そして肝心の油絵で表現するテーマと構図、手法。
それらを決めて描く、それも設計図となる下書き無しで始める。
でもスケッチブックの提出も重要なので後付でもなんでも良いので
それらしい試行錯誤を提出しないといけない。
本来なら、色んな試みを試して決めた最高の構図と表現。
その流れを演出しないといけない。
ブルーピリオド TBS(12/03)#10
Ep. 10 俺たちの青い色
龍二を助けるためにも逆に煽る八虎。
明後日が2次試験だが無理をする。
先に煽った龍二が気圧されてしまう。
東海道線に乗って一番遠くへ行きたい、それしか考えていなかった龍二。
行き着いた先は小田原の海。
寒いので宿をとりたい。
飛び込みで素泊まり可能な旅館を予約する。
宿に泊まると眠ってしまう八虎。
眠りながらも蕁麻疹をかいてしまうので、止める龍二。
彼の状況を詳しく尋ねる。
死ぬ気はないよ、好きな子に言われて、恥ずかしい姿を晒すことには抵抗があるから。
父親に部屋の物を全て捨てられた。
絶望したが安心感もあった。
でも祖母は絵画道具は取り返してきた。
祖母が日本画を好きだから始めた日本画。
両親も祖母の家に住んでいるので強くは逆らえない。
でも龍二は日本画が好きではなくなった。
佐伯先生にも相談したが、自分の目標を決められなくて指針をもらえなかった。
だから、捨てられたのを口実にして家出してきた。
素泊まりなのに朝食を準備してくれたオーナー。
小田原は魚が美味い。
チェックアウトまでの3時間、海を描くのも気が乗らない。
じゃあ裸でも描けば?
互いに自分の裸を描いてみる。
八虎はシンプルで考え方も素直だった。
これで東藝大に落ちても全ては自分の責任。
龍二は初めて気づく、逃げる場所と戦うべき場所を間違っていた。
龍二は家を出て服飾関係の仕事を探す。
翌日は予備校で絵を描く。
大葉先生は外泊を心配していたが成長していたので安心する。
2次試験は3日間、初日が終わったら予備校に来てね。
帰宅途中に目に痛みを感じる八虎。
当日は各自が色んな画材を持ち込んでいるので荷物が重い。
エレベーターは使えない。
目の痛みで立ち眩む八虎、ここで終わるのか?
ーーー次回 「2次試験開始」ーーー
今回は龍二の問題を解決する八虎。
結局は複雑な関係ですが龍二の未熟さが引き起こした問題でした。
素直に家族と向き合わなかった、会話しなかった。
それが彼の問題。
祖母と会話して両親とも会話する必要があった。
そして将来の目標も決められた。
そんな友人を助けた八虎でした。
でも八虎の肉体に異変が発生。
蕁麻疹に続いて目の痛み。
ストレスによる心因性の問題だろうか?
龍二の裸が女性に近い曲線なのはおかしい。
特に腰回りが。
ブルーピリオド TBS(11/26)#09
Ep. 09 さまようナイフ 
1次合格者は桑名、橋田、八虎。
世田介も合格したらしい。
残りは5日、課題を提出してもらう。
面接で八虎は色について学びたい。
かつては止めた大葉先生も了承する。
でも色は奥深い、使いすぎるとボヤケてしまう。
八虎は絵の具の色には無頓着だった。
龍二とは会っているかと尋ねられる。
画材を仕入れに行くと龍二と出会う。
試験は落ちた、日本画では現役生が一人も通過できないこともある。
龍二のことは何も知らなかったことに気づく。
美術に八虎を誘ったのに、辞めるなんて。
摂食障害の娘は美大を諦めたら快方に向かっているらしい。
今では子供たちに教えている。
選ばない選択も大事だと分かる。
桑名の友人が日本画の唯一の現役で一次通過者。
龍二の試験のことを知っていた、バツを描いて退室したと知る。
何か、して欲しいことあるか?
