◇ スイスが1位、アメリカは9位 = 高齢者が暮らし易い国のランキングで、日本は世界第8位。国連と連携して高齢者の生活環境を調査している民間団体ヘルプエイジ・インターナショナルが、96か国を調べて公表した。その結果は、第1位がスイス。続いてノルウェー、スウェーデンなどのヨーロッパ諸国が上位を占め、日本は第8位に。第9位はアメリカ、第10位はイギリスだった。アジア地域では日本がトップ、中国は第52位、韓国は第60位にとどまっている。
調査は所得、健康、交通、社会行動の4分野を中心に実施されている。日本の得点は、健康分野では1位。交通分野では7位、社会行動分野では21位、所得分野では33位だった。このうち健康分野については「50歳を過ぎても、若者と同様に生き甲斐を感じている人が9割近くもいる」などと解説。所得分野については「年金受給者の割合が高く、消費性向も高いが、全体としては所得額が低い」と述べている。
日本と第1位になったスイスを比べてみよう。スイスの場合は社会行動分野が1位。健康と交通分野がともに2位。所得分野は27位となっている。社会行動分野では「悩み事を相談できる親戚や友人をたくさん持っている」「独りで深夜の街を歩ける」などの事例を挙げた。また所得分野では「55-64歳の雇用率が71.7%もある」と指摘している。
少し驚いたのは、アメリカの所得分野だ。アメリカの場合、交通分野が4位。社会行動分野が17位、健康分野が25位で、所得分野は29位と思いのほか低い。この点については「60歳以上の貧困率が18.8%と高い」「年金受給率が92.1%と低い」と説明している。ちなみに所得分野の1位はルクセンブルクだったが、同国の総合順位は19位となっている。
≪17日の日経平均 = 上げ +260.67円≫
≪18日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
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調査は所得、健康、交通、社会行動の4分野を中心に実施されている。日本の得点は、健康分野では1位。交通分野では7位、社会行動分野では21位、所得分野では33位だった。このうち健康分野については「50歳を過ぎても、若者と同様に生き甲斐を感じている人が9割近くもいる」などと解説。所得分野については「年金受給者の割合が高く、消費性向も高いが、全体としては所得額が低い」と述べている。
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少し驚いたのは、アメリカの所得分野だ。アメリカの場合、交通分野が4位。社会行動分野が17位、健康分野が25位で、所得分野は29位と思いのほか低い。この点については「60歳以上の貧困率が18.8%と高い」「年金受給率が92.1%と低い」と説明している。ちなみに所得分野の1位はルクセンブルクだったが、同国の総合順位は19位となっている。
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