◇ 数十年に1度の大相場になるかも = ニューヨーク株式の騰勢が止まらない。ダウ平均は先週545ドルの値上がり。2万6600ドル台に達して、さらに2万7000ドル台を狙う勢い。なにしろ2万ドルに載せたのが、ちょうど1年前の17年1月25日。そこからアッと言う間に、ここまで上昇してきた。通常なら長期金利が上がり、ドル高が進むところだが、いまのところ今回はそれがない。市場の一部では「数十年に1度の大相場になる」という期待も出始めた。
日経平均は先週276円の値下がり。ニューヨークについて行けなかったのは、主として円高が進行したため。23日には終値で2万4000円台に到達したが、その後は反落してしまった。ダボス会議に出席した各国要人の発言が、為替市場に影響を与えたからである。逆に言うと、これまで安定していた為替相場が不安定になってきたとも考えられる。
ニューヨーク株式が歴史的な大相場に発展するかどうかは、まだ判らない。しかしアメリカの企業業績はさらに上向く見通しだから、世界同時好況のワク組みが崩れない限り、上げ相場が持続する可能性はある。ただ為替が動き出したことから、アメリカの金利水準にも変化が生じるかもしれない。当面は為替と金利の動きに注目すべきだろう。
今週は30日に、12月の労働力調査、家計調査、商業動態統計。31日に、12月の鉱工業生産と住宅着工戸数、1月の消費動向調査。1日に、1月の新車販売。アメリカでは30日に、1月のカンファレンス・ボード消費者信頼感指数。1日に、ISM製造業景況指数。2日に、1月の雇用統計。また中国が3日に、1月の製造業と非製造業のPMI。EUが30日に、10-12月期のGDP速報を発表する。なお31日に、トランプ大統領が一般教書を朗読する。
≪29日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
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日経平均は先週276円の値下がり。ニューヨークについて行けなかったのは、主として円高が進行したため。23日には終値で2万4000円台に到達したが、その後は反落してしまった。ダボス会議に出席した各国要人の発言が、為替市場に影響を与えたからである。逆に言うと、これまで安定していた為替相場が不安定になってきたとも考えられる。
ニューヨーク株式が歴史的な大相場に発展するかどうかは、まだ判らない。しかしアメリカの企業業績はさらに上向く見通しだから、世界同時好況のワク組みが崩れない限り、上げ相場が持続する可能性はある。ただ為替が動き出したことから、アメリカの金利水準にも変化が生じるかもしれない。当面は為替と金利の動きに注目すべきだろう。
今週は30日に、12月の労働力調査、家計調査、商業動態統計。31日に、12月の鉱工業生産と住宅着工戸数、1月の消費動向調査。1日に、1月の新車販売。アメリカでは30日に、1月のカンファレンス・ボード消費者信頼感指数。1日に、ISM製造業景況指数。2日に、1月の雇用統計。また中国が3日に、1月の製造業と非製造業のPMI。EUが30日に、10-12月期のGDP速報を発表する。なお31日に、トランプ大統領が一般教書を朗読する。
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