第16章 失業率って、なんだろう? ④
◇ 就業者と雇用者の違い = 満15歳以上で働いている人、それに働きたいと思っているけれども仕事が見付からない人の合計を、労働力人口と呼ぶのでしたね。つまり就業者と完全失業者の合計です。このうちの就業者は、雇用者と自営業主・家族従業員に分けることができます。
雇用者というのは、会社やお店に勤めて給料をもらっている人たちを指しています。また自営業主というのは、たとえば自分でコーヒー店を経営したり、個人タクシーでおカネをかせいでいる人たち。給料をもらって生活しているわけではありません。
家族従業員というのは、たとえばお父さんが経営しているお店や小さい工場で働いている家族の人たちです。この場合、お店や工場が会社になっていると、家族も雇用者とみなされます。会社ではなく、家族が手伝っている場合には、給料がなくても家族従業員ということになり、統計上は就業者に入るのです。
昨年12月の統計によると、労働力人口は6544万人。このうち就業者は6319万人。雇用者は5583万人でした。就業者のうち男性は3596万人、女性は2723万人となっています。また就業者がどういう業種で働いているかをみると、製造業と卸売り・小売業が圧倒的に多く、ともに1000万人を超えて、他の業種を大きく引き離しています。
(続きは来週日曜日)
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◇ 就業者と雇用者の違い = 満15歳以上で働いている人、それに働きたいと思っているけれども仕事が見付からない人の合計を、労働力人口と呼ぶのでしたね。つまり就業者と完全失業者の合計です。このうちの就業者は、雇用者と自営業主・家族従業員に分けることができます。
雇用者というのは、会社やお店に勤めて給料をもらっている人たちを指しています。また自営業主というのは、たとえば自分でコーヒー店を経営したり、個人タクシーでおカネをかせいでいる人たち。給料をもらって生活しているわけではありません。
家族従業員というのは、たとえばお父さんが経営しているお店や小さい工場で働いている家族の人たちです。この場合、お店や工場が会社になっていると、家族も雇用者とみなされます。会社ではなく、家族が手伝っている場合には、給料がなくても家族従業員ということになり、統計上は就業者に入るのです。
昨年12月の統計によると、労働力人口は6544万人。このうち就業者は6319万人。雇用者は5583万人でした。就業者のうち男性は3596万人、女性は2723万人となっています。また就業者がどういう業種で働いているかをみると、製造業と卸売り・小売業が圧倒的に多く、ともに1000万人を超えて、他の業種を大きく引き離しています。
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