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97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
2018年大相撲初場所、7日目、中日観戦写真日記
大相撲初場所7日目は、会社同僚の枡席に便乗して一階で観戦。二階も見やすいけれども、やはり枡で飲み食いしながら見ると江戸情緒が感じられますな。歌舞伎も時折は、枡席を設定した特設会場で観客が飲んだり騒いだりしながら見物するという、江戸回顧のイベントをやれば良いのに。まあ、眼前で宴会やられたら、役者は迷惑だろうけれども。

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昼前に到着するとまだ誰も居ないので、豪栄道弁当など食す。焼肉、串かつにコロッケと結構カロリーあるね。まあ肉食系弁当というと、なんといっても鶴竜弁当だが。

持ち込みの日本酒やワインを飲んだり、贔屓力士を応援して騒いだり、紙コップを倒したりして、なかなかの大騒ぎでござった。

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後ろの枡席には東北弁の御一行がおり、錦木が登場すると大声援。折角の地元応援団だから手伝ってあげようと此方の枡でも「錦木~!」と大声援を送る。結果的には善戦したものの、阿炎のすくい投げに敗れて残念。しかし錦木応援団の男性は、「どうも応援ありがとうございました」と手拭とホテルのパンフレットを全員にくれた。皆さんも岩手旅行の際は是非どうぞ。

打出しの後は、全員でちゃんこ屋に移動して大宴会。酩酊してタクシー帰宅。この時には、鶴竜の失速や、栃ノ心が勝ち続ける事など、誰も予想していなかったなあ。

そして翌日も国技館で観戦。

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中日は二階の椅子席。タクシーで国技館に向かうと、清澄通りを一本入った裏道を選択した運転手が、「この辺りに昔北の湖部屋があったんですよね」と教えてくれる。その頃は朝稽古を見る相撲好きが大勢集まっていたとのこと。昔、小錦を乗せた話など聞いて面白かった。

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国技館前に到着すると、右翼の街宣車が止まっており、「式守伊之助の人権ガ〜! 」、「八角理事長は即座に辞任せよ~!」と大音声でガナリ立てている。楽しく相撲見物したいご見物観客の全員の人権を、頭の悪いお前達が踏みにじっているんだよ。

相撲取りが相撲取りだけで運営している古いしきたりも多々残る組織なのだから、それは問題もあるだろうが、部外者が目を三角にして正義の鉄槌を振るう必要がどこにあろうか。

八角親方を解任して後はどうする。力士としては偉大だったが、人付き合いも頭も悪く、隠蔽体質で、家族とも絶縁し、回りから洗脳されやすい奇人変人の貴乃花なんかが相撲協会のトップになったら、相撲協会は、大相撲利権にたかる色んな魑魅魍魎が跋扈する、壮大な伏魔殿になる気がするけれどもね。

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何時もの雷電でちゃんこ定食。今場所は、入り口に着物の綺麗なお姉さん居ないな。

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水戸龍が、ゲハハと付き人と談笑しながら場所入り。「頑張って」と声を掛けると、小さくウム、と頷く。まだスレてないねえ。良いねえ。

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前日七日目に幕下筆頭で勝ち越しを決め、再十両を確実にした矢後どんに「再十両おめでとう!」と声を掛けると、「ウイッス」と小さく頷く。

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中日は新序出世披露。大鵬の孫である納谷と朝青龍の甥である豊昇龍が話題。前相撲では納谷が勝ったが、大阪場所では序ノ口として番付に載っての正式対戦が実現する。観戦したいものだね。

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大砂嵐は何か浮かない顔での場所入りだったのだが、既に事件の発覚を予想していたのか。何も知らない調子乗りだけの落語家崩れやタレントが、昼のワイドショーで正義の味方の如く偉そうにコメントして、何でもすぐに大バッシングになる昨今だが、過ちを犯しても再挑戦を許す社会でなくてはならないのでは。

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新序出世見た後で外に出て、国技館で力士の入り待ちを再開していると、後ろからざわめきが。豊昇龍だった。名前が咄嗟に出なかったが「アッ!朝青龍の甥だ!」と口をつくと、彼は自分が呼ばれた事に気づいて、人懐こい笑顔で手を自分から差し出して近づいて来た。「頑張ってね」「はい」と固い握手。これからずっと応援しよう。

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「ヌスクグ~! 頑張れ~!」

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栃煌山は前半戦好調だったのだが、まさか左大胸筋損傷で休場することになろうとは、この時点では誰も予想できない。

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鶴竜も中日までは盤石の相撲。まさか10連勝の後であんなガタガタになるとは。一人横綱の重圧か。この時点では、栃ノ心はなかなか調子が良いな程度の印象しかなかった。

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二階から見ていると、豪栄道と千代大龍の仕切りは、ダンスのポーズ決めているようにテンポが妙に合っているのだよなあ(笑)

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仕切りの時はあんなにテンポが合って仲良くしていたのに、千代大龍の野郎は(笑)立合いでは強烈な両手突きで豪栄道を吹っ飛ばす。なんて事するんだ(笑)

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中日の鶴竜はまだ盤石の相撲が続いており、危なげなく正代を投げ捨てる。この相撲がずっと続けばよかったのだがなあ。

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この日も満員御礼でござった。