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- » 2025 . 01
Category : 未分類
どこぞで機関長のような仕事をしていた時の話だ。隊本部1科に居たWACの3佐風情が海曹転勤に横槍を入れられたことがある。
市ヶ谷に勤務していた時に、ある1海曹が腰を大破した。もともと腰も悪いのだが、それで20日ほど出勤できなくなった。これは仕方のない話。
とはいえ、20日過ぎて傷みは引いても、良くなるものでもない。横須賀の自宅から市ヶ谷までの1時間半の通勤もよろしくない。本人がクルー長(24時間交代の組)の准海尉に相談して、一緒に己のところに来た。統合部隊ゆえ、人事事項は己の上にいた3陸佐だが、これがダメ人間で何も判断できない。だから己のところに来たわけだ。
事実として「腰はもう駄目」なので、3陸佐を言いくるめて横監人事、機関科要員に交代を出させますよと言質をとった。直ぐに横監人事に相談するが、例によって海自の人事は手早い。横監人事機関科担当も、手元の書類を見て、履歴と既往症を確認。手持ちのコマもある。直ぐに自艦隊司令部にいる1曹と交代しないかという話を持ってきれくれた。船越自衛艦隊司令部の1曹さん、家庭の都合で艦艇乗組はできないが、24時間交代の司令部は差し支えない人。勤務年数が長すぎて転勤が必要で先方もお代わりが必要とのこと。これは渡りに船。
それを3陸佐に言い、本部にも伝える。3陸佐には「己が言ったとおりに言えばお代わりが来る、それでこの問題は解決」となしと言いくるめた。だが、今度は本部のオナゴ3陸佐が文句を言ってきた。「人事事項は全て本部が掌握し交渉する、隷下部隊が勝手にやるな」という横ネジ。
しかし、このネーチャン、件の1曹のことは何も知らない。隊本部は離れたところにあるので、こっちの名前と顔も一致しない。そもそも、海人事の仕組みを知らないので、どうやったらいいのかを知らない。
その仕事もお座なり。次の週だったか?「人事の件、どうなったか」を聞いたら、結局は統幕に「お代わりよこせ」と投げたと偉そうに言っていた。それで仕事は終わりとでも言うのだろう。横監人事と調整はする立場にないとも言っていたが、それじゃお代わりが来るはずもない。当の1曹も通勤で苦しんでいるのにそれもない。
しょうがないので、横監人事に電話をしたが、「それじゃ人事は進まんね」と呆れ声だった。結局は、当人を知っている分隊長、分隊士と話さなければ人事は進まない。しかし部隊は統合部隊でそれはいない。強いて言えば、己と准尉になるので、とりあえず実情を連絡。
次に1科長の2海佐に話をつけ、こっちの総務班長の3海佐に話をつける。当然、市ヶ谷と船越のスワップで行くしかないという話になる。人事のやり方が違うので、それで陸を押し切ろうという話になった。
だが、またネーチャンがやってくれた。ウチにいる1曹は40で応急工作、交代1曹は50過ぎで内燃、体力や配置上、交代は不都合である。人事としては認められないといったもの。50過ぎで1曹で、司令部勤務で外に出そうなんて地雷じゃないのかとも言う。そんなことは百も承知で、こっちも腰が壊れているのを出すのだから、多少問題があっても等価交換だろうというが聞かない。じゃあ、あなたが横監人事と話して、代わりを見つけてこいというと、それは私の仕事ではないという。どうしようもない話だった。
職場に戻って、先任相当の陸曹長(生徒のイラク帰り)に話すと、曹長さん「現場不在だ」といって怒る。で、厄介な問題に触ろうとしない3陸佐をつつく。腰が悪い本人や、その仕事を負担をする曹士のこと考えているのかと説教する。今から私とあなたで1科に行って話をつけて、明日でも車借りて一緒に横監にいって人事進めようという。だが、ご本尊の3陸佐はいやそれはできないの一点張りだった。曹長もそうとうカッカきて、隊本部の先任伍長(准陸尉)のところに談判に行ったみたいだが、そっちも進捗はしない。
そうこう押し合いしているうち、当の1曹に深刻な事態が起きた。「こりゃ切り貼りしなきゃ駄目」といった状況で、今度は50日だかの病休になる。病休になったあとで、間抜けなネーチャンが「自艦隊の1曹でもいい」と言い出すが、船越も、病休で勤務できない人間と交換してくれるわけもない。そして、今まで交代できると言っていたのはウソなのかとバカなことを抜かしていたよ。
このWACは1期下相当の通信幹部なのだが。本部での当直幹部交代には来ないといったアレなところがあった。0915に課業初めなのに、0910頃になってようやく職場に来る。そして当直エリアに来ないで、自分の机に座りだす。頭にきたので、席の近くまで行って、脚をトントン鳴らしてやってようやく交代に気づいたが、ここでやってくれと抜かしたよ。あなた何様かねと口をついてしまったよ。
