な僧侶になり、うちの杜氏の爺さんも見て知っている、というお話。
作者は幼い頃、寝付かれない夜などに母にせがんでよくその幽霊話をして貰ったということです。
後半は、以前に紹介した『たしかに聞いた雪駄の音』(昭和4年)と同じ話で、11、2歳の頃のお化け体験が書かれています。
05-05 21:57
死装束の女が髪を振り乱して赤子に飴をしゃぶらせていた。身重のまま死んだその女は墓の中で出産したが、死んで乳が出ないので、三途の川の渡し銭の六文で毎夜飴を買って赤子に舐めさせていたのだ。和尚が、子供は私が育てるから成仏するように言い聞かすと、それから幽霊は出なくなった。その子は立派
05-05 21:44
前述の近松秋江『添乳物語』の前半は、幼少時代の作者に母が添乳をしながら物語った幽霊譚。
ある村の飴屋に、夕暮の決まった時刻に飴を六文ずつ買っていく見知らぬ女が来るようになった。不審に思った飴屋が後を蹤けていくと、女は真新しい墓の前でスッと消えた。和尚に相談して墓を掘返したところ、
05-05 21:43
あっ、この子👀
https://t.co/leJSEnmdlE
05-05 18:52
直球やね😅
(私じゃないよ)
https://t.co/3JwPEXIWkZ
05-05 18:10
すぐ近所のフォーエバー現代美術館で草間彌生展始まってたんやね👀
https://t.co/MFgHCe8SVI
05-05 17:20
今日は、午後から京博の池大雅展を観て来ました😃
図録等でよく見知っている作品が多かったですが、やっぱり実物は違いますね!
https://t.co/zeIfu7RQOX
05-05 16:08
『墓域』(「新潮」大正4年12月)や『添乳物語』(「中央文学」大正6年12月)など郷里を描いた他の作品にも被差別者の話が出て来ます。後者は幽霊譚で、幼少時に母が語って聞かせた幽霊を、子供心に、川向こうから夕餉の買い物に来る被差別者のおどろおどろしい外見に重ね合わせた、と書かれています。
05-05 08:45
有名な俳優さんにものすごくエッチなことされる夢見た。
なんでやのん😅
05-05 06:45
インチキだと知ってたんですね(^^;)
それから、こんな小さな村にも差別が存在していたことをこの作品で知りました。「部落問題文芸・作品選集」第40巻に『村火事』が収録されているのはそのためです。
05-05 04:02
三好伊平次編『岡山県和気郡藤野村誌』にも詳しく記されています)。
雨乞の祈禱のため村へ呼んだ元力士錦山の話が面白い。その時は祈禱が上手く行って忽ち雨が降ったのですが、その後旱魃になった際に少年時代の作者が「錦山を呼んで来るといゝ」と父に言うと「さあどうしてゐるか」と言葉を濁した。
05-05 04:00
近松秋江『村火事』(「新潮」大正14年2月)。
大正13年8月18日に岡山県和気郡藤野村字坂本で発生し田ケ原まで延焼した大火災の報を翌日の朝刊で知った作者が、幼少時の村での出来事を回想する短篇。徳田家の屋根にも火の粉が燃え移りましたが、幸い類焼は免れました(この火災については、坂本出身の
05-05 03:57
近松秋江の父啓太の死んだのは明治27年11月24日で、三島毅撰墓銘の「遂不起二十七年十一月廿五日也」は誤りです(よね?)。
05-05 03:50
市川市文学ミュージアムのおねえさんが上着の背中に「荷風命」と書いてるのは面白いけど、永井荷風は女性を性欲の捌け口としか見てない(と私は思う)からあんまり好きじゃないです。
05-05 03:47
@tonton1965 中尾務「近松秋江生家――本家徳永家との関係からの一考察――」京都橘女子大学研究紀要 1995;22:16-44
の39頁と、44頁の註12に書いてあります。
05-05 00:03
Author:亀井麻美
kamei asami
德田秋聲,徳田秋声,德田秋声
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