◇ 日本への輸出を認可 = 米エネルギー省は5月17日、シェール・ガスの日本向け輸出を初めて認可した。認可されたのは、中部電力と大阪ガスが参画している米フリーポート社のLNG(液化天然ガス)輸出事業。ヒューストン近郊に基地を建設し、17年から輸出を開始する。
認可の内容は、年間900万トンを上限に20年間にわたって輸出できるというもの。フリーポート社は17年に中部電力と大阪ガスに220万トンずつ、合計440万トンを供給する計画。この数量は、日本のLNG年間輸入量の約5%に当たる。しかも価格が大幅に安いから、日本経済にとって大きなメリットになることは間違いない。
アメリカ政府には、ほかに15件の輸出事業が申請されている。このうち日本関係は2件。三井物産と三菱商事がルイジアナ州から。また住友商事と東京ガスがメリーランド州からの対日輸出を計画している。これらの計画が承認されれば、アメリカからのLNG輸入量は1470万トンになる計算だ。しかしアメリカ政府がいつ認可するかは、全く判っていない。
仮に1470万トンが輸入されれば、日本のLNG輸入量の2割近くに達する。ただし認可を受けた中部電力・大阪ガスの計画も含めて、実際に輸入が始まるのは4年後のこと。シェール・ガスの液化工場や積み出しに必要な港湾の整備に時間がかかるからだ。また4年後の価格がどうなっているかも、いまから予想はできない。
(続きは来週サタデー)
≪21日の日経平均 = 上げ +215.55円≫
【今週の日経平均予想 = 1勝4敗】
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アメリカ政府には、ほかに15件の輸出事業が申請されている。このうち日本関係は2件。三井物産と三菱商事がルイジアナ州から。また住友商事と東京ガスがメリーランド州からの対日輸出を計画している。これらの計画が承認されれば、アメリカからのLNG輸入量は1470万トンになる計算だ。しかしアメリカ政府がいつ認可するかは、全く判っていない。
仮に1470万トンが輸入されれば、日本のLNG輸入量の2割近くに達する。ただし認可を受けた中部電力・大阪ガスの計画も含めて、実際に輸入が始まるのは4年後のこと。シェール・ガスの液化工場や積み出しに必要な港湾の整備に時間がかかるからだ。また4年後の価格がどうなっているかも、いまから予想はできない。
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