【徳田秋聲俳句】
黒潮のゆるゝゝ流れて雲の峰
ベースボール苺の野辺は荒にけり
(「文華」明治30年8月10日[紫吟集])
09-03 23:42
【徳田秋聲俳句】
兎唇なる子の蛭売りに来りけり
魂棚や覗けハこゝも草の露
(「読売新聞」明治30年7月26日、紫吟社[夏三十二句])
09-03 23:10
【徳田秋聲俳句】
既にして雨声の高し今年竹
産声の待たるゝ時や杜宇
(「文華」明治30年7月1日[紫吟集])
※杜宇(ほととぎす)
09-03 23:08
【徳田秋聲俳句】
産声の雲を出てたり杜鵑
(「読売新聞」明治30年6月29日[夏七十一句(つゞき)])
09-03 23:06
【徳田秋聲俳句】
むくゝゝと瓜五六ツ噴井かな
(「読売新聞」明治30年6月28日[夏七十一句])
09-03 17:51
【徳田秋聲俳句】
花の蔭政党およそ五千人
青柳や煉化くつれし活版所
白桃や上京したる姉娘
(「読売新聞」明治30年4月5日[串柿])
09-03 17:16
【徳田秋聲俳句】
花の雨終にはさむる恋ながら
山僧の山葵を植ゑて居たりけり
(「文芸倶楽部」明治30年4月1日[春五十句選])
09-03 17:13
Author:亀井麻美
kamei asami
德田秋聲,徳田秋声,德田秋声
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