◇ 軽自動車は32%増加 = 自動車販売業界の集計によると、1月の新車販売台数は49万6000台だった。前年同月より29.4%増加している。このうち普通車は29万2000台で27.5%の増加、軽自動車は20万4000台で32.1%増加した。特に軽自動車は、全メーカーが2ケタの伸びを記録している。
こうした快調な売れ行きは、消費増税前の駆け込み購入によるところが大きい。普通車については4月から、取得税が現行の5%から3%に減税される。しかし消費税が3%引き上げられるので、結局は1%の増税に。軽自動車は取得税が3%から2%に減税されるが、保有税が年間7200円から1万0800円に上がる。さらに消費増税が加わるので、駆け込み購入が大きくなったようだ。
昨年の新車販売台数は537万台、前年比では0.1%の伸びにとどまった。前半はエコカーに対する補助金が打ち切られた影響で前年割れが続いたが、後半は景気の回復もあって増加に転じている。普通車は10月ごろから、軽自動車は9月ごろから売れ行きが急増し始めた。このあたりから、駆け込みの影響が出始めたようである。
日本の自動車産業は昨年、海外での販売が好調で、メーカー8社の世界生産台数は2552万台に達した。特にアメリカやアジア諸国での販売増加がいちじるしい。そこへ国内でも駆け込み需要が発生したわけで、各社は増産体制を強化している。しかし駆け込み需要が大きければ大きいほど、4月以降の反動減は大きくならざるをえない。
(続きは明日)
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