愛の発作😍
08-30 23:47
丁度西園寺さんも伊香保に暑さをさけてゐて、あの石段の多い温泉町を長い杖に老軀をささへながら散歩してゐられた、その気品の高い風貌はまだ私の記憶に残つてゐる。」
徳田一穂「秋聲と俳句」(「俳句」昭和40年12月)より。
08-30 21:38
「第一次大戦の講和会議がヴェルサイユで開催されたのは、大正何年であつたか、日本を代表して、その会議に出席した西園寺公が鹿島立つ折、
霞立つヴェルサイユや伊香保杖
といふ句を、父は短冊に書いて、届けたやうであつた。
その前年の夏であつたか、私たちの家族は伊香保で一と夏を過したが、
08-30 21:38
不二門さんをフジモンと読んでしまう😳
08-30 18:32
【徳田秋聲俳句】
我宿の南窓朽ちて梅も無し
(「読売新聞」明治30年2月6日[春述懐])
08-30 17:01
【徳田秋聲俳句】
炭部屋を好き女房の出たり鳧
(「読売新聞」明治30年2月3日)
08-30 17:00
【徳田秋聲俳句】
人通す子の書初の書院かな
(「読売新聞」明治30年1月1日[歳旦二十七句])
08-30 17:00
松風や鱸を荷ふ人のきほひ (148頁、89コマ※)
虫なんど鳴くや伽藍の真昼間 (148頁、89コマ)
白菊や大さ月輪の如し (157頁、93コマ)
葉の大なるを曳けば痩せたる蕪哉 (178頁、104コマ)
以上13句あり、徳田一穂は※印の1句を見落していたようです。
08-30 07:28
太鼓かけし祭の村の新樹哉 (112頁、71コマ)
むくゝゝと爪五つ六つ噴井哉 (121頁、75コマ)
大藪や斜にかゝる天の川 (125頁、77コマ)
轟々と霧の中行く列車哉 (127頁、78コマ)
山里の夜すから揚くる花火哉 (139頁、84コマ)
08-30 07:24
尾崎紅葉編『俳諧新潮』所収の徳田秋聲俳句。丸括弧内は収録頁、NIJL 収録コマ数)
落椿へばりついたる柄杓かな (54頁、42コマ)
敗れたる薬をそゝぐ馬藺かな (62頁、46コマ)
月更けて市の小川に人泳ぐ (79頁、54コマ)
其方此方に蜘の子を逐ふ円居哉 (106頁、68コマ)
08-30 07:21
Author:亀井麻美
kamei asami
德田秋聲,徳田秋声,德田秋声
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