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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

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2014.01
17
CM:1
TB:0
12:11
Category : 未分類
 原因は泥沼の日華事変にある。それで国際地位は低下し、オリンピックもできなくなった。それをオリンピックをやめたから国際地位が低下したというのは、頭の悪い人間を騙す言い方に過ぎない。

 読売「脱原発、五輪返上論…細川氏発言に関係者困惑」だが、要は原発再稼動したい、オリンピックで税金でうるおいたいサイドの泣き言にすぎない。

 そもそも、文部官僚のいうことなどアテにならない。彼らはオリンピックで利益だけを得られる立場にある。国帑を溝に捨てるような東京五輪であっても賞賛する立場にある。真面目に聞く話ではない。

 その官僚が、オリンピックをやらないと日本の国際地位が低下するとかマヌケを言っている。
文部科学省幹部は「五輪返上となれば、国際的な信用を失い、東京では当面開催できなくなる」と懸念する。実際、1940年に開催を予定していた東京五輪は、日本が日中戦争を理由に辞退し、日本の国際的地位を低下させたという痛恨の歴史がある。
「脱原発、五輪返上論…細川氏発言に関係者困惑」『YOMIURI ONLINE』(読売新聞,2014.1.17)http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20140117-OYT1T00170.htm
日本は発展途上国ではない。オリンピックを突っ返したところで現実的には何の痛痒もない。喪うと言われる国際地位とは、金メダルの数で示されるようなどうでもいい地位に過ぎない。

 オリンピックをなくせば、無駄遣いは相当に減らせる。そもそも、スポーツ関連支出は無駄遣いそのものである。新国立競技場やナショナル・トレーニング・センターは、経世済民の役には全く立たない。

 この点でも、記事では主客が転倒している。オリンピックがなくなるとスポーツ予算が無駄になるのではない。もともと無駄遣いである255億円を確保したいために、オリンピックを必要としている点が問題なのである。
さらに、2020年五輪に合わせた新国立競技場やパラリンピック選手用のナショナルトレーニングセンターの建設構想などの全面的な見直しも不可避となる。政府の14年度予算案は過去最大の255億円のスポーツ関連予算を計上したが、「五輪がなくなれば、『無駄遣いだ』と批判されかねない」との声もある。
同上


 原発再稼動も、オリンピックも、国の金を使って、一部のセクターを儲けさせようというものにすぎない。どちらも経済的に割に合わないことは目に見えている。その負目を国民に負わせて、儲けだけを配分するほうが問題である。



 まあ、細川にやらせればいいんじゃないのかね。細川も、隠遁20年のあとだし、老い先ある面でもない。生き恥晒すこともしないだろ、まあ社稷のために死ねるわけだから、脱原発で東京都長官やらせてもいい。

 死に花を咲かせるいい機会だとおもうよ。アンサンレジュームに堕した安倍以下右派しかいない自民党への面当てと、バックラッシュそのものだった石原-猪瀬の方針を元に戻せば、在職中に死んでも満足だろうよ。

Comment

非公開コメント

というかですね、

スポーツ振興のやり方が根本的に間違ってるんじゃないかと。

少子高齢化なんだから、スポーツやる側より、見てるだけの側が圧倒的に多いわけでしょ。競技人口増やそうという真っ当な方策じゃないですからね、今回のオリンピックは。

自分なら、市町村の健康診断なんかやめて、月に一度の身体運動を中高年に義務付けますけどね。医者通いやめれば医療費も浮くし、何やってるのかサッパリわからんような箱物体育館も稼働するようになるでしょう。

スポーツは文教じゃなくて、医療厚生の分野ですよ。