市ヶ谷に勤務していた時に、ある1海曹が腰を大破した。もともと腰も悪いのだが、それで20日ほど出勤できなくなった。これは仕方のない話。
とはいえ、20日過ぎて傷みは引いても、良くなるものでもない。横須賀の自宅から市ヶ谷までの1時間半の通勤もよろしくない。本人がクルー長(24時間交代の組)の准海尉に相談して、一緒に己のところに来た。統合部隊ゆえ、人事事項は己の上にいた3陸佐だが、これがダメ人間で何も判断できない。だから己のところに来たわけだ。
事実として「腰はもう駄目」なので、3陸佐を言いくるめて横監人事、機関科要員に交代を出させますよと言質をとった。直ぐに横監人事に相談するが、例によって海自の人事は手早い。横監人事機関科担当も、手元の書類を見て、履歴と既往症を確認。手持ちのコマもある。直ぐに自艦隊司令部にいる1曹と交代しないかという話を持ってきれくれた。船越自衛艦隊司令部の1曹さん、家庭の都合で艦艇乗組はできないが、24時間交代の司令部は差し支えない人。勤務年数が長すぎて転勤が必要で先方もお代わりが必要とのこと。これは渡りに船。
それを3陸佐に言い、本部にも伝える。3陸佐には「己が言ったとおりに言えばお代わりが来る、それでこの問題は解決」となしと言いくるめた。だが、今度は本部のオナゴ3陸佐が文句を言ってきた。「人事事項は全て本部が掌握し交渉する、隷下部隊が勝手にやるな」という横ネジ。
しかし、このネーチャン、件の1曹のことは何も知らない。隊本部は離れたところにあるので、こっちの名前と顔も一致しない。そもそも、海人事の仕組みを知らないので、どうやったらいいのかを知らない。
その仕事もお座なり。次の週だったか?「人事の件、どうなったか」を聞いたら、結局は統幕に「お代わりよこせ」と投げたと偉そうに言っていた。それで仕事は終わりとでも言うのだろう。横監人事と調整はする立場にないとも言っていたが、それじゃお代わりが来るはずもない。当の1曹も通勤で苦しんでいるのにそれもない。
しょうがないので、横監人事に電話をしたが、「それじゃ人事は進まんね」と呆れ声だった。結局は、当人を知っている分隊長、分隊士と話さなければ人事は進まない。しかし部隊は統合部隊でそれはいない。強いて言えば、己と准尉になるので、とりあえず実情を連絡。
次に1科長の2海佐に話をつけ、こっちの総務班長の3海佐に話をつける。当然、市ヶ谷と船越のスワップで行くしかないという話になる。人事のやり方が違うので、それで陸を押し切ろうという話になった。
だが、またネーチャンがやってくれた。ウチにいる1曹は40で応急工作、交代1曹は50過ぎで内燃、体力や配置上、交代は不都合である。人事としては認められないといったもの。50過ぎで1曹で、司令部勤務で外に出そうなんて地雷じゃないのかとも言う。そんなことは百も承知で、こっちも腰が壊れているのを出すのだから、多少問題があっても等価交換だろうというが聞かない。じゃあ、あなたが横監人事と話して、代わりを見つけてこいというと、それは私の仕事ではないという。どうしようもない話だった。
職場に戻って、先任相当の陸曹長(生徒のイラク帰り)に話すと、曹長さん「現場不在だ」といって怒る。で、厄介な問題に触ろうとしない3陸佐をつつく。腰が悪い本人や、その仕事を負担をする曹士のこと考えているのかと説教する。今から私とあなたで1科に行って話をつけて、明日でも車借りて一緒に横監にいって人事進めようという。だが、ご本尊の3陸佐はいやそれはできないの一点張りだった。曹長もそうとうカッカきて、隊本部の先任伍長(准陸尉)のところに談判に行ったみたいだが、そっちも進捗はしない。
そうこう押し合いしているうち、当の1曹に深刻な事態が起きた。「こりゃ切り貼りしなきゃ駄目」といった状況で、今度は50日だかの病休になる。病休になったあとで、間抜けなネーチャンが「自艦隊の1曹でもいい」と言い出すが、船越も、病休で勤務できない人間と交換してくれるわけもない。そして、今まで交代できると言っていたのはウソなのかとバカなことを抜かしていたよ。
このWACは1期下相当の通信幹部なのだが。本部での当直幹部交代には来ないといったアレなところがあった。0915に課業初めなのに、0910頃になってようやく職場に来る。そして当直エリアに来ないで、自分の机に座りだす。頭にきたので、席の近くまで行って、脚をトントン鳴らしてやってようやく交代に気づいたが、ここでやってくれと抜かしたよ。あなた何様かねと口をついてしまったよ。
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