今すぐお店まで会いに来てよ。
矢口は良い子ちゃん、確かに優しいが、自分も一緒になって理解しようとはしない。

龍二の両親は美大に反対だった。
祖母だけが応援してくれて優しい。
でも未だに6歳の頃の龍二として対応している。
こんな家から誰か、連れ出してよ。
残りは2日、橋田がランチに誘うがコンビニで済ます八虎。
良い子ちゃんと言われて意味を問う。
対岸の火事として扱う、同じ土俵に立たない。
同じレベルで経験しないと本当の意味は理解できない。
龍二のことを何も知らない。
作品を写真に収めている娘が居た。
洋服の絵のほうが生き生きとしている。
日本画よりも良い。
スケッチブックの講評を行う。
どうしても龍二が気になって電話する。
居場所を尋ねて駆けつける。
一緒に溺れてみない?
明日の朝までに戻れば絵が描ける。
龍二に付き合う八虎、逆に挑発する。
ーーー次回 「」ーーー
切羽詰まった時に龍二のトラブルに自ら巻き込まれる。
彼のSOSを聞いたわけではない。
でも知ってしまうとどうしようもない。
優しくするなとか、ワガママでしか無い。
誰か自分を助けてよ。
その前に何をしたわけでもない。
自ら説明して説得したようには見えない。
これが若者の特権? 言葉も対応も知らないので暴れただけ。
そして八虎に八つ当たりしただけの龍二くんでした。
それでも友達で不幸は見逃せない八虎、自らトラブルに巻き込まれに行く。
それ以上に龍二の家庭環境が良く分からない。
祖母のために日本画家を目指しているようには思うが詳細不明。
祖母のために日本画家を目指しているようには思うが詳細不明。
ブルーピリオド TBS(11/19)#08
Ep. 08 脳汁ブシャー
龍二は課題を棄権して帰る。
1次試験の課題は自画像。
八虎には得意というか、苦手ではない課題。
描く対象が決まっているし、デッサンはたくさん描いてきたから。
でも問題は模写するのではなく、描きたいテーマを表現すること。
しかも、ありきたりでも、人真似でもなく、注目されること。
自分には二面性があり、多様性もある。
それらを対比させたり並べたりして描くのも使い古された手法。
いい表現はないかと考えていると前の女性が八虎のキャンバスにぶつかってしまう。
鏡が落ちて割れてしまう。
今まで気づかなかった鏡に写った色々な自分。
アイデアが決まると、マスキングテープで区切る。
描き込んで濃淡で立体感を表現する。
ランチタイムは入退出禁止。
午後からは残り2時間、都合5時間で仕上げる。
ランチタイムに前の席の女子が大声で謝ってくれる。
如何にもな体育会系で張り詰めた緊張感を和らげてくれる。
その場にいる全員がライバル。
受験合格者の倍率は25倍、この場で一人しか合格しない。
午後からはとにかく描き込んで濃淡を更に強調する。
やることが決まるとアドレナリンが大量分泌されているのが分かる。
終わると橋田、世田介と一緒になる。
世助けは通過すると考えている、同じ受験者で2,3人飛び抜けているやつが居たらしい。
橋田は焼き肉でもと誘うが八虎は疲れていたので眠りたい。
1次試験の結果発表は3日後、気になって仕方ない。
1週間で油彩を仕上げないといけない。
予備校では1週間でみっちりと対策を講じる。
2次試験は3日間で油絵を仕上げることとスケッチブックを提出する。
1次試験は教授が一人、認めれば合格。
2次試験は2人の教授が認めると合格。
スケッチブックで絵の構成やテーマ選択などの完成までに至る経緯が分かる。
それで描きたかった内容と表現の結果が分かる。
八虎と面接、1次試験は手応えあり。
でも油絵の経験が圧倒的に少ない八虎はやることが多くて不安。
大葉先生のやる気に答えられない生徒たち。
結果が気になるのは当たり前、明日は全員で外出しよう。
待ち合わせ場所に最初に訪れたのが八虎。
大葉先生が案内したのは骨の博物館。
十分堪能したあとで、課題が発表される。
