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- » 2025 . 02
Category : ナショナリズム
中国空母が就役する云々の話がある。軍事バランス云々で、中国空母が気になるなら、日本もCTOL空母風を作ればいいんじゃないの。中国にしたところで「性能よりも、保有していることが大事」と考えている。日本もそれが気になるなら、適当にでっち上げればいいんじゃないのかね。
中国空母の能力は限定的でしかない。カタパルトがない、艦載機もホンモノではなく陸上機転用、固定翼AEWほかの支援機もロクロクない。この点は、中国指導部も認識している。それでいてなお、保有する象徴的な意義に比べれば大した問題ではないと考えている。こういった内容の記事が、去年のウォール・ストリート・ジャーナルだったかで出ていた。確かに納得できる話。
中国は空母を持って安心したいんだろ。ゲームの相手である米国が空母を持っていて、中国が持っていないのは問題なわけだ。中国人はそう考えているんじゃないの。近代中国の歴史は、海軍力にいいようにやられた歴史である。海軍力での劣勢はいい気持ちもしない。
実際、清朝はアヘン戦争以来、列強の海軍力でいいようにされた。清朝再末期には、海軍力を整備した日本にまで負けた。日清戦争では、核心的利益である朝鮮半島も引き剥がされた。
民国も日米海軍力を前に苦渋を舐めている。あまり知られていないけど、中華民国は、日本の海軍力によりほぼ完全な海上封鎖を受けている。日華事変では、日本は概ね大陸を封鎖したといっていい。
新中国も海軍力を前に苦渋を舐めた。朝鮮戦争以降、台湾回収は米海軍力により果たせなかった。それ以降、1970年代、ニクソン訪中まで中国沿岸は米海軍力の脅威にさらされていた。当時は、軍需工場を内陸部、成都や重慶に疎開させたほどだ。1996年、米空母機動部隊の台湾海峡突破も、新中国から見れば米海軍力による中国国内問題への介入である。
中国は米だけが空母を持つことに脅威を感じている。米国が強力な空母を持っていて、中国が持っていないことはバランスが悪い。とにかく、空母がなければ安心できない。核兵器を持てば安心するアレと同じなのだろう。もちろん性能は二の次の話。
そして、日本がその中国空母が気になるなら、日本もCTOL空母風を持てばいいんじゃないの。「ひゅうが」なり、いま作っている22DDHなり、あるいは商船規格でそれっぽいの作ればイイんじゃない。それで安心できるわけだ。
艦載機も、ゴスホークあたりなら運用できるだろ。将来安泰かどうか不明なF-35Bとか、大掛かりな設備が必要なF-18と違って、ソコソコの値段で運用出来んじゃないの。サイドワインダーとMARTEクラスのASM詰めればイイんじゃないの。
中国が空母を持っていて、日本が持ってないことが気になる。それなら、形だけCTOL空母持てば安心できるんじゃないのかね。核だって同じ兵器を持つと途端に安心する。弾道弾でも、対抗手段MDがあるというだけで安心しているわけだ。まあ、核やMDの効果なんてイワシの頭程度かもしれないけどね。安心できるならそれでいいというわけだろ。それなら、中国と同じように空母を買えば済む話じゃないのかね。
海軍力で劣位に立つのは、日本人にとって恐怖なわけだ。日清戦争以前、清朝海軍力と拮抗していた時期、日本は中国を脅威に感じていた。逆に、日清戦争以降は大陸に脅威は感じていない。ロシアもそうです。日露戦争以前のロシア、あるいは冷戦後半期のソ連は、海軍力で優位に立てないので脅威だった。それが日露戦争、冷戦崩壊以降は、気にする必要もなくなった。海軍力で優位ならなんでもないが、劣位ではないかと感じると気が気ではない。
日本にとって重要なのは、海軍力での優位を維持すること。そこで空母が気になるなら、日本も空母を作ればいい。財源は、まあ金もないことですから、ゲームで役に立たない陸自を減らすしかない。あるいは、建造費と航空機購入費なら、募金でも募ればいいんじゃないですか。あのなにもない島で10億集まったのでしょうから、空母建造募金でも募ればそれなりに集まるかもしれない。公務員の給料1割カットして建造費に突っ込むやり方も、100年前にやった実績もあるしね。
