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国際的指揮者・新国立劇場オペラ部門芸術監督 若杉弘さん死去

2009年7月23日(木)

 私が中学生の頃から有名だった指揮者の若杉弘さんが亡くなられたそうです。

一昨日、7月21日のこと。

新国立劇場オペラ部門芸術監督を努めておられました。

御冥福をお祈り申し上げます。 合掌!

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国際的指揮者、若杉弘さん死去


                 読売新聞 2009年7月21日(火)22:55

 日本を代表する指揮者の一人で、新国立劇場オペラ部門芸術監督の若杉弘(わかすぎ・ひろし)さんが21日午後6時15分、多臓器不全のため亡くなった。74歳。

 告別式は近親者で行い、後日お別れの会を開く。喪主は妻、長野羊奈子(ながの・よなこ)さん。

 東京都出身。東京芸大指揮科卒業。大学卒業と同時にNHK交響楽団指揮研究員となり、1963年、東京交響楽団を指揮してデビューした。65年読売日本交響楽団常任指揮者。ドイツに移り、ケルン放送交響楽団首席指揮者、デュッセルドルフのライン・ドイツ・オペラ音楽総監督を務め、小沢征爾さんと並ぶ日本の国際的指揮者として活躍。2007年9月から新国立劇場オペラ部門芸術監督に就任した。

 優秀な音楽性と卓抜した指導力に基づく国内外での指揮活動などで第48回日本芸術院賞を受けるなど、受賞は多数。94年に日本芸術院会員となった。97年から東京芸大教授に就き、後進を指導した。

 08年7月から、 膵臓 ( すいぞう ) の疾患などで療養していた。 


若杉弘さん死去=指揮者で新国立劇場芸術監督(時事通信) - goo ニュース

若杉弘さんが死去 新国立劇場オペラ芸術監督(共同通信) - goo ニュース

新国立劇場運営財団のおくやみの言葉

若杉 弘 新国立劇場オペラ
  芸術監督のご逝去にあたって
 

当財団の若杉 弘オペラ芸術監督におかれましては、2009年7月21日多臓器不全のためご逝去されました。日本のオペラ界はもちろん広く音楽界にとりましても、誠に哀惜の念に堪えないところであり、ここに深く哀悼の意を表します。

若杉監督は、新国立劇場の記念すべき開場10周年を迎える2007年にオペラ芸術監督に就任され、ヨーロッパの“音楽劇場”で培った経験をもとに、当劇場を国立の劇場としての地歩を固め、新国立劇場独自の顔を創るべく多大なご尽力をいただき、貴重な財産を遺してくださいました。
歌舞伎に倣って「オペラ十八番」と呼ぶに相応しい普遍的な名作を取り上げるとともに、日本オペラの黎明ともいわれる1940年初演の『黒船―夜明け』をはじめ、先月には坂田藤十郎さん演出の戦後作品『修禅寺物語』も成功裏に上演することができました。また、『軍人たち』や『ムツェンスク郡のマクベス夫人』といった20世紀オペラを紹介し、オペラの伝統を守った舞台から今日的なスタイルでの上演まで、多くの方々から高い評価を得ていたところであります。

芸術監督在任中のご逝去は、大変残念であり、まさに痛恨の極みでありますが、来年夏までの若杉監督第3シーズンの企画については諸準備もほぼ整い、最後を飾る2010年6月の創作委嘱作品『鹿鳴館』の世界初演に至るまで、氏が選定された意欲的なオペラ作品に、劇場関係者がその遺志を継ぎ一丸となって取り組む所存でおります。

若杉監督のご冥福を改めてお祈りするとともに、今後とも関係の皆様のご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。

              財団法人新国立劇場運営財団
                     理事長 遠山 敦子
2009年7月21日
 




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