今度は描く視点で眺めると違って見える。
帰って皆で総評、殆どが骨を描いて同じ様な作品が多い。
選択のパラドックス。
でも2人だけ骨を描かなかった、人物を描いた岡田と照明を描いた桜庭。
明日の朝10時に結果が発表される、結果は報告して欲しいと大葉先生。
合格者には次の課題を与える。
八虎は、自分の絵がまだまだだと分かった、それで少し安心した。
予備校に現れたのは桑名、橋田、八虎の3人だった。
ーーー次回 「さまようナイフ」ーーー
東藝大の1次入試と2次までの間の生徒たち。
1次入試で不合格なら2次に対する課題を行う必要がない。
それに結果が気になって集中できない。
それが当たり前の反応。
でも1週間を無駄には出来ない、ここで現役生は伸びる。
やはり主役は1次試験を合格。
世田介くんも合格しているでしょう。
気になる龍二の棄権。
それにしても3日間で仕上げるのは大変そうですが、それでも厳しいのでしょうね。
構想と作画と塗り重ねなど3日間でギリギリなのでしょう。
その辺りの常識が分からない。
ブルーピリオド TBS(11/12)#07
Ep. 07 1次試験開始 
大葉先生は生徒たちに頑張って欲しいと評価していた。
八虎は一番成長した、でも足りないものがある。
それは生き方そのものが変わる力。
美術部の海野は大阪芸大に合格した。
未だに担任の岡島先生は八虎の東藝大受験を快く思っていなかった。
ムカつきながらも、へりくだって調子を合わせる八虎。
仲間たちからは八虎のへりくだりが気になっていた。
話しても通じない相手だからと適当に言い訳する。
入試まで残り1週間、入試ギリギリまで成長できる現役生。
大葉先生が八虎と面接する。
八虎は真面目で頑張っている、課題にはどんな気持ちで挑むの?
出題者の意図を考えたり、苦手を克服したいと考える。
八虎は対応力が足りない。
良い子を演じ過ぎている、空気を読むくせが身についてしまっている。
言い方を帰ると、自分勝手力。
意味が正反対に聞こえる。
別の言い方だと、楽しむ力。
ここを乗り越えないと、合格できないよ。

楽しむとは? 無理やり笑顔を作ってみる。
橋田は多摩美大に合格した。
それでも東藝大は受験する、勿体ないから。
全国から集まった奴の面白い絵が見られるから。
課題に突飛な方向から取り組んで見る。 課題無視なだけだ。
自信満々な奴が強いことは知っている。
美術室の掃除を忘れていた。
佐伯先生と会う、始めの頃のスケブ発見。
その頃の絵は楽しそうだった。
友人の恋と出会う、食事に誘われる。
彼は八虎の影響で好きな道を選ぶ勇気が出た。
パティシエの専門学校の説明会の帰りだった。
彼らは仲間、無理して笑う必要はない。
それならばと愚痴ってみる、絵を描くのが怖い。
八虎の努力は自身の無さの裏返しだった。
体裁を取り繕う必要はない、仲間には正直に話して欲しい。
八虎の悩みを聞いた、答えは簡単。
本音を美術で武装しろ。今まで磨いてきた話術は武器になる。
課題に迎合する必要はない、噛み砕いて自分なりの表現を見せる。
大葉先生が入試では禁止事項がある。
水を使う、コラージュ、粉末を使うこと。
桑名の木炭の粉末はギリギリの飛び道具。
それでも可能性がアップするならと準備をする。
八虎はビビりながら描いても良い絵は描けないと準備しない。
入試会場で世田介と会う、振るえているが帰りの約束をする。
課題は素描、自画像、禁止事項は先生の言ったとおり。
龍二はバツを書いて退出する。
ーーー次回 「脳汁ブシャー」ーーー
入試準備から、当日まで。
八虎は友達に影響を与えていた。
だから友達も相談に乗りたい、勇気をくれる。
世田介くんとは縁がある。
そして龍二の入試は諦め?
八虎の課題は自分勝手さ。
真面目で相手に迎合してしまう、空気を読みすぎる。
もっと自由に相手の意図を逆手に取るくらいの楽しみ方が欲しい。
枠からはみ出る大胆さみたいなものかな?