中国空母の能力は限定的でしかない。カタパルトがない、艦載機もホンモノではなく陸上機転用、固定翼AEWほかの支援機もロクロクない。この点は、中国指導部も認識している。それでいてなお、保有する象徴的な意義に比べれば大した問題ではないと考えている。こういった内容の記事が、去年のウォール・ストリート・ジャーナルだったかで出ていた。確かに納得できる話。
中国は空母を持って安心したいんだろ。ゲームの相手である米国が空母を持っていて、中国が持っていないのは問題なわけだ。中国人はそう考えているんじゃないの。近代中国の歴史は、海軍力にいいようにやられた歴史である。海軍力での劣勢はいい気持ちもしない。
実際、清朝はアヘン戦争以来、列強の海軍力でいいようにされた。清朝再末期には、海軍力を整備した日本にまで負けた。日清戦争では、核心的利益である朝鮮半島も引き剥がされた。
民国も日米海軍力を前に苦渋を舐めている。あまり知られていないけど、中華民国は、日本の海軍力によりほぼ完全な海上封鎖を受けている。日華事変では、日本は概ね大陸を封鎖したといっていい。
新中国も海軍力を前に苦渋を舐めた。朝鮮戦争以降、台湾回収は米海軍力により果たせなかった。それ以降、1970年代、ニクソン訪中まで中国沿岸は米海軍力の脅威にさらされていた。当時は、軍需工場を内陸部、成都や重慶に疎開させたほどだ。1996年、米空母機動部隊の台湾海峡突破も、新中国から見れば米海軍力による中国国内問題への介入である。
中国は米だけが空母を持つことに脅威を感じている。米国が強力な空母を持っていて、中国が持っていないことはバランスが悪い。とにかく、空母がなければ安心できない。核兵器を持てば安心するアレと同じなのだろう。もちろん性能は二の次の話。
そして、日本がその中国空母が気になるなら、日本もCTOL空母風を持てばいいんじゃないの。「ひゅうが」なり、いま作っている22DDHなり、あるいは商船規格でそれっぽいの作ればイイんじゃない。それで安心できるわけだ。
艦載機も、ゴスホークあたりなら運用できるだろ。将来安泰かどうか不明なF-35Bとか、大掛かりな設備が必要なF-18と違って、ソコソコの値段で運用出来んじゃないの。サイドワインダーとMARTEクラスのASM詰めればイイんじゃないの。
中国が空母を持っていて、日本が持ってないことが気になる。それなら、形だけCTOL空母持てば安心できるんじゃないのかね。核だって同じ兵器を持つと途端に安心する。弾道弾でも、対抗手段MDがあるというだけで安心しているわけだ。まあ、核やMDの効果なんてイワシの頭程度かもしれないけどね。安心できるならそれでいいというわけだろ。それなら、中国と同じように空母を買えば済む話じゃないのかね。
海軍力で劣位に立つのは、日本人にとって恐怖なわけだ。日清戦争以前、清朝海軍力と拮抗していた時期、日本は中国を脅威に感じていた。逆に、日清戦争以降は大陸に脅威は感じていない。ロシアもそうです。日露戦争以前のロシア、あるいは冷戦後半期のソ連は、海軍力で優位に立てないので脅威だった。それが日露戦争、冷戦崩壊以降は、気にする必要もなくなった。海軍力で優位ならなんでもないが、劣位ではないかと感じると気が気ではない。
日本にとって重要なのは、海軍力での優位を維持すること。そこで空母が気になるなら、日本も空母を作ればいい。財源は、まあ金もないことですから、ゲームで役に立たない陸自を減らすしかない。あるいは、建造費と航空機購入費なら、募金でも募ればいいんじゃないですか。あのなにもない島で10億集まったのでしょうから、空母建造募金でも募ればそれなりに集まるかもしれない。公務員の給料1割カットして建造費に突っ込むやり方も、100年前にやった実績もあるしね。
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Comment
No title
13:25
だむ
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Re: No title
13:31
文谷数重
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> そんなんより、アメリカ人原潜貸してくんないかなあ。別にシーウルフ級とかバージニア級とか言わずに、改ロス級の古いのでいいから5隻か6隻ぐらい