◇ 命綱はやはり企業収益 = 日経平均は先週258円の値上がり。ダウ平均は17ドルの上昇。この結果、10月は日米の株価が大きく回復した。日経平均は月間1695円、ダウ平均は1379ドル上がっている。特に日経平均の月間上昇幅は20年ぶりの大きさ。終り値では2か月ぶりに1万9000円台を取り戻した。
株価を突き上げるような好材料は、ECB(ヨーロッパ中央銀行)の総裁が追加的な金融緩和を示唆。それに中国の利下げぐらいなもの。それでも相場が立ち直ったのは、中国経済・フォルクスワーゲン事件・アメリカの利上げという3つの不安材料が時の流れとともに、しだいに薄れたことによるものだろう。加えて企業業績が好調を持続し、株価を下支えする効果を発揮した。
FRBは予想通り、10月の金利引き上げを見送った。このためニューヨーク市場では、12月の利上げに関心が集中している。しかし現在の経済情勢からみると、12月も利上げは困難ではないのか。たとえばアメリカの企業収益は7-9月期に、はっきりと減益傾向を示している。一方、日本の企業業績は7-9月期も絶好調を維持している。この差が、今後の株価にどう反映されるかを見て行きたい。
今週は2日に、10月の新車販売台数。4日に、10月の消費者態度指数。6日に、9月の景気動向指数。アメリカでは2日に、10月のISM製造業景況指数と新車販売台数。4日に、9月の貿易統計と10月のISM非製造業景況指数。6日に、10月の雇用統計。また中国は8日に、10月の貿易統計を発表する。なお4日には、郵政3社が東証1部に新規上場される。
≪2日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
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株価を突き上げるような好材料は、ECB(ヨーロッパ中央銀行)の総裁が追加的な金融緩和を示唆。それに中国の利下げぐらいなもの。それでも相場が立ち直ったのは、中国経済・フォルクスワーゲン事件・アメリカの利上げという3つの不安材料が時の流れとともに、しだいに薄れたことによるものだろう。加えて企業業績が好調を持続し、株価を下支えする効果を発揮した。
FRBは予想通り、10月の金利引き上げを見送った。このためニューヨーク市場では、12月の利上げに関心が集中している。しかし現在の経済情勢からみると、12月も利上げは困難ではないのか。たとえばアメリカの企業収益は7-9月期に、はっきりと減益傾向を示している。一方、日本の企業業績は7-9月期も絶好調を維持している。この差が、今後の株価にどう反映されるかを見て行きたい。
今週は2日に、10月の新車販売台数。4日に、10月の消費者態度指数。6日に、9月の景気動向指数。アメリカでは2日に、10月のISM製造業景況指数と新車販売台数。4日に、9月の貿易統計と10月のISM非製造業景況指数。6日に、10月の雇用統計。また中国は8日に、10月の貿易統計を発表する。なお4日には、郵政3社が東証1部に新規上場される。
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