◇ 利上げ↠景気不安で、株価は大幅安 = ダウ平均は先週1504ドルの値下がり。3週連続の下落で、この間の下げ幅は3300ドルを超えた。終り値は2万9889ドル。3万ドルを割り込んだのは、昨年1月以来のこと。ナスダックとSP500指数も、大きく下げている。ただダウ平均でみると、年初来の下げは717ドルにとどまっている。それだけ最近の株価上昇は急激だったとも言えるわけだ。
日経平均は先週1861円の値下がり。終り値は2万5963円。2万6000円を割ったのは、5月中旬以来。年初来では2829円の下落となっている。先週の動きだけからみると株価は暴落したような感じさえあるが、実際はそれほど大きく下げてはいない。日本株が出遅れていたためでもあるようだ。いずれにしても、今後はニューヨーク次第ということになってくる。
株価が大幅に下落したきっかけは、FRBが政策金利を0.75%も引き上げたこと。これでアメリカの景気に対する先行き不安が一気に強まった。さらにイギリスやスイスが追随して利上げに踏み切ったため、世界経済の先行きにも警戒感が広まっている。こうした感触が持続すれば、今週も株価は下がる。だが市場が下げ過ぎを意識すれば、いったん反発するかもしれない。ここからは底値を模索する動きが始まるだろう。
今週は24日に、5月の消費者物価、企業向けサービス価格。アメリカでは21日に、5月の中古住宅販売。24日に、5月の新築住宅販売。なお25-26日には、ドイツでG7(主要7か国)首脳会議が開かれる。
≪20日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
☆Please click here ⇒
日経平均は先週1861円の値下がり。終り値は2万5963円。2万6000円を割ったのは、5月中旬以来。年初来では2829円の下落となっている。先週の動きだけからみると株価は暴落したような感じさえあるが、実際はそれほど大きく下げてはいない。日本株が出遅れていたためでもあるようだ。いずれにしても、今後はニューヨーク次第ということになってくる。
株価が大幅に下落したきっかけは、FRBが政策金利を0.75%も引き上げたこと。これでアメリカの景気に対する先行き不安が一気に強まった。さらにイギリスやスイスが追随して利上げに踏み切ったため、世界経済の先行きにも警戒感が広まっている。こうした感触が持続すれば、今週も株価は下がる。だが市場が下げ過ぎを意識すれば、いったん反発するかもしれない。ここからは底値を模索する動きが始まるだろう。
今週は24日に、5月の消費者物価、企業向けサービス価格。アメリカでは21日に、5月の中古住宅販売。24日に、5月の新築住宅販売。なお25-26日には、ドイツでG7(主要7か国)首脳会議が開かれる。
≪20日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
☆Please click here ⇒
| ホーム |