◇ 有価証券は5年で51万円増えた = 2人以上世帯でみると、15年の平均貯蓄額は1805万円だった。内訳では、定期性預貯金が734万円で最も多い。次いで通貨性預貯金が394万円、生命保険などが374万円、有価証券が264万円などとなっている。このうち有価証券は前年より13万円増えたが、定期性預貯金は24万円も減った。低金利政策で、預金しても利子がほとんど付かなくなったからだろう。
ちょうど5年前の10年の記録と比較してみよう。平均貯蓄額は148万円増えている。このうち最も増加したのは通貨性預貯金で、311万円から394万円に増えた。また有価証券も213万円から264万円に増えている。有価証券のなかでも、株式・投資信託は134万円から192万円に増加した。貯蓄額が3000万円以上の世帯では、有価証券の保有比率が2割になっている。
勤労者世帯だけを取り出してみると、平均貯蓄額は1309万円。その内訳では定期性預貯金が最も多く470万円。次いで通貨性預貯金が324万円、有価証券が146万円などとなっている。5年前との比較では、貯蓄額が65万円の増加。そのうち最も増えたのは通貨性預貯金で71万円増えた。有価証券も24万円増えているが、定期性預貯金は5万円減っている。
2人以上世帯と勤労者世帯が5年間でどう変わったかを比較してみると、まず貯蓄総額は2人以上世帯が148万円増加したのに対して、勤労者世帯は65万円しか増えていない。その内訳では、ともに通貨性預貯金と有価証券の伸びが目立っている。また定期性預貯金は、2人以上世帯では27万円増えたが、勤労者世帯では5万円減っている。
(続きは来週サタデー)
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