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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

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2015.05
31
CM:56
TB:0
20:54
Category : 未分類
 飛行機の複合材はいつまで持つかわからない。補修技法はあることにはあるが、長期的な実績はない。一応、MCMV船体のFPR/GRPサンドイッチならば、アンコ入れ替えとラミネート貼りでの30年の補修実績がある。だが、船と飛行機は違う。限界まで軽くしたあげく、力の挙動がめちゃくちゃな飛行機の主翼はどうなるかはわからない。

 その伝で、F-2はF-15よりも先に退役するのではないかという話を聞いたことがある。ありそうな話ではある。

 そうなると、F-15とF-2が2030年近くにどっちも一気に退役になるのではないかね。その際にはF-35しかないが、その頃になれば使いもしない機構をイッパイ載せた新バージョンで値段も今以上に高くなっているだろう。

 そう考えれば、国産の安価な戦闘機の余地はあるんじゃないですかね。エンジン在庫のあるF-110、F-135に合わせ、レーダは今あるやつを適当に積む。技術関係が頼んでもいない冒険をしないように、要求性能を低くした雑な機体ね。それこそF-1レベルの、対艦攻撃と限定的な防空戦能力もったような飛行機でよい。

 前々から言ってるけど、防空とスクランブルならF-104でも使える。東日本太平洋側や北日本ならそれでいい。エアフレームの設計をかりて、F110をつめるようにしてエンジンに、適当機体と共通するレーダ入れて、機関砲と国産のアムラームもどきを詰めば充分であるわけだ。対艦攻撃や対地攻撃を重視するならA-7あたりの設計そのままもらって拡大すればいいと思うよ。要求性能を低めに抑えれば、10年+で開発できるんじゃないですけな

 まあ、F-3はダメだろうね。できもしない世界最先端を狙っているから上手くいかない。中途半端なものでもクソ高くなる上、開発はえらく遅延するだろうよ。エンジンまで国産と言っているから、そのエンジンが要求性能を満たせないけど、どうにか使える段階が2030年くらいじゃないの。それで値段はF-35の2倍3倍では意味は無いでしょう。