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徳田秋聲 (徳田秋声) の文学を中心につぶやきます。
― 亀井麻美 (@kameiasami) · Xより転載 ―

亀井麻美 : 2020/07/12のツイートまとめ

kameiasami

海面を泳ぐ海鳥まで食うロウニンアジ(浪人鯵)。こんなのいるって知らなかった😵
#ダーウィンが来た
07-12 20:02

レムの『ソラリス』を確認すると、胎児ではなく、赤ん坊のような、裸の2、3歳の子供で、身体は濡れてつるつるしていて光っている、とありました。「濡れて光っている」ので胎児と記憶していました。
07-12 19:07

本日は、ポーランドのユダヤ人作家、ブルーノ・シュルツの生誕日です(1892年7月12日~1942年11月19日)。
久し振りに工藤幸雄による邦訳全集を取り出して見ると……
https://t.co/Jl8BlKLyIL
07-12 14:45

アグイーは、ソラリスの空でパイロットが目撃する巨大な胎児を連想させます。前者は幻覚、後者は具現化している、と相違はありますが、深層心理のあらわれという点で共通しています。
07-12 12:33

大江健三郎の作品で好きなのは、武満徹がモデルということもありますが、『空の怪物アグイー』です。日本語の表現力もすごい。「雪もよいの黒い空が裂けてスペインの宗教画みたいなものものしい光りが、ぼくの雇傭主の血を愚かしい脂のように輝かせた」等々、奇異な比喩も見事に嵌まっています。
07-12 11:46

しかしそのせいで、子供と黒人兵との交渉は希薄となり、原作においてあれだけ繊細な扱いを必要とした根源的な際どい主題は、批判のための材料として単純化されてしまった感があります。別物として観ても、あまり感心はしませんでした。
07-12 11:12

現今の情勢下では更に問題になりそうですね。
大島渚の映画《飼育》は子供の視点を大人に移し、いろんな夾雑物を詰め込んで、原作の「僕」が軽蔑した大人の世界(または日本のムラ社会、延いては日本そのもの)の醜さ、俗悪さ、差別意識、事なかれ主義等々への批判を際立たせたような作品。
07-12 11:12

大江健三郎の『飼育』を読み返しました。表現など滑稽なくらい奇を衒ってはいますが、豊かな才能を感じさせる、力の籠った作品ではあります。黒人兵の描写に関しては、ずいぶん以前から「人種差別」であるとの指摘がありました。実際、それを描いた作品でもある訳ですが。
https://t.co/kAHXXDVQuu
07-12 11:10

  1. 2020/07/13(月) 04:17:03|
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