でも今までの生き方は誰ともぶつからない協調性の塊。
でも今までの生き方は誰ともぶつからない協調性の塊。
それが学校では求められるのも事実。
集団生活の基本とも言えるもの。
それを絵画では捨て去るべき。
言われても簡単でもないですよね。
さて2次試験に進めるのか?
ブルーピリオド TBS(11/05)#06
第6話 メンブレ半端ないって
世田介から電話が掛かってくるが直ぐに切られた。
冬休みも課題が課せられる。
八虎は追加で10個求める。
大葉先生からショートケーキのプレゼント。
でも木炭画の課題だった。
いちごの赤がアクセントで視線誘導かな?
そんな発言に真面目だと桑名。
大葉先生に自分だけの武器を持つことを相談する。
それは良いことだと賛成されるが色は難しいので諦めよう。
画材はどうかと提案される。
例えばぼかしに色んなものを使用することで表現が変わる。
絵画は平面じゃなくて立体だから。
早速、自室で色々と挑戦する。
一緒の初詣は無理だと友人に断りの電話を入れる。
実は世田介から誘われた。
互いに相手が気になる二人、八虎は彼のデッサンだけで異次元を感じた。
腸が煮えくり返る思い、才能を認める相手。
世田介も八虎は自分に無いものをたくさん持っている相手。
ズルいと思う、友人も多い。
彼のアドレス登録は橋田と八虎だけ。
画材を変えることで表現の幅が広がった。
今まで苦手だったデッサン対象を克服できた。
それに気づけるのは数をこなしたものだけ。
それは桑名の姉の作品だった。
桑名は姉と作風が似ていると言われる。
でも現役で主席の姉と比べられるのは苦手。
姉を意識しすぎていることが問題の桑名。
実力は予備校でもトップクラスなのに。
正月も空けて1次審査まで1ヶ月半。
1日4時間から12時間に予備校に居る時間が増えた。
辛い作業で追い詰められるものまで出る始末。
これからはデッサン中心の課題にします。
いい絵はモノクロでも良い、デッサンが大事。
2次までの10日間で油絵を仕上げます。
非常階段で息抜きする桑名と会う。
矢口は伸び幅ナンバーワン。
落ち込んだ人を見ると自分は大丈夫だと安心する。
睡眠不足と摂食障害で倒れた少女は受験を諦めた。
体力は大事。
受験は自分自身の問題。
矢口は誰かと比べて悩んだりしないの?
八虎も世田介を羨んだりする。
マキの絵は姉とは似ていない、奥行きと透明感を感じる。
八虎の言葉に少し呪縛から開放される。
大葉先生からは丸と三角の格好良い構図を描いてと課題を与えられる。
最初の10個までは直ぐに描ける。
それを超えると新たな構図の勉強になる。
受験で誰しもが体調を崩す、八虎も蕁麻疹が発症。
1次審査まで1週間。
ーーー次回 「一次試験開始」ーーー
知らぬ間に八虎たちの受験が眼前に迫っていた。
正月を超えると受験まで秒読みですね。
結構駆け足感を感じる。
桑名も芸術家一家だけに才能もあるが別の悩みが有った。
世田介を意識する八虎だが彼も反対に特別視されていると知って喜ぶ。
大葉先生の指導で確実に成長している八虎。
世田介くんは合格できるのだろうか?
彼の去就も気になる。
彼の去就も気になる。
大葉先生、佐伯先生が良い大人で的確に八虎を成長させてくれている。
ブルーピリオド TBS(10/29)#05
Ep. 5 課題が見えてもどうしようもねぇ
予備校でクラスを細分化することになる。
八虎はDクラスとなり大葉先生が担当となり橋田、桑名も一緒。
課題が次々に出される。
対応力とイメージ力が試される、見たものを描くことしか経験のない八虎には難しい。
縁を表現することになり、周囲の皆との出会いで今が存在すると思いつく。
縁を糸で表現したが大葉先生の反応は良くない。
学校で佐伯先生に相談すると森先輩とすれ違っていることを知らされる。
森先輩の天使の絵に感動した。
矢口くんも描いてみますか? F100号。
そんな大作に何を描いて良いか分からないので辞退する。
技術は高まってきた、何かが違う。
何をどう表現すれば良いのか苦しむ。
学校で佐伯先生とF100号に挑戦する。
カンバス作りも大変だった。
芸術に失敗はない、描く時に失敗を考えるの?
渋谷の朝の絵は良かった、でも、あれでは合格できない。
もっと何を伝えたいかを考えないといけない。
龍二が予備校を休んで父親に叱られる。
美術室で龍二に会う、森先輩とすれ違った八虎に会いに行くことを勧める。
天使の絵の続編が完成したらしい。
大学で先輩の絵を見る、天使は描かれていなかった。
先輩は祈りを描いたと話してくれた。
伝言を残して帰る。
構図に拘りすぎていた、それは手段でしかないのに。
八虎の縁は金属、溶鉱炉を中心に描いた。
佐伯先生も褒めてくれる、生徒の成長を感じる。
大葉先生も褒めてくれた。
それからの課題は絶好調だった。
テーマをどう見せるかが大事。
でも最後の講評では低評価だった。
大葉先生は縁のえの焼き回しだから新鮮味がない。
好きなことが楽しいとは限らない。
世田介から電話がかかってくる。
ーーー次回 「メンブレ半端ないって」ーーー
生物模写からイメージの表現に苦しむ八虎。
自分の思いを絵で表す、そのための技術は向上した。
でもテーマを見せるための想いがなかった。
自分の思い、感性が分からない。
だから絵で表現できない、そんな苦しみでしょうか?
一つが褒められても、それを繰り返してはいけない。
一つが褒められても、それを繰り返してはいけない。
色々と自由な発想で絵で表現する。
芸術の世界は奥深い。
学校の佐伯先生がいいフォローをしてくれていますね。
予備校を辞めた世田介は八虎に何を告げるのでしょうね。
ブルーピリオド TBS(10/22)#04
Ep. 04 我々は何処へ行くのか
世田介に画家の上澄みを見て本質を理解していないと言われる。
大葉先生に相談すると、名画は何が素晴らしいと思うと尋ねられる。
テーマに合っているか、全てが計算されている。
ただ風景や景色をデッサンしたわけではない。
だから模写して絵の特徴を知ろう。
3と4は秘密。
ある絵で橋田に言われた視線誘導、主役に目が向くように描かれている。
そして四隅を見させるようにも描かれている。
模写して分かる緻密な計算。
夏期講習のクラスは世田介、橋田とは別の組で講師は大葉先生だった。
夜間と浪人生の昼間の生徒が一同に集まって授業を受ける。
10日間で5枚の絵を描いてもらいます、最後は公表します。
桑名と偶然知り合う八虎。
きつい性格と思ったら案外と普通だった。
美大生は無口な人も多くて、きつい性格とは思われがち。
浪人生は変わった人が多くて不気味な感じもする。
絵画は体力と良く食べる桑名だった。
色んな手法を用いる浪人生だったが、表現の方法の一つだと桑名は理解する。
八虎のほうが偏見で彼らを見ていた。
もっと自由に考えるべきだと知らされる。
デッサン力では世田介、演出では橋田には及ばないのに。
桑名は1位でショック、ジンクスで1位は合格しないらしいから。
世田介は評価が低くてショック、予備校には行かないと告げる。
ガッカリした、ここは受験絵画を教えるところだと毒づく。
橋田は予備校だから受験絵画もありとあっさりと話す。
学業と違って芸大受験にターゲットが見えないと悩み苦しむ。
実際に世田介は来なくなった。
学校で佐伯先生が八虎をフォローする。
芸大の芸祭に行ってみたら?作品展示もある。
ヤンキー仲間を誘って訪れる。
コーヒーで酔う特殊体質の八虎。
苦しんでいると女性に大丈夫と声を掛けられる。
その女性は世田介の母親で代わりに一緒に回って欲しいと頼まれる。
二人共に、案外と驚きや感動がなかった。
こんなものかと、大したこと無いなと感じる。
独りよがりっぽい作品が大半だった。
それでも来て良かったと考える八虎。
仲間のもとに帰ろうとする八虎を呼び止める。
矢口が苦手だった。
なんでも持っているやつはこっちに来るな。
オレだって真剣なのに、それは酷い。
怒って最後には泣いてしまう八虎。
オレの絵画に説得力があれば伝わるのにと悔し涙だった。
世田介の言葉にキャンバスに感情をぶつける。
今はこれしか無いと描き続けることを選択する。
大葉先生には迫力を褒められる。
受験絵画は今や死後。
それが可能なら嬉しいが今では難しい。
技術や知識は強力な武器になるが使い方を誤ると曖昧にもなる。
でも現役生は身軽に動ける。
入れ替わりに世田介が荷物を引き上げに来る。
八虎を初めから意識していた世田介だった。
力になれなくて残念だったよ。
ゴールや辿り着くコースは人それぞれ、千差万別。
それだけに難しいが楽しい。
ーーー次回 「」ーーー
世田介くんが八虎を意識していたとは。
陽キャに憧れる陰キャかな?
彼は挫折を知らない天才キャラなのかもしれない。
彼は挫折を知らない天才キャラなのかもしれない。
ここからの復活に期待ですね。
八虎は足掻いてますね、一番下手だと分かっている。
だから今は数をこなすしか無い。
ただ我武者羅に描いて知識やテクニックを身につける、そんな感じですね。
模写は重要な勉強法、誰しも真似から初めますからね。
各キャラの人物描写も終わって、八虎は暗中模索状態から抜け出せるか?
大葉先生、佐伯先生に巡り会えたことが八虎の成長を導いていますね。
それも、良い方向に。
彼女たちに出会えて幸せ者でしょう。
ブルーピリオド TBS(10/15)#03
Ep.03 予備校デビュー・オブ・ザ・デッド
龍二と美術の予備校に入校する。
課題は石膏デッサン、そこで高橋世田介と知り合う。
世田介のデッサンは明らかに別格だった、しかも初めてのデッサンらしい。
彼に負けて悔しさを感じる八虎は戦える。
明らかに負けを認めると人は褒めちぎるので八虎はまだ大丈夫。
ちなみに彼は全国模試で国語が7位らしい。
帰りのホームで偶然、世田介と隣り合う。
彼は矢口さんと八虎の名前を覚えていた。
今は数をこなして技術を身につけるしか無い。
八虎を成績の良い真面目な生徒だと見抜かれる。
でも今のままでは東藝大の合格は難しい。
それは自分の絵を描けていないから。
画作りを学ばないといけない。
先ずは自分の好きを見つけることから始めると良い。
美術館や本で他人の絵画を見るのは苦手。
モルゾン美術館の案内を見つけて世田介を誘うと橋田悠も参加する。
彼は世田介とは同じ学校の特進科と美術科の違い。
美術館で色々と話しかけてくる橋田、買付ごっこしようかと持ちかけてくる。
八虎は妙に気になる絵画を発見する。
帰りに龍二が男子に振られる場面に遭遇する。
慰めるために付き合う八虎。
彼の好きは女装なだけ。
夏期講習でコンクールがある、順列が決まる。
自分の好きを求めて描く八虎。
そこで世田介に評価を求める。
本質を分かっていない、上澄みを真似ただけだと言われてしまう。
ーーー次回 「」ーーー
予備校で色んなクラスメートと親しくなる八虎。
そこでは大学合格のテクニックを教わる。
先ずは自分の画風を決めること。
それには何が好きかを知ること。
その絵の何を真似るのか、どんなテクニックで描くのかなど画作りの大切さを知る。
それを考えて描くが、上手くこなせていない感じ。
クラスメートは個性派揃い。
彼らがライバルでもあり、助けにもなるのだろう。
今回の内容もかなり端折っている感じ。
突然、油絵を描ける八虎には違和感があった。
それまでに色々学んで失敗したはずなのに。
そんな素人にも分かる内容を描いて欲